- 高音域の明瞭感がAKGらしく良い。
- USB端子が最新のUSB-C。
- Qiのワイヤレス充電にも対応。
- 専用アプリでカスタマイズ可能。
- iOS向けに専用アプリがない。
- Ambient modeがiPhoneでは使えない。
- 充電ケースのバッテリー搭載量が少ない。
Galaxy版AirPods!
Samsungの完全ワイヤレスイヤホン『Galaxy Buds』をレビューだっ!USB Type-CとQiワイヤレス充電対応…って、これは完全にAirPods意識!?AKGチューニングの音質もチェックします。


そんなの良かったのですか?

うん、めっちゃいい感じ♪
でも、iPhoneユーザーやと…ちょっと“ケチ”が付くかも?
目次
Samsung『Galaxy Buds』とは?
Samsung『Galaxy Buds』の特徴
- AKGチューニングで高音質。
- 充電は最新のUSB-CとQiに対応。
- スマホがGalaxyなら低遅延接続対応。
- スマホがAndroidなら設定をアプリから変更可能。
今回レビューするのは、Samsungから発売されている『Galaxy Buds』という完全ワイヤレスイヤホン。AKGチューニングということもあってか、かなーり発売早々人気なそうです。

AndroidやGalaxy特化なイメージやけど、今回はiPhone XSと接続してみるやよ。iOSでちゃんと使えるかもチェックのポイントやね!
iPhone(iOS)では、コンパニオンアプリ『Galaxy Wearable』が使えないので、イコライザー機能・外音取り込み機能・ボタン割り当てができません。ただ、イヤホンとしてはちゃんと使えます。
外観:充電ケースもイヤホン本体もコンパクト

早速、Galaxy Budsの本体を見ていくやよ!
まずは、Galaxy Budsの前面から。
兎にも角にも、Galaxy Budsの充電ケースは小さい!AirPodsよりはさすがに大きいけれど、大半の完全ワイヤレスイヤホンの充電ケースよりは小さい。つまり、コンパクト!うんうん。
ちなみに、本体中央にある“点”みたいなのは、充電のインジケーターです。残量が目視できるような感じではなく、本当にAirPods的なシンプルな感じ。開閉すると光って、残量が分かります。
こちらは、Galaxy Budsの後面。
見て分かるように、充電はUSB端子から行うのですが、そのUSBが『USB Type-C』であることが、かなーり嬉しいポイント。今どきのスマホはUSB Type-Cになっているので、ここがMicro USBじゃないことの嬉しさは計り知れない。
しかも、ワイヤレス充電のQi規格にも対応しているので、充電でUSBすら必要なかったりする。まさに、新時代の完全ワイヤレスイヤホン。
やっと、Galaxy Buds本体。
完全ワイヤレスイヤホンは、イヤホン部分が大きくなりがちですが、Galaxy Budsは非常にコンパクト。それなのに、耳への収まりが良い。光沢があるところが、タッチ対応のリモコン部分です。
1回タップ | 再生・停止 |
2回タップ | 曲送り |
3回タップ | 曲戻し |
長押し | Siri機動 |
iOSでのGalaxy Budsのリモコン機能。
名前からGalaxy専用なイメージですが、しっかりとiPhoneでも使えます。リモコン機能も制限(後述)がありますが、上記の動作はバッチリ対応しています。
最後に、Galaxy Budsの本体後面。
充電端子に紛れてある“黒っぽい点”は、どうやらセンサーらしいです。本当にAirPodsのGalaxy版という感じ。
付属品:ちょっと変わっているイヤーピース
Samsung『Galaxy Buds』の付属品
- ウィングチップ
- イヤーチップ
- USB Type-Cケーブル
- クイックスタートガイド
- 保証書

付属品はいたって普通の完全ワイヤレスイヤホンやね!
Galaxy Buds付属のイヤーピースの形状はこんな感じ。先端部分が2段階に凹んでいる感じになっています。見たことない形状ですが、使用感に影響はありませんでした。
製品ポイント:AKG譲りの高音域がGood!
Sound by AKGはダテじゃなかった
Galaxy付属のイヤホンは以前からAKGチューニングになっていますが、このGalaxy Budsも名門AKGのチューニング。となれば気になるのは、その音質。
Galaxy Budsの音質をひとことで表すと…スピード感あるソフトエッジ!
いわゆるドンシャリ的な音質ではなく、ボーカル域と高音域の主張が強めな感じです。かと言って、サ行が刺さるあの嫌な感じもありません。強い高音というよりは、スピード感のある高音なイメージ。

このGalaxy Budsの音質に合いそうなのは、アニソン・テクノ・EDMとかやね!うち的には、『Reol』がおすすめやよ!
USB-CとQi対応って次世代だね
USB Type-Cがデファクトスタンダードになりつつあるので、完全ワイヤレスイヤホンもUSB Type-Cに足並みを揃えてほしいと思っているのですが、Galaxy BudsはバッチリUSB Type-C対応。
さらに、Qiのワイヤレス充電規格に対応しているので、置くだけで充電もOK。Samsungのスマホ『Galaxy S10』など一部端末では、スマホからワイヤレス充電も可能。これぞ未来ずら!
ケースが超コンパクトで工作精度も高い
Galaxy Budsの嬉しいところはまだあって、充電ケース自体が非常にコンパクトなことが挙げられる。とにかく小さい!
しかも、マグネットで開閉するタイプ。なので、ボタン式と違ってバッグの中で誤って開いてしまうこともありません。正直、ケースの工作精度はAirPodsを超えています。

ほんとに美しいケースやから、店頭で一度見てほしい感じ!
Galaxy WearableはiOS非対応
残念なのは、『Galaxy Wearable』という専用のコンパニオンアプリが、Android専用でiOSでは非対応なこと。
もしAndroidユーザーなら、Galaxy Wearableを使うことによって、タッチボタンのキーアサインを変更できたり、外音取り込み機能も使えるのですが…。非常に多機能な完全ワイヤレスイヤホンなので、Galaxy WearableのiOS版が待たれます。

だから、iPhoneユーザーですとケチが付くということなのですね?

そうなんよ…。
iPhoneでも問題はないけど、Galaxy Budsの機能がフルで使えないのがもったいないんよね。
こんな人にオススメ!
Samsung『Galaxy Buds』をオススメできる人
- スマホがAndroidな人。
- USB-CでQi対応に魅力を感じる人。
- AKGらしい高音域が好きな人。

ちょっとiOSでの対応状況が残念やけど、このキレの良い高音域はめっちゃ捨てがたいんよね!

Androidスマホ全般やGalaxyユーザーなら、文句なしの性能なのですがね。

iPhoneでも過不足なく使えるし、ペアリングもスムーズやから気にはならないけど…アプリは欲しい!Samsungさん!!

この悩ましさだよね〜。
まとめ「アプリがiOS対応になれば…高音域最強の完全ワイヤレスイヤホン!」
Samsung『Galaxy Buds』は、とにかくAKG譲りの高音域の明瞭感が素晴らしい完全ワイヤレスイヤホン。
だからこそ、コンパニオンアプリ『Galaxy Wearable』のiOS版をリリースしてほしかったりします。そういう意味では、Androidユーザーのほうがいろいろ楽しめる完全ワイヤレスになっているかもしれません。

うち的には、iPhoneでも使えるって感じやけどね!
この記事で紹介したガジェット
おまけ

キズナアイの完全ワイヤレスイヤホンはー!?

あ…あれね!あっちもレビューするやよ!

完全ワイヤレスイヤホンだらけですね…。

もうすぐ『Powerbeats Pro』も出るから…また増えるんやけどね。
おわり
Androidユーザーなら、2019年ベストバイな完全ワイヤレスイヤホンになるかも?