- povo2.0の『オールトッピング』がエモい!
- 1プラン展開なのに無限の可能性を感じる!
- ビュッフェ的プランなのがpovo2.0である!
“povo2.0 = ビュッフェ”
KDDIのオンライン専用ブランドpovoが、 povo1.0 → povo2.0 にアップグレードされる(2021年9月下旬)。というわけで、今のうちにpovo2.0の有用性や活用術を考えてみます。
よく分からないけど凄い!
で、“ビュッフェ”とは!?
目次
povo2.0の料金プラン
povo2.0 | |
---|---|
月額基本料金 | 0円/月 |
データ容量 | 0GB/月 |
超過後速度 | 最大128kbps |
国内通話料金 | 22円/30秒 |
国内SMS利用料金 | 送信:3.3円/通 受信:無料 |
povo2.0の料金プラン
※表記価格:税込
2021年9月下旬サービス開始予定である『povo2.0』は、従来とは一線を画する『オールトッピング』というコンセプトに基づいた携帯料金プランになっています。
この『オールトッピング』とは、基本料金を0円/月ベースにし、必要に応じてデータ容量や通話し放題などを追加(= トッピング)するというもの。
なので、どんなユーザーであっても、最低限のコストで運用することが可能。また、使う月と使わない月がバラバラであっても、無駄が出ないという点も大きな特長のひとつになっています。
MVNOだと、IIJmioの『データプラン ゼロ』がコンセプト的に近いかなー!?(データプラン ゼロは基本料金が165円/月だけど)
1GB | 390円 (有効期限:7日間) |
3GB | 990円 (有効期限:30日間) |
20GB | 2,700円 (有効期限:30日間) |
60GB | 6,490円 (有効期限:90日間) |
150GB | 12,980円 (有効期限:180日間) |
データ使い放題24時間 | 330円 (有効期限:24時間) |
povo2.0のデータトッピング料
※表記価格:税込
DAZN使い放題パック | 760円 (有効期限:7日間) |
smash.使い放題パック | 220円 (有効期限:24時間) |
povo2.0のコンテンツトッピング料
※表記価格:税込
5分以内通話かけ放題 | 550円/月 |
通話かけ放題 | 1,650円/月 |
povo2.0の通話トッピング料
※表記価格:税込
povo2.0で利用可能なトッピングとしては、
- データトッピング(6種類)
- コンテンツトッピング(2種類)
- 通話トッピング(2種類)
が、それぞれ用意されています。
povo自体は『povo2.0』という1プランですが(新規受付終了されるpovo1.0を含むと2プランになる)、この多種多様なトッピングを組み合わせることにより、1プランではあるが無限の可能性を秘めたプランになっているというわけなのです。
現行povo(povo1.0)とは違って、必然的にトッピングをすることになるから、ここをどう駆使するかがポイントになってくるわけであーる。
povo1.0はプランに20GBのデータ容量が入ってるわけやもんね。
そうそうっ!
それがpovo2.0では、0GBになってるからねー。
povo2.0の有用性
そもそも、現行のプランである『povo(povo1.0)』は、NTTドコモの『ahamo』やSoftBankの『LINEMO』など、他の大手携帯キャリアが提供しているオンライン専用ブランドと似たようなものでした。
それが今回、『povo2.0』となり、他のオンライン専用ブランドないしはMVNO全体で見ても、かなり異質なプラン構成へと方針転換された。このpovo2.0しかない独自性こそがキモであり、だからこその有用性も多く感じ取れるわけなのです。
前述したとおり、povo2.0自体は1プランしか提供されません。しかし、ベースが0円/月・0GB/月というゼロの状態であるため、トッピングにより、自分だけのプランを作り上げることが可能になっているのです。そう捉えると、povo2.0というのは、“ビュッフェ形式のプラン”という斬新な発想を持っているわけなのです。
それって、povoが言ってるのですか?
いや、わたしが適当に決めたあーる。
例えば、ahamoやLINEMOのような決まった量のメニューでは、満腹感を得られない場合や食べ残しが生じてしまう。また、Rakuten UN-LIMIT VIのような食べ放題だと、食事量(= 使うデータ容量)のコントロールに意識を向ける必要が少なからずある。しかし、povo2.0であれば、自分の好きな料理を好きな量だけ、チョイスして食べることができるわけです。しかも、食べたぶんだけの料金しか請求されない。
こうやって食事で例えたわけですが、飲食店ではこれくらいニーズに合わせて多様化しているのにもかかわらず、携帯業界に関してはお店は多いのに、なぜか右に倣え状態だった(特にMNOが顕著)。
それがpovo2.0の登場により、大きく業界自体が変化していったわけなのです(当然、ahamoや楽天モバイルの功績も大きいが)。そこも含めて、povo2.0がサービスインする意味と意義は大きい。
オンライン専用ブランドも、最初はahamoの右に倣えな感じだったけど、かなり独自色が出てきて面白くなってきたあーる。
この独自色こそ、その携帯キャリアが本当にやりたかったことかもやんね!?
うーむ、その説も無きにしも非ずかも……。
povo2.0の活用術
povo公式サイトでも、複数の使い方がサンプルとして提案されていますが、せっかくのビュッフェ形式プランなので、「私ならこう使って遊ぶぞ!」という活用術を考えてみました。
【案1】電話専用端末:0GB × 通話トッピング
データトッピング | - |
コンテンツトッピング | - |
通話トッピング | 通話かけ放題(1,650円/月) |
povo2.0の活用術(案1)
※表記価格:税込
まずは、通話トッピングとして『通話かけ放題』を利用して、データ通信は一切行わないという案。
あ、そう考えると留守番電話機能に対応してくださり!お願いっ!!(着信転送サービスを非対応になってしまったあーる)
【案2】iPad専用回線:使うときだけトッピング
データトッピング | 3GB(990円) 20GB(2,700円) |
コンテンツトッピング | - |
通話トッピング | - |
povo2.0の活用術(案2)
※表記価格:税込
お次は、iPad専用のサブ回線として、普段は0GB運用にしておいて、使うときだけデータトッピングを行うというもの。
180日制限だけ気をつければ、ほぼ塩漬けのサブ回線ができーる!
【案3】緊急時用回線:データ使い放題24時間
データトッピング | データ使い放題24時間(330円) |
コンテンツトッピング | - |
通話トッピング | - |
povo2.0の活用術(案3)
※表記価格:税込
最後は、ベタな使い方だけど、緊急時の回線として『データ使い放題24時間』ありきで、デュアルSIM端末に挿しておくこと。
外でのライブ配信用回線に使えるのではっ!?
まとめ「povo2.0はビュッフェである」
自分で言っていてアレですが、「povo2.0はビュッフェ」という言い方にしっくりきてます。
こうやって遊べる携帯回線も希少ですし、何よりMNOの品質で使えるのも頼もしい。なので、povo2.0のサービスインを楽しみに待っています。
povo2.0…マダカナー!?
おまけ
外でライブ配信とかする用途に、このpovo2.0は向いている気がするのであーる。
それは良いアイデアですよね。
意外とそういう用途に使える回線ってないものやもんね!
おわり
…これが、povo2.0だけで済む凄さっ!