- IPX7等級防水性能搭載。
- 安価だがTWS機能搭載で片耳モード利用可能。
- 充電ケースが小型でコンパクト。
- リモコン機能は全操作が可能。
- 装着に慣れが必要。
- 操作系は物理ボタンが良かった。
- 充電がMicro USB端子。
この値段でこのクオリティーとは!
TaoTronicsの新作完全ワイヤレスイヤホン『SoundLiberty 77』をレビュー。安価なBluetoothイヤホンだが、Bluetooth 5.0・IPX7防水対応・片耳モード・接続安定化技術搭載…って、ある意味コスパ最強では!?
おおー!
スペックは良さげだもんねっ!
あとは、肝心の音質ですね。
目次
TaoTronics『SoundLiberty 77』とは?
■SoundLiberty 77のポイント
- ライトニングペアリング技術採用。
- IPX7等級防水性能対応。
- TWS Plus的なMCsync技術採用。
- 片耳モード対応。
今回レビューするのは、TaoTronics『SoundLiberty 77』という完全ワイヤレスイヤホン。
メーカー価格が6,999円なので、比較的安価なのが特徴。なので、完全ワイヤレスイヤホンを初めて使ってみる人の入門機としてピッタリな位置づけになっています。
コスパ重視の完全ワイヤレスイヤホンってことやね!
本体
SoundLiberty 77の充電ケースは、比較的小型な部類に入る。実測値で 7mm(W) × 3.3mm(D) × 2.2mm(H) というサイズ感。ちょうど、Galaxy Budsと同じくらいの大きさ。
ケース前面には、充電状態とバッテリー残量を示すインジケーターが搭載されている。LEDが1灯でなく、25%刻みの4灯で非常に視認性が良く確認しやすい。
SoundLiberty 77の充電は、充電ケース後面にある『Micro USB』端子から行う。ここがUSB Type-Cだったら…。
充電ケースの蓋はマグネットで開閉するタイプ。
ちなみに、蓋を開けた瞬間にイヤホンが自動でペアリングしにいく仕組み。これが『ライトニングペアリング技術』だそうだ。
SoundLiberty 77のイヤホン本体はこんな感じ。
本体はちょっと大きめな印象だが、意外と女性でも大丈夫でした。
左 | 右 | |
1回押し | 音量ダウン | 音量アップ |
2回押し | 再生・停止 | 再生・停止 |
3回押し | 曲戻し | 曲送り |
1回押し | AIアシスタント起動 | AIアシスタント起動 |
SoundLiberty 77のリモコン機能一覧。
SoundLiberty 77はタッチボタンになっています。操作自体は上表のような感じ。音量も曲戻しも全部可能です。
SoundLiberty 77のイヤホン本体にはマグネットが仕組まれているので、充電ケースのPogoピンとサクッとひっつく感じ。落ちることもなく良き良き。
付属品
■SoundLiberty 77の付属品
- クイックスタートガイド
- ユーザーガイド
- USB Type-A to Micro USB ケーブル
- イヤーピース
ユーザーガイドは多言語対応で、しっかりと日本語の記載もされています。当然ですが、技適マークもありますのでご安心を。
ココがGOOD
音質:価格を考えれば充分高音質
音質を「高音質」と言うのは簡単だが、個人的には価格とのバランスでジャッジするようにしている。でないと、コスパを無視してしまうからだ。それを踏まえて、SoundLiberty 77の音質は充分高音質と言えるのではないかと思う。
音の傾向としては、シャキっとした高音域が強めな感じ。結構、装着感で音がガラッと変わる印象を受けたので、リスニングの際はしっかりと装着するようにしてほしい。スイートスポットに嵌ると、わりとドスッとして低音が出てくるので、耳触りも非常に良くなる。
このドンシャリサウンドを楽しむなら、『BABYMETAL』とかが合いそうかもやよ!
TWS機能:この価格で対応という夢
なんと、1万円以下にもかかわらず、SoundLiberty 77にはAiroha社の『MCsync』という接続安定化技術が使われている。これにより、両方のイヤホンが親機になり、イヤホンを片方だけでも使うことが可能。
どんなTWS技術が使われているか(TWS PlusやApple H1など)気になったので調べてみたのですが、Airoha Technology『AB1532』というBluetooth TWSチップが使われていました。
リモコン:音量も再生停止も曲送り戻しもOK
本体紹介のときに紹介したように、
- ボリューム上げ下げ
- 再生停止
- 曲戻し曲送り
- 音声アシスタント起動
のすべての動作がイヤホン上で行える。
完全ワイヤレスイヤホンを10種類弱持っている筆者だが、ボリュームの上げ下げができる種類は数少ないと感じている。なので、イヤホン側でボリューム調整をしたいユーザーなら、このSoundLiberty 77を検討するべきでしょう。
防水:IPX7等級防水でジョギングやジムのお供に
SoundLiberty 77は、安心のIPX7等級防水性能を持っている。なので、スポーツ時も安心して利用可能。
完全ワイヤレスイヤホンの購入動機として、運動時に使いたいという人は少なくないはず。もしあなたがジョギングやジムのお供に完全ワイヤレスイヤホンを考えているなら、SoundLiberty 77も大いにアリ。
ココがBAD
ボタン:タッチより物理が便利
個人的には、完全ワイヤレスイヤホンのボタンは物理ボタンがベストだと思っている。それは、タッチボタンだと、意図せず作動させてしまったり、2回押しとかがやりにくいからだ。
SoundLiberty 77はタッチボタン式なのですが、2回押しまでは大丈夫だが、3回押しになるとちょっと反応…というか、連続押しのタイミングを掴むまでコツが必要だと感じた。
現実的にリモコンとして便利なのは、2回押しの再生停止までやね。
装着感:決して悪くないが慣れが必要
先に言っておくが、SoundLiberty 77の装着感は決して悪くない。むしろ、フィットする感じもするので良い部類に入るかもしれない。
しかし、音がバシッと決まる“スイートスポット”的な場所が見つかりにくい印象を受けた。おそらく、イヤーピースが柔らかめなのが原因なのかもしれない。
なので、芯が固めのイヤーピース(ハイブリッドイヤーピースやSpinFit)に交換すると改善されると感じた。(あまり大きなイヤーピースを装着すると、充電ケースの蓋が閉まらなくなるので注意)
まとめ「慣れは必要だがコスパ最強な完全ワイヤレスイヤホン有力候補かも?」
TaoTronicsの『SoundLiberty 77』をレビューしてきたが、これが1万円以下で買えることに驚きがあったりする。まさか、この価格でTWS機能が搭載されているとは…。しかも、IPX7等級の防止にも対応している。
音質的には高音域強めなドンシャリ傾向で、装着感次第でかなり音が変わってくる感じ。なので、装着に慣れるか、別途自分に合ったイヤーピースを買うといいだろう。とにかくコスパ最強だ!
音質も上を見ればキリがないけど、費用対効果は間違いなく高いやよ!
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おまけ
約7,000円でTWS機能搭載ですか…。
片方だけで使える完全ワイヤレスイヤホンって、わりと高額なイヤホンに多い感じなのにねー!
やんね!
音切れも少ないし、利便性の高い完全ワイヤレスイヤホンって感じやったよ!
おわり
1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンを探してるなら、かなり有力候補かも!?