【比較】データ容量無制限SIM ＆ 料金プラン（MNO/MVNO）

データ容量無制限SIMが用意されている、携帯キャリア・料金プランを探してみました。…思っていたよりも、選択肢がないのが現状のようです。

• テザリング込で容量無制限が欲しい → docomo
• 安価に容量無制限が欲しい → 楽天モバイル
• サブ回線に容量無制限が欲しい → mineo

…という感じかなー！？

データ容量無制限となると、やはり『MNO（大手携帯キャリア）』が中心になってきますわね。

『MVNO（格安SIM）』で無制限って、常識的に無理があるもんね。

データ容量無制限SIMがあるキャリア

データ容量無制限SIMがある携帯キャリアは思っていたよりも少なく、基本的には『MNO（大手携帯キャリア）』が中心となってきます。

『メインブランド（例：5Gギガホ プレミア）』においては、通信速度そのものが高速な傾向にあるのはもちろん、データ通信そのものの制限が緩い傾向にあります。ただし、一部キャリアでは、テザリング時のみデータ容量無制限に“ならない”のもあるので要注意。

『オンライン専用ブランド（例：povo）』や『MVNO（格安SIM）』においては、データ容量無制限にするためにオプション課金が必要であったり、通信速度に制限が設けられております。

データ容量無制限SIMのプラン比較

データ容量無制限SIMのプラン比較^[*1]

データ容量無制限SIMと料金プラン、これを簡単に比較したのが上掲の表。

料金プランについては、最初からデータ容量無制限になってるもの・オプションでデータ容量無制限にするもの、この2種類に大別することができます。

データ容量無制限SIMのプラン別概要

5Gギガホ プレミア（docomo）

データ容量無制限SIMのプラン比較^[*2]

データ容量無制限ということであれば、『5Gギガホ プレミア』がもっとも“全部入り”に近い形。

通信速度自体も高速で、かつ速度制限になる条件も緩い（詳細な条件は非公開）。他キャリアの同等プラン（使い放題MAX 5G/4G・メリハリ無制限）とは異なり、テザリングも容量無制限で利用可能。

使い放題MAX 5G/4G（au）

データ容量無制限SIMのプラン比較^[*3]

『使い放題MAX 5G/4G』は、テザリングを除けばデータ容量無制限。

テザリングについては、上限が30GB/月と決まっているので、テザリングありきで考えているユーザーとしては使いづらい面があります。

メリハリ無制限（SoftBank）

データ容量無制限SIMのプラン比較^[*4]

『メリハリ無制限』は、テザリングを除けばデータ容量無制限。

テザリングについては、上限が30GB/月（auと一緒）。割引を考慮しなければ、基本的には『使い放題MAX 5G/4G』のSoftBank版。

データ通信専用3GBプラン（SoftBank）

データ容量無制限SIMのプラン比較^[*5]

SoftBankには『データ通信専用3GBプラン』という、タブレットやPCでの利用を想定したデータ通信専用プランがあります。

端的に言えば、『povo2.0』っぽい感じ。『時間制ギガ無制限オプション』というものが用意されており、データ容量を無制限にしたい時間だけ課金するスタイル。ただし、スマートフォンでの利用はサポートされていません（やる場合は自己責任で）。

Rakuten UN-LIMIT VII（楽天モバイル）

データ容量無制限SIMのプラン比較^[*6]

データ容量無制限で、かつ安価に運用するなら、『Rakuten UN-LIMIT VII』は外せない候補のひとつ。

最大のネックとなるのが、やはり通信品質。最近はエリアも広くなってきており、あまり問題はないイメージ。ですが、地下には相変わらず弱いので、そこは注意が必要です。

ギガ放題プラス（UQ WiMAX）

データ容量無制限SIMのプラン比較^[*7]

『ギガ放題プラス』は、モバイルルーター専用のデータ容量無制限SIM。

UQ WiMAXのモバイルルーター/ホームルーター専用となってしまうので、そこが許容できれば。ちなみに、試しにiPhoneにUQ WiMAX SIMを挿してみたのですが、やはり通信できませんでした。

速度制限の条件もかなり緩くなったので、スマートフォンで使えなくてもよいのならアリ。

povo2.0（povo）

データ容量無制限SIMのプラン比較^[*8]

『povo2.0』の場合、データトッピング『データ使い放題（24時間）』を利用すれば、一時的にデータ容量無制限SIMとして利用可能。

ただし、当然ですが、常時データ容量無制限として使いたいのであれば不向き。また、180日間無課金状態だと、回線が利用停止となるルールになっているため、ずっと0円で塩漬けできるわけではありません。そこは誤解なきよう。

マイそく（mineo）

データ容量無制限SIMのプラン比較^[*9]

MVNOでデータ容量無制限にしたいなら、『マイそく』ぐらいしか選択肢がありません。

この『マイそく』のデータ容量無制限は、速度制限があるタイプ。なので、用途や目的については、あらかじめ充分に想定しておく必要があります。

まとめ「基本は大手キャリア中心」

データ容量無制限SIMで探しているなら、上記のような分類が良さげかと。

いずれにせよ、提供サービス的にMNOが中心となってきます。

SoftBankの『データ通信専用3GBプラン』が、大穴な気がするあーる。

記事に登場したガジェット

• docomo
• au
• SoftBank
• 楽天モバイル
• UQ WiMAX
• povo
• mineo

おまけ

データシェアもするなら、『5Gギガホ プレミア』がベストかな！？

あとは、『eSIM』に対応しているのかですね。

そして、ランニングコストやんね、やっぱ。

…うむむー。

おわり

^*1ユニバーサルサービス料/電話リレーサービス料別・各種割引未適用時の税込表記・日本国内で利用の場合↩
^*2ユニバーサルサービス料/電話リレーサービス料別・各種割引未適用時の税込表記・日本国内で利用の場合↩
^*3ユニバーサルサービス料/電話リレーサービス料別・各種割引未適用時の税込表記・日本国内で利用の場合↩
^*4ユニバーサルサービス料/電話リレーサービス料別・各種割引未適用時の税込表記・日本国内で利用の場合↩
^*5ユニバーサルサービス料/電話リレーサービス料別・各種割引未適用時の税込表記・日本国内で利用の場合↩
^*6ユニバーサルサービス料/電話リレーサービス料別・各種割引未適用時の税込表記・日本国内で利用の場合↩
^*7ユニバーサルサービス料/電話リレーサービス料別・各種割引未適用時の税込表記・日本国内で利用の場合↩
^*8ユニバーサルサービス料/電話リレーサービス料別・各種割引未適用時の税込表記・日本国内で利用の場合↩
^*9ユニバーサルサービス料/電話リレーサービス料別・各種割引未適用時の税込表記・日本国内で利用の場合↩