- 買ってよかったイヤホン&ヘッドホンを10個紹介!
- 今年は完全ワイヤレスイヤホンばかり買ってた!
- 来年のイヤホン・ヘッドホンのトレンドも勝手予想!
2019年はTWSの当たり年!
2019年、気づけばイヤホンとヘッドホンばかり買ってました。そこで、今年買って良かったおすすめのBluetoothイヤホン・Bluetoothヘッドホンをランキング形式で振り返ります。
それくらい魅力的なイヤホンが多かったもんねー!
Bluetooth新時代ですわね。
買ってよかったイヤホン&ヘッドホンランキング
ってことで、第10位〜第1位までランキング形式で紹介するやよ!どぞ!
【第10位】AVIOT『TE-D01d-kzn』
- QCC3026搭載で9時間再生可能。
- IPX4準拠で生活防水仕様。
- モバイルバッテリー機能も搭載。
- フラットで聞きやすい音質。
- 混雑時に片側だけ途切れやすい。
- USB端子同士の距離が近い。
- 最小音量が他社に比べて大きい。
- USBがMicro USB端子。
第10位は、日本初で目下躍進中のメーカーAVIOTの『TE-D01d-kzn』。キズナアイとコラボした限定モデルの完全ワイヤレスイヤホン。
バランスの良い音の傾向を持っており、1万円台で購入できる完全ワイヤレスイヤホンとしては、非常にまとまりがある印象でした。
SoCも発売当時は珍しかったQualcomm『QCC3026』を搭載しており、9時間の連続再生を実現。個人的には 完全ワイヤレスイヤホン=電池持ちが悪い を払拭したモデルでもあります。
ただ、QCC3026のせいなのか、チューニングのせいなのか、突然片側のチャンネルだけが行方不明になるという現象もしばしば…。そのぶん、順位を落とした感じです。
【第9位】JBL『UA SPORT WIRELESS FLASH』
- 2種類の外音取り込み機能。
- IPX7準拠の防水対応。
- JBLらしいキリッとした低音。
- イヤホン単体で5時間連続再生。
- 充電ケースがちょっと重い。
- USBにキャップは不要だった。
第9位は、老舗スピーカーメーカーJBLの『UA SPORT WIRELESS FLASH』。UNDER ARMOURというスポーツメーカーとのコラボで、タフでスポーティーな完全ワイヤレスイヤホン。
一時期かなりお気に入りだったので、数か月ずっとメインで使っていました。とにかく量感のある低音、キレはないがドスッとした沈み込み、これにハマると抜け出せないくらいの低音域のオーラで奏でてくれます。
また、今でこそ当たり前になってきている『外音取り込み機能』もいち早く搭載。iPhoneユーザーには嬉しいAACコーデックにも対応しています。
気に入っているのに9位な理由は、単純にほかの完全ワイヤレスイヤホンが魅力的になってしまったから。日進月歩な完全ワイヤレスイヤホン界隈、人気イヤホンですら時間というものには勝てなかったというわけです。
【第8位】Sony『WI-1000XM2』
- 圧倒的なノイキャン性能。
- 大納得の高音質。
- 超優秀なアプリ。
- リモコンが使いやすい。
- 有線も無線もハイレゾ対応。
- DSEE HXが超強力。
- 高級感がもう少しほしい。
- USBポートのキャップ不要。
- ケースが少し大きい。
第8位は、発売ホヤホヤのSonyの『WI-1000XM2』。ここまでずっと完全ワイヤレスイヤホンでしたが、唯一のネックバンドイヤホンでラインクイン。
一言で表すと、とにかくノイズキャンセリング機能が絶妙に使いやすく万人受けする感じ。AirPods Proのような圧が強いノイキャンではないので、誰でも受け入れられるタイプのノイズキャンセリングだと思います。
音質もSonyの1000Xシリーズらしくバランスが良い優等生。LDACコーデックに対応しており、ハイレゾワイヤレスで音質を楽しめる(非ハイレゾもアプコンでハイレゾ相当に!)のも大きな魅力。しかも、有線接続対応で至れり尽くせり。
順位を落とした理由は特にないのですが、高級ネックバンドイヤホンは、完全ワイヤレスイヤホン全盛期では好みが出る(分が悪い)のでちょっと控えめな評価にしました。
【第7位】Beats by Dr. Dre『Powerbeats Pro』
- Apple H1で超高速ペアリング。
- 片側だけでも利用可能。
- 通信の安定性はトップクラス。
- 装着感が抜群の良い。
- AirPodsと同じ使い勝手。
- Qiワイヤレス充電非対応。
- 充電ケースが大きめ。
- 外音取り込み機能非搭載。
第7位は、Apple傘下になりますます人気になっている、Beats by Dr. Dreの『Powerbeats Pro』。はい、一時期予約殺到していたBeatsの完全ワイヤレスイヤホンの新作モデル。
完全ワイヤレスイヤホンではあるが、耳掛けタイプになっている本機。好みはあるかもですが、そのぶん外れにくく、まさにスポーツやワークアウト向けといった感じのフィット感の良さがあります。当然、スポーツでの利用を想定しているので耐汗仕様なのもマル。
音質も以前のBeatsのような癖はもはやなく、普通に高音質(チープな表現ですが)になっています。ブーミーな低音は出ないので、聞く曲も選ばなくなった感じですね。
個人的には高評価な完全ワイヤレスイヤホンなのですが、Qiによるワイヤレス充電非対応(しかもLightning)なので、取り回しという面で順位を下げています。
【第6位】Samsung『Galaxy Buds』
- 高音域の明瞭感がAKGらしく良い。
- USB端子が最新のUSB-C。
- Qiのワイヤレス充電にも対応。
- 専用アプリでカスタマイズ可能。
- iOS向けに専用アプリがない。
- Ambient modeがiPhoneでは使えない。
- 充電ケースのバッテリー搭載量が少ない。
第6位は、スマホメーカーであるSamsungの『Galaxy Buds』。こちらも完全ワイヤレスイヤホンで、AKGチューニングなニクいモデルです。
個人的に完全ワイヤレスイヤホンの“ケース”で必須だと思っている、小型・USB-C・Qiという三拍子が揃っている本機。とにかく取り回しの良さと使い勝手の高さが光るイヤホンで、超お気に入りTWSの1つになっています。
音質はSamsungということで、すぐにイメージがピンと来ないですが、そこはAKGチューニング。量感はないが透明感のある高音域が特徴で、そこがAKGらしいと感じる部分だったりします。高音域が好きな人ならおすすめなモデルですね。
お気に入りですが、評価を落とした理由は、完全にAndroid特化ということ。iPhoneでも使えますが、機能の割り振りなどができないのでちょっぴり不便です。Galaxyを買えという撒き餌イヤホンなのかも…!?
【第5位】LIBRATONE『TRACK Air+』
- ノイキャン搭載+30段階の任意調整可能。
- 外音取り込み搭載で便利。
- IPX4対応で水にも強い。
- 幅広く対応しているBluetoothコーデック。
- 北欧らしい美しいデザインセンス。
- イヤホンが若干取り出しづらい。
- 充電ケースに剛性感が欲しい。
- アプリの日本語フォントが変。
第5位は、デンマークのオーディオメーカーLIBRATONEの『TRACK Air+』。ノイズキャンセリングと外音取り込みを搭載した、イマドキ完全ワイヤレスイヤホンです。
とにかく高機能は本機。トレンドであるノイズキャンセリングはもちろん、外音取り込みやTWS Plus(しかもQCC5121)、Qiワイヤレス充電など…なんでもござれな完全ワイヤレスイヤホンという感じ。もりもりなのです。
肝心の音質も北欧サウンドらしく、高音域が美麗なのが特徴。完全ワイヤレスイヤホン界隈は低音域重視なのが多い印象なので、高音域寄りの本機は希少性の高いモデルかもしれません。
特に順位を下げる理由はないのですが、強いて言うならば…充電ケースのヒンジが華奢な気がするところ。おそらく杞憂で終わりそうですが、もうちょっとしっかり作ってほしいかなぁ…。
【第4位】Sony『WH-1000XM3』
- QN1チップによる高いノイズキャンセリング性能。
- 有線・無線のどちらでもハイレゾ対応。
- Bluetooth転送時に圧縮音源をアプコン。
- タッチパッドは意外と操作性が良い。
- 折りたたむと比較的コンパクト。
- 『クイックアテンションモード』がエモい。
- 汚れやすそうなマット塗装。
- Apple W1のような素早いペアリング切り替え不可。
第4位は、またまたSonyの『WH-1000XM3』。1000Xシリーズのノイズキャンセリング搭載Bluetoothヘッドホンです。(1000Xをすべて持ってる人)
個人的にはイヤホン派なので、あまりヘッドホンは買わないのですが、これは別。装着感が柔らかく包み込まれる感じで、ヘッドホンの圧迫感が苦手な人でも使っていられる感じ。なので、本機を買ったというわけなのです。
ノイズキャンセリングの効果も絶大で、外音取り込み機能のイヤーカップを覆えば即使えるUXの高さも良き。ヘッドホンに馴染みのない人ほど、使ってほしいおすすめのBluetoothヘッドホンだったりします。
順位を下げる理由は特に“ナシ”ですね。個人的にはほぼ満点。…でも、4位止まりな理由は、やっぱり私はイヤホン派だから。ごめんなさい…。
【第3位】Sony『WF-1000XM3』
- 完全ワイヤレス史上最強音質。
- AirPodsのような使い勝手の良さ。
- デバイスを選ばずにTWS機能が使える。
- ノイキャンONでも6時間使える。
- 片側だけでも利用可能。
- 充電ケースが大きめ。
- 少し価格が高価。
- タッチボタンは評価が分かれる。
- コンパニオンアプリは要改善。
いよいよトップ3!な第3位は、またまたまたまたSonyさん。その中の『WF-1000XM3』でっす!発売当初に爆発的人気を生み出した、2019年完全ワイヤレスイヤホンの雄。
もし、あなたがWALKMANやiPhoneでもTWS Plus機能を使いたいと思っているなら、このWF-1000XM3一択!なにせ、本機のTWS Plus機能は独自チューニングを施して、どのデバイスでもTWS Plus機能が使えるようになっているのです。うーん凄い!
音質もバランス重視で耳馴染みや良く、ノイズキャンセリングも外音取り込みもバッチリ。しかも、途切れにくい。デバイスを選ばない完全ワイヤレスイヤホンという意味では、2019年ベストバイ間違いなしでしょう。アップデートでリモコン機能が強化されたのもマル。
3位と止まってしまった理由は、Qiワイヤレス充電がほしかったから。そして、せっかくならLDACコーデックを搭載してほしかった(仮に搭載したら、バッテリー持ちが2時間とかになるらしい)という欲張りな部分からですね。
【第2位】Apple『AirPods Pro』
- 音質がAirPodsより大幅向上。
- ノイズキャンセリングが超効く。
- 外部音取り込みモードがエモい。
- 充電ケースがかなりコンパクト。
- 機能の作りが非常に細かい。
- 従来よりも操作性が向上した。
- 充電ケースが傷つきやすい。
- 同価格帯のTWSよりは音質が劣る。
- 賛否が分かれそうなLightning。
銀メダル!な第2位は…大人気の……Appleの………『AirPods Pro』!
私は事前情報ゼロで発売日に“期待値低め”で買ったのですが、その期待を良い意味で裏切ってくれた完全ワイヤレスイヤホンです。ひとことで言うと、2019年の完全ワイヤレスイヤホン界のノイズキャンセリングキング!それくらいノイキャンが効きます。まさに無音の世界の案内人。
音質が飛び抜けて良い…という感じではないのですが、完全ワイヤレスイヤホンに新たな指標を示したマイルストーン的存在な気がします。イヤホンにユーザビリティーやUXの概念を本格的に取り入れたモデルという感じ。iPhoneユーザーなら絶対買うべし!おすすめのおぬぬめのぬめぬめです(謎)。
ノイズキャンセリングの効きが凄いのもそうなのですが、それより外音取り込み機能が驚いたポイントでした。
完全ワイヤレスイヤホンに外音取り込み機能を搭載しているモデルは数あれど、ここまでナチュラルに外音取り込みをしてくれるイヤホンはありません。私が唯一、イヤホンを装着しながら、まともな会話ができると確信した完全ワイヤレスイヤホン。そこもユーザビリティーですよね。
1位じゃない理由は…やっぱり、音質が並だったことですね。
決して悪くない音質なので、買って損することはないのですが、音だけで考えるとコスパは良くないと思います。もう少し音に迫力と抜け感が欲しいかな!?
【第1位】Master & Dynamic『MW07 PLUS』
- ノイズキャンセリング機能搭載。
- 外音取り込み機能搭載。
- リモコン機能が充実。
- 急速充電に対応。
- イヤホン片側だけでも利用可能。
- 美しすぎるイヤホンケース。
- IPX5準拠の防滴性能。
- 最大40時間のロングライフバッテリー。
- 専用アプリがない。
- AACコーデック非対応。
- ケースに戻すと設定が強制オフ。
- Qiワイヤレス充電非対応。
- 価格が高すぎる。
- マルチポイント機能廃止。
2019年、イヤホン&ヘッドホンのベストバイは…Master & Dynamic『MW07 PLUS』!
完璧でもないし、総合力だとWF-1000XM3やAirPods Proのほうが上な気がします。それでも、1位にした理由…それが飛び抜けた音質。
完全ワイヤレスイヤホンで、ここまで艶めかしい中低音域を出すことにかなりの驚きを覚えた本機。まさに“聴かせる系”の音を奏でてくれる完全ワイヤレスイヤホンです。音楽を愉しく聞きたいと思える完全ワイヤレスイヤホン。それがMW07 PLUSといった感じです。
高級機に属するのにコンパニオンアプリがないことや、Qiワイヤレス充電に非対応なこと、AACコーデック非搭載なことは正直残念なのですが、そのネガティブポイントを取っ払えるくらいの音を奏でてくれます。言い過ぎかもしれませんが、イヤホンよりは楽器ライクなのかも。
ユーザビリティーよりも、ただただ音楽を真剣に楽しみたい。
そんなユーザーにおすすめなのが、Master & Dynamic『MW07 PLUS』であり、私の2019年度ベストバイイヤホンということになりました。価格は完全ワイヤレスイヤホンとしては最高級ですが、それでも音を愉しむならおすすめ。見た目もラグジュアリーで目にも愉しめます。
来年のイヤホン&ヘッドホン未来予想図
今年1年、ワイヤレスイヤホン・ワイヤレスヘッドホンを買い続けて思うのが…
- ノイズキャンセリング機能
- 外音取り込み機能
- 長時間バッテリー
は、もはや必須事項となってきているフシがあるということ。
きっと、これが来年のトレンドを紐解くカギになってくるはず。
ワイヤレスイヤホン・ワイヤレスヘッドホンは利便性重視で、音質は有線には劣る。
それはずっと覆らないものですが、これからのワイヤレスイヤホン・ワイヤレスヘッドホンは、音質を極限的にまで求める有線とは、まったく別路線で独自のスタイルを構築して歩んでいく気がします。
音質重視なら有線のイヤホン・ヘッドホン。
ユーザビリティー重視なら無線のイヤホン・ヘッドホン。
そんな感じに、同じ音響機器ではあるがユーザーが何を求めるかによって、お互いの進化の道が分かれた1年だったと思います。
そのことから、来年のイヤホン・ヘッドホン界隈というのは、音質を極限まで求める従来どおりの有線タイプと、今まで以上にユーザビリティーを向上させていく無線タイプ。そんな進化をしていくのではないかと予想しています。イメージで言うと、オーディオ的進化とガジェット的進化という感じです。
今年のモデルでいうと、AirPods Proがその典型例なはず。
ワイヤレスという枠組みでいうと、良い音を求めて高いお金を払って買うという構図から、これを買うことによって得られる体験に期待して買うという構図に遷移している気がします。それくらい、ノイズキャンセリングや外音取り込みというものが、普及し市民権を得たということでしょう。
来年にはBoseが『Bose Earbuds 500』と『Bose Noise Cancelling Earbuds 70』という完全ワイヤレスイヤホンを2機種発売します。
この2モデルには、AIアシスタントとの連携や『Bose AR』という機能が盛り込まれており、イヤホンが“スマートイヤホン”になる瞬間だと思います。ちょっとガジェット臭が強い気がしますが、ワイヤレス系は今まで以上にガジェットライクな進化をしていくでしょう。
まとめ「イヤホンもヘッドホンも…未来が見えた1年だった!」
そういうわけで、今年1年で購入したイヤホンとヘッドホンを、勝手にランキング形式で振り返ってみました。
こう振り返ると、とにかく“ワイヤレス”が強い年でした。
有線系はオーディオライクに、無線系はガジェットライクに、それぞれ進化をしていきそうです。なんだか、楽しくなってきましたね!
来年もイヤホン・ヘッドホンをどんどん買うやよ!
おまけ
いやぁ、久しぶりに語った気がする!
イヤホン散財が凄かったですなー。
1年間追っかけていると、今年後半のテクノロジーの伸びが凄い気がしますわね。
確かに、急にノイキャンブームになった感じはするやんね!
来年は何ブームになるのかなぁ…。
おわり
ほぼ完全ワイヤレスイヤホンランキングやねんけどね。