- povo1.0からpovo2.0に早速乗り換えてみた!
- povo2.0ならばeSIM発行手続きも簡単だった!
- povo1.0移行組はデータ容量の残量vに注意!
“キャリア名が『povo』に!”
『povo2.0』が本日(2021年9月29日午前9時)からサービスインということで、povo1.0からpovo2.0へ乗り換えてみました。povo1.0は負の要素(eSIMや5G等)が多かったのですが…果たして!?


…だそうです。

…やらかしたんやね。
目次
povo1.0 → povo2.0

KDDIのオンライン専用ブランド『povo』。
そんなpovoが、本日(2021年9月29日午前9時)から『povo2.0』という新プランに刷新。そこで、冒頭で話したように、契約中のpovo1.0をpovo2.0に早速移行してみました。
povo2.0 | |
---|---|
月額基本料金 | 0円/月 |
データ容量 | 0GB/月 |
超過後速度 | 最大128kbps |
国内通話料金 | 22円/30秒 |
国内SMS利用料金 | 送信:3.3円/通 受信:無料 |
povo2.0の料金プラン
※表記価格:税込
なお、povo2.0の料金プランについては上表のとおり。
povo2.0では、基本のデータ容量が0GB/月となっており、利用するには『トッピング』というオプション課金を必然的に行うことになります。このスタイルをKDDIでは『オールトッピング』と呼んでいます。
より詳細な料金システムについてをここで話すと長くなるので、詳しく知りたい人は公式サイトか過去記事を参照してみてください。
実際に移行してみる

そういうわけで、契約中の『povo1.0』を『povo2.0』に移行する手続きを行ってみます。

povo2.0の世界へ、いざ行かんっ!

『着信転送サービス』・『auモバイル優遇割』といったサービスや、『au家族割プラス』・『auまとめトーク』といった割引が、povo2.0では受けられなくなるという注意書きがなされています。

SIMタイプは『物理SIM』と『eSIM』から選択可能。
物理SIMだと郵送というラグがありますが、eSIMであれば契約完了後に即開通が可能。ですので、今回はSIMタイプをeSIMにして申し込みをします。

SIMタイプをeSIMにすると、最後にアクティベーションを行う必要があります。
eSIMのアクティベーションは、QRコード読み取りでも行うことが可能。ただ、povo2.0を利用する端末で移行手続きを行っている場合、QRコードの読み取りができないため、アクティベーションコードをコピー&ペーストして入力する必要がありました。
こう聞いてしまうと厄介なイメージを持ってしまいますが、公式サイトの『eSIM開通手続き』ページに、eSIM設定方法が分かりやすく記載されています。ですので、かなり簡単にeSIMのアクティベーション作業が行えるはず。

povo1.0とpovo2.0では利用するコンパニオンアプリが変更されています。このことからも、旧povo1.0とは完全に別物だということが伝わってきます。
なお、iPhone 13 Proでpovo2.0を開通したところ、ピクトエリアのキャリア表示が「povo」に変わっていました(povo1.0では「au」という表示だった)。

povo1.0からpovo2.0への移行は、約15分だったあーる。

意外とすんなりできたのですね。

新規契約じゃなくて移行っていうのもあるけど、povo1.0のときに比べればガイドも充実してたし、手続き自体の難易度は下がったかもっ!
povo2.0に移行した感想

povo2.0への移行初日なので、まだ評価できない部分が多いですが、現時点で思ったことについてまとめておきます。
povoアプリのUI大幅改善
povo1.0に対応したアプリ(povo1.0アプリ)は、UIがお世辞にも洗練されているとは言えず、各種インフォメーションやボタンの配置も分かりづらく、非常に使いづらいものでした。
「ダサい」と言ってしまうと開発者に申し訳ないのですが、なんとなく突貫工事感があるコンパニオンアプリで、もうちょっと作り込めたのでは、と思う部分がかなり多かったのです。
それがpovo2.0アプリでは、かなり改善されています。最初からこのデザインで出しておけば…と思ってしまうレベルでの様変わり。
キモであるトッピングの各種ボタンの視認性も向上し、浅い階層では不必要な情報も削除され、非常にスッキリとしたUIになっています。これくらい洗練されると、povo2.0をずっと使っていこう、という気にさせてくれます。

『オールトッピング』が活きてくるデザイン変更って感じですな!
povo1.0のデータ引き継ぎ不可

これは公式サイトの『povo1.0からpovo2.0への変更時のご注意事項』ページにも記載されているのですが、povo1.0で残っていたデータ容量はすべて消滅します。つまり、移行時にデータ容量は引き継げません。
私の場合、かなりのデータ容量が残っていたので、なんだか損した気もしなくもない。ですので、povo1.0から移行するユーザーは、データ容量をできるだけ使い切ってから、povo2.0に切り替えることをおすすめします。

データ容量が引き継げないから、追加データボーナスのキャンペーンをやってるのかもっ!?

なるほど。
そこで帳尻を合わせるわけですね。合点がいきますわ。
『#ギガ活』が楽しい
『#ギガ活』という、店舗で買い物やサービスを利用するだけでギガが貰える試み、これがゲームっぽくてかなり楽しい。
この『#ギガ活』は、ポイ活好きにハマる要素たっぷりですし、何より現実世界でギガ(= データ容量)をゲットするのが新感覚なのです。

謎のロックマンエグゼ感っ!
留守番電話非対応がネック
povo2.0の通話トッピングの中には『留守番電話』は用意されておらず、そもそも対応すらしていません。これが結構痛いところ。
せっかく通話かけ放題トッピングが用意されているのに、これでは使い勝手がイマイチになってしまいます。
まとめ「povo2.0こそ完成系」

『povo1.0』から『povo2.0』へと移行したわけですが、「povo1.0って、ベータ版だったんじゃ……」と思うくらいに良い出来になっています。
povoアプリのUIもやっと洗練され、eSIMの開通も比較的スムーズに行えるようになりました。正直、povo1.0のときは、UQ mobileとの棲み分けに微妙な感じがあった(5Gのサービスインも遅かったので余計にそう感じる)のですが、これでやっとpovo“らしさ”が出てきたように感じます。

さっそく『#ギガ活』するぞー!
おまけ

さーて、povo2.0をどう活用しよっかなー!?

かけ放題にして、音声通話専用SIMとかですかね?

観たいときだけ『DAZN』トッピングもアリやんね!

うむむ…遊べるからこそ、悩ませてくれるあーる。
おわり
povo1.0でデータ容量が残ってる人は、使い切ってから移行すべし!
…以上!!