この記事はradius様よりレビュー用サンプルを頂いて記事を書いております。
- radius『HP-R300BT』 = 一瞬で感じる“radius”感
- デュアルダイナミックドライバー × LDAC で完全無欠
- 待ちに待ったスマホアプリ『NeSYNC』対応が嬉しい
完全ワイヤレスイヤホン、radius『REALTÀ Series HP-R300BT』をレビュー。待望のLDACコーデックとスマホアプリに対応。ドブルベを彷彿とさせる、デュアルダイナミックドライバー構成。…そう、「これぞradiusだ!」と言える逸品なのです。
ついにスマホアプリ対応となっ!?
1DD + 1BA のデュアルではなく、“2DDのデュアル”なのですね。
Bottom line
完全ワイヤレスイヤホンでありながら、 DD + DD というデュアルドライバー構造を採用。豊かな中低音と、ダイナミックさのある高音域が魅力。
ノイキャンこそ非搭載なものの、ヒアスルー・防水・スマホアプリ、というモダンな機能を搭載。
1.5万円前後の価格帯の中では、非常に意欲的な逸品。
Score
- Price 8
- Design 7
- Sound 8
- Function 8
- Usability 6.5
- Battery 9
ここがすき!
- パワフル&高解像度なサウンド
- 2DDというドライバー構成
- LDACコーデック対応
- スマホアプリ対応でアプデ可能
ここがうーん?
- ホワイトノイズが目立つ
- スマホアプリは発展途上
目次
本日のレビュー:HP-R300BT
radiusの名機『W』を彷彿とさせる、同軸配列のデュアルダイナミックドライバー採用!
キラキラとした繊細な高音域よりも、ガツンとくる迫力ある高音域が好きなユーザーに刺さるイヤホンやね!!
概要&特長
radius『HP-R300BT』は、“生きた音と、かたち”がキーコンセプトである、同社の『REALTÀ Series』に属する完全ワイヤレスイヤホン。
- デュアルダイナミックドライバー採用
- ハイレゾ認証コーデック『LDAC』対応
- 耳にフィットする有機的な筐体デザイン
- クリアな通話ができる『ENCデュアルマイク』
- 『IPX5』等級の防水対応
- スマートフォンアプリ『NeSYNC』対応
『完全ワイヤレスイヤホン』と言っても、用途目的に応じた形でカテゴリが細分化されつつある昨今。そんな数ある完全ワイヤレスイヤホンの中でも、radius HP-R300BTは、音楽そのものを“聴く”ユーザーのためのイヤホン、と言ってよいでしょう。
同軸上にオフセットされた2つのダイナミックドライバー『Synchro Motion Driver』や、Hi-Res Audio Wireless対応コーデック『LDAC』に対応しており、ハイレゾストリーミング時代にも対応できる高いポテンシャルを備えております。
スペック
HP-R300BT | |
---|---|
メーカー | radius |
型番 | ブラック:HP-R300BTK ホワイト:HP-R300BTW |
オーディオ | |
ドライバー | ダイナミック ×2 └ φ8.8mm |
再生周波数帯域 | 5Hz–40,000Hz |
インピーダンス | 10Ω |
Bluetooth | |
Bluetooth Ver. | Bluetooth 5.2 |
コーデック | SBC AAC LDAC |
プロファイル | A2DP AVRCP HFP HSP |
バッテリー | |
イヤホン単体 | 最大12.5時間(AAC) 最大8.5時間(LDAC) |
イヤホン+充電ケース | 最大50時間(AAC) 最大34時間(LDAC) |
搭載機能 | |
ノイズキャンセリング | 非搭載 |
ヒアスルー | 搭載 |
近接センサー | 非搭載 |
左右独立受信方式 | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
急速充電 | 対応 |
防塵防水 | 対応 └ 保護等級:IPX5 |
コンパニオンアプリ | 対応 └ アプリ:NeSYNC |
インターフェース | |
充電ケース | USB Type-C ×1 |
本体サイズ | |
イヤホン | 約27×29×21mm†1 |
充電ケース | 約64×33×48mm†1 |
本体質量 | |
イヤホン | 約6.5g†1 |
充電ケース | 約52.0g†1 |
radius HP-R300BTのスペック
†1実測値
デザイン
本体
| イヤホン | 充電ケース |
サイズ | 約27×29×21mm | 約64×33×48mm |
質量 | 約6.5g | 約52.0g |
HP-R300BTのサイズ・質量
※実測値
イヤホン・充電ケースの両方とも、サイズ感としては他製品に比べて、やや大ぶりな印象。モビリティが悪いというほど大きくはないので、そこまで気にはなりません。ただ、可能であれば、もうひと回り小さければ嬉しいところ。
ブラック
ホワイト(レビュー機)
カラーバリエーションは、以上の2色展開。
『ブラック』は、漆黒よりもワントーン明るい黒。『ホワイト』は、純白ではなくベージュに近いオフホワイトになっています。
- LEDインジケータ(充電確認表示)
- タッチセンサー
- マイク
- Pogo Pin(メス)
イヤホン本体のシェル形状は、radiusらしい有機的で丸みのあるデザイン。筐体全体にわたって、マットなシボ塗装が施されています。
リモコンはタッチセンサー方式を採用。イヤホンの着脱に応じ、自動的に再生/停止が作動する近接センサーは非搭載。左右独立受信機構(片耳モード)が搭載されているため、Lch/Rchのどちらか一方だけでも利用することが可能です。
- USB Type-C(充電専用)
- LEDインジケータ(充電確認表示)
- LEDインジケータ(バッテリー残量表示)
- Pogo Pin(オス)
充電ケースもイヤホン本体と同様に、丸みのある意匠で揃えられています。なお、こちらも筐体全体にわたって、マットなシボ塗装が施されています。
ケースへの充電は、USB Type-C(もはや当然である)。残念ながら、Qi規格のワイヤレス充電には対応しておりません。
キーアサイン
| Lch | Rch |
再生/停止 | (1回押し) |
(1回押し) |
曲送り | | (2回押し) |
曲戻し | (2回押し) |
|
音量アップ | | (長押し) |
音量ダウン | (長押し) |
|
ヒアスルー機能 (オン/オフ) |
(3回押し) |
(3回押し) |
音声アシスタント起動 | (4回押し) |
(4回押し) |
受話 | (1回押し) |
(1回押し) |
終話 | (1回押し) |
(1回押し) |
着信拒否 | (2回押し) |
(2回押し) |
キーアサイン一覧表
キーアサインを見てみると、リスニングや通話に必要であろう操作系については、ひととおりイヤホン単体で行えるようになっています。なので、わざわざスマートフォンを取り出して、逐一操作する必要性はあまりないでしょう。
今回のHP-R300BTは、スマートフォンアプリに対応しておりますが、現時点(2022年7月23日)では、キーアサインを変更することはできません。
ステム
全長 | 4.5mm |
直径 | φ5.2mm |
ステム(ノズル)サイズ
※実測値
ステム(ノズル)のサイズは、完全ワイヤレスイヤホンとしては、ステム長も長く、ステム径も太い。なので、他社製イヤーピースに交換する際は、ちゃんと嵌るか要確認。
充電ケース内部のクリアランスは充分に確保されているため、イヤーピースさえ適合すれば、「充電ケースと干渉して入らない」となることは、まずないでしょう。
インジケータ
75%–100% | |
50%–74% | |
25%–49% | |
1%–24% | |
バッテリー残量インジケータ
イヤホンのバッテリー残量は、充電ケースの開閉時に白色LEDが点灯して分かるようになっています。
付属品
- イヤーピース(XS・S・M・L)
- USBケーブル(Type-A to Type-C)
- 取扱説明書
イヤーピース
XS | φ10×8mm |
S | φ11×9mm |
M | φ12×10mm |
L | φ13×11mm |
イヤーピースのサイズ
※実測値
同梱されているイヤーピースは、radiusオリジナルの『ディープマウントイヤーピース』。
このイヤーピースには、スリットが2箇所設けられており、装着感や音質の好みに合わせて調節できるようになっています。こちらは単品でも販売されているものなので、付属品といえどハイクオリティ。
また、『ディープマウントイヤーピース』という名のとおり、外耳道の奥深くまでしっかりと挿入されるタイプのイヤーピースとなっており、ホールド感は高め。音質は低音域寄りになる傾向があります。
その他
同梱されている説明書(兼保証書)は、いわゆるペラ。スマートフォンアプリについての記載がないので、アプリの存在をスルーするユーザーもいそうで、そこは心配かも。
付属のUSBケーブル(Type-A to Type-C)は、コネクタ部分込みの正味の長さで31cm(実測値)でした。
ポイント
サウンド
2DD『Synchro Motion Driver』搭載
radius HP-R300BTには『Synchro Motion Driver』という、デュアルダイナミックドライバー(フルレンジ + ツイーター)が採用されており、これこそが最大の特長となっている。
デュアルダイナミックドライバーといってもいろいろあるが、本機で採用されている『Synchro Motion Driver』というのは、2つのダイナミックドライバーを同軸上に配置。また、両ドライバー間の空間を密閉状態に近い形にすることにより、共振の同期性を高め、音の歪みを軽減させることを達成しています。
ハイレゾ対応コーデック『LDAC』対応
| LDAC | SBC | AAC |
ビットレート | 990kbps | 345kbps | 250kbps |
サンプリングレート | 96kHz | 48kHz | 44.1kHz |
量子ビット | 24bit | 16bit | 16bit |
Bluetoothコーデック比較
※各数値は最大の場合
radius HP-R300BTは、Hi-Res Audio Wirelessの認証を受けたBluetoothコーデックである『LDAC』に対応。
これにより、完全ワイヤレスイヤホンでありながら、ワイヤレス転送による音質の劣化を可能な限り抑えることが可能となっております。
マイク
クリアな通話が可能な『ENCデュアルマイク』搭載
radius HP-R300BTに搭載されているマイクは、『ENCデュアルマイク』というものを採用。
このENCデュアルマイクを採用することにより、周囲の環境ノイズを低減し、話者の声だけをターゲットにし、正確に通話相手に声を届けることができます。このあたりはテレワーク時代らしい配慮。
『ENC』とは、『Environmental Noise Cancellation』の略。
負の環境ノイズの多くを抑制。デュアルマイクアレイにより、話者の発話位置を正確に計算し、通話における干渉ノイズを低減する技術。
フィーチャー
IPX5等級の防水設計
| IPX4 | IPX5 | IPX6 | IPX7 |
保護レベル | 防沫形 | 防噴流形 | 耐水形 | 防浸形 |
水没 | 不可 |
不可 |
不可 |
一時的に可 |
IP規格の第2示性数字(防水規格)
radius HP-R300BTは、『IPX5(防噴流形)』等級の防水性能を有しており、雨や汗などのある程度の水分になら耐えられる設計となっています。
なお、IPX5等級というのは、いわゆる水没には耐えることはできないため、お風呂やプールでは利用できません。つまり、完全防水ではありません。その点にはご注意を。
スマホアプリ『NeSYNC』対応
radius HP-R300BTは、スマートフォンアプリ『NeSYNC』に対応しています。
この『NeSYNC』アプリを用いることにより、正確なバッテリー残量やイコライザー、接続Bluetoothコーデックの確認など、ができるようになっています。
ファンクション
『片耳モード』搭載
radius HP-R300BTは、左右のイヤホンいずれか一方だけで利用できる『片耳モード(左右独立受信機構)』を搭載しています。
ハンズオン
イヤホンを装着する
radius HP-R300BTを耳に装着すると、こんな感じに。(実際はもう少し深くまで刺さります)
デュアルダイナミックドライバーを同軸上にオフセットしているということもあり、ちょっと耳から突出した見た目になります。とはいえ、見た目以上にフィット感は良く、装着しながら運動をしてみたのですが、ポロッと耳から落ちるようなことはありませんでした。
音質を評価する
高音域 | 7 |
中音域 | 8 |
低音域 | 7 |
音場感 | 狭広 |
音傾向 | 繊細迫力 |
HP-R300BTの音質評価
※販売価格を考慮した相対評価
※LDACコーデック接続時
radius HP-R300BTの音質を端的に言うと、「低音域が豊かだが、それにマスクされない中高音域を備えた音」といった感じ。
LDACコーデックのポテンシャルを活かせるイヤホンになってるから、ぜひLDAC対応のDAPやスマートフォンで聴いてほしいかな!
radius製の完全ワイヤレスイヤホンは過去に何度かレビューしており、いずれも“低音域たっぷり”な印象を持っています。ですが、このHP-R300BTは、同社製の完全ワイヤレスイヤホンの中では低音域は比較的控えめ(マクロで見れば、これでも低音域寄りだが)。
そもそも、同社の『ディープマウントイヤーピース』自体、低音域がブーストされる傾向にあるので、イヤーピースの影響を受けている部分は多い。ですので、家電量販店等で試聴する際には、サードパーティのイヤーピース(例:JVC スパイラルドット)を持参するのがおすすめ。
今回は、ハイレゾ音源(Amazon Music HD)を、LDACコーデック接続で評価しているのですが、デュアルドライバーを採用しているということもあり、ソースが良ければかなり解像感がある音を出してくれる印象を受けました。
とりわけ、中高域の解像感が良く、低音域にマスクされることなく、しっかりと解像して鳴らし切っている点は好印象。
デュアルドライバー構成ではあるが、同軸にオフセットされていることもあり、良い意味でシングルドライバーのようなナチュラルさがある。ただ、ツイーターが独立して搭載されているわりに、高音域のレンジが思っていたよりも広くない感じも。とはいえ、変にレンジの広さを強調すると、いかにも“デュアルドライバーで作った音”になってしまうので、これくらいが自然だとも言える。
豊かな低音域と解像感のある中高音域、広めの音場感と迫力のあるサウンド。以上のような音の傾向から、DTM系の楽曲やライブ音源と好相性だと感じています。
外音取り込み機能を試す
radius HP-R300BTに搭載されている『外音取り込み機能(ヒアスルー機能)』は、イヤホンを3回タップするか、NeSYNCアプリ内のトグルから有効化することができます。
搭載されている外音取り込み機能ですが、集音性能は良好。駅や電車のアナウンスも、しっかりと聞き取ることが可能でした。
ただ、少々ノイジーでナチュラルさに欠けるので、イヤホンを装着したまま他人と会話をするのには、ちょっと向かない感じはします。
そもそも、イヤホンを着けたまま会話するのが失礼であーる。
そう言われたら、身も蓋もないんやけどね。
『NeSYNC』アプリを使う
- バッテリー残量確認
- 外音取り込み機能切替
- 接続コーデック確認
- イコライザー
- ファームウェアアップデート
専用のスマートフォンアプリ『NeSYNC』を用いることによって、1%単位でのバッテリー残量確認や、イヤホン本体のファームウェアアップデートができるようになっています。
NeSYNCアプリにはイコライザー機能が搭載されているのですが、イコライザータイプが5バンドになっているため、音のチューニングも自由度高め。
しかも、作成したイコライザーはプリセット登録も可能。ちゃんとツボを押さえた作りになっております。
ファームウェアアップデートも、アプリ経由で行えるようになっているため、イヤホンの不具合改善や安定性強化も見込めそうです。
イヤホンのファームウェアアップデートが行えないと、不具合がある場合にそのまま放置されがち。その結果として、陳腐化が早まってしまうため、長期間現役で使うためにも、実装しておいてほしい機能のひとつだったりします。
待望のスマホアプリが登場したことによって、より使い勝手が向上した感じやね!
インプレッション
2DDは『ドブルベ』ライク
『radius』といえば……そう、名機『W(ドブルベ)』シリーズ。
この『W(ドブルベ)』シリーズの共通点として、同軸上に複数のドライバーをオフセットするという『DDM(Dual Diaphragm Matrix)』という方式を採用している、というのがあります。ちなみに、このDDM方式を世界で初めて採用したのが、『W Series HP-TWF11』でした。
『W Series HP-TWF11』、2010年11月発売なんよね!12年前!!
もう、そんな前になるのですね。
そうなんよ。
そろそろ『W(ドブルベ)』を冠した、完全ワイヤレスイヤホンをリリースしてほしいんやけど…ね。
翻って、このradius HP-R300BTのドライバー構成を見てみると、DDM方式ではないものの、同軸上にダイナミックドライバーを2機オフセットしています。この構成、実に“radiusらしさ”を感じさせてくれます。
音質については前述したとおり、デュアルドライバー構成でありながら人工的な感はなく、シングルドライバー機のようなナチュラルな鳴りをしてくれます。これも、ドブルベから脈々と受け継がれている、同軸上にドライバーオフセットする、という同社の長年培ってきたノウハウが活きているのでしょう。
要するに、HP-R300BTのドライバー構成や音の作りというのは、radius好きとしてはニヤリとしてしまうものがあるわけなのです。
嬉しすぎるスマホアプリ対応
筆者としては“やっと”な感じなのですが、radius HP-R300BTは待望のスマートフォンアプリに対応してくれました。嬉しい。
「スマホアプリを出して!」って、再三言ってたことがついに実ったんよね!
肝心のスマートフォンアプリの出来ですが、リリースされたばかりということもあり、機能面やUIに関しては、大手オーディオメーカーの後塵を拝するものとなっている。とはいえ、スマートフォンアプリがあるのとないのでは大違いなので、この一歩は大きな一歩なのでして。
radius発のアプリといえば、ハイレゾ再生に特化したプレーヤー『NePLAYER』が非常に出来が良く有名。なので、このイヤホン管理アプリ『NeSYNC』についても、ブラッシュアップが期待できるのではないでしょうか。
そうそう、NeSYNCアプリには、NePLAYERを呼び出せるショートカットボタンが用意されています。ですので、NePLAYERユーザーとしては“一石二鳥”な作りにもなっていたり……。
ホワイトノイズは要改善
ちょっと残念なのが、ホワイトノイズが少々目立つ感じがあること。
大半の場合は気にならないのですが、静かな環境でしっとりとした楽曲を聴いている際に、このホワイトノイズが耳障りになってくることも。筆者がホワイトノイズに過剰反応してしまうタイプというのもあるのですが、ここだけがモヤモヤしてしまうところ。
もし、このホワイトノイズがソフト的な問題であるならば、今後のファームウェアアップデート配信によって少しでも改善してもらえれば。
レビュー総括
デュアルダイナミックドライバー『Synchro Motion Driver』や、Hi-Res Audio Wireless対応コーデック『LDAC』に対応しており、ハイレゾストリーミングを存分に楽しめる。スマホアプリ対応も良き。
外音取り込み時のホワイトノイズの多さが気になる。スマホアプリの機能拡充やUI向上は、今後に期待。
radius『REALTÀ Series HP-R300BT』のレビューを総括すると、「同社の『ドブルベ』を彷彿とさせる意欲作にニヤリ」という感じ。
他のオーディオメーカーの多くが、ノイズキャンセリング性能で競い合っているなか、このHP-R300BTはノイズキャンセリングは搭載せず、代わりにダイナミックドライバーをデュアルで搭載。この我が道を行く感じ、実にradiusらしいのです。
主流からは逸れた感がある本機。ですが、これこそユーザーが求めた“radiusの王道”なのではないでしょうか。
もちろん、radius製イヤホンを使ったことがないユーザーにもおすすめやよ!
おまけ
こうなってくると、俄然『ドブルベ』冠の完全ワイヤレスイヤホンを期待したくなるんよね!
そろそろ出そうな感じもしますが…どうでしょうか!?
多くのユーザーが「出して!」と叫ぶしかないですな!
うーん、そうかもやね。
おわり
2DDらしい重量感のある高音域が素敵。
ホワイトノイズの多さが少し気になる。
…って感じやね!