Macアプリの完全削除は『CleanMyMac X』一択な理由(実例アリ)

最高峰のMac用クリーナーアプリ
Macアプリの完全削除は『CleanMyMac X』一択な理由(実例アリ)
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記事のポイント
  • Macアプリを完全削除するなら『CleanMyMac X』
  • 他のアプリでは取りこぼしてた残存ファイルもバッチリ
  • CleanMyMac Xを買うなら『MacPawストア』推奨

今更ですが、Mac用クリーナーアプリの大定番『CleanMyMac X』を買いました。結論から言えば、「Macアプリを完全に削除したいなら、早く買ったほうがいい」なのです。

二条ねこ

『AppCleaner』 → 『App Cleaner & Uninstaller』 と渡り歩いてきたんだけど、この『CleanMyMac X』が段違いで残存ファイルを削除してくれるのであーる!良き!!

まの

さすが定番Macクリーナーアプリですわね。

さたえり

…Mac歴長いのに、買ってなかったんやね。

『CleanMyMac X』の概要

Q
『CleanMyMac X』とは?
A

ウクライナのキーウと米国のサンフランシスコを拠点とする『MacPaw Inc.』が開発元である、macOS用の総合的なクリーニングアプリケーション。

アプリのアンインストーラー機能やクリーンナップ機能、ウィルス削除機能、RAM開放機能、ディスクのアクセス権修復機能など、ありとあらゆるmacOSに関連するメンテナンスが、本アプリひとつで包括的に行えるようになっている。

この『CleanMyMac X』は、数あるMac用クリーナーアプリの中でも、抜群の知名度と人気を誇っているため、すでに利用中のユーザーも多いはず。

本稿では、アンインストーラー機能しか紹介しませんが、とにかく機能がかなり豊富なので、メンテナンスを定期的に行うためにも、ぜひ持っておきたいアプリのひとつとなっています。

さたえり

なーんて言いつつ、最近買ったんやんね?

二条ねこ

うっ……。

1台プラン 2台プラン 5台プラン
年間サブスクリプション 5,575円/年 11,150円/年 27,875円/年
永久ライセンス 12,537円 25,074円 62,685円

CleanMyMac Xの価格
※2022年7月27日時点

CleanMyMac Xの購入は、『App Store』『MacPawストア』『Setapp』の3つから選択することが可能。なお、App Store版は機能制限(Appleのガイドラインが原因)があるため、特に理由がなければ公式ストアである『MacPawストア』から購入されることをおすすめします。

MacPawストアで購入する場合、『年間サブスクリプション』『永久ライセンス』の2つの購入方法が選択可能です。上掲の表が価格一覧になるのですが、為替レートによって逐一変動します。ただし、基本的に割引を随時行なってくれているので、そこまで高額になることはないでしょう。

二条ねこ

わたしは『永久ライセンス』の『Mac2台のプラン』にしたあーる!

『CleanMyMac X』一択な理由

前置きが長くなりましたが、この『CleanMyMac X』のアンインストーラー機能は超強力で、Macアプリをしっかりと完全削除してくれます。これこそが、一択な理由。

CleanMyMac Xを使い始めるまで、FreeMacSoftの『AppCleaner』や、Nektony『App Cleaner & Uninstaller』を愛用していました。もちろん、これらも素敵なアプリです(『AppCleaner』にいたっては“無料”だし)。

しかしながら、それらのクリーナーアプリとは比べ物にならないくらい、このCleanMyMac Xのアンインストーラー機能は強力なのです。

例えば、『AppCleaner』でアプリをアンインストールすると、多くのアプリでは綺麗に完全削除してくれるのですが、一部アプリでは取りこぼしがあり、完全削除できていないことが多々ありました。つまり、肝心のアプリはすでに存在しないにもかかわらず、不要なファイルだけがある状態。

しかしながら、『CleanMyMac X』でアンインストールをすると、ほとんどのアプリが完全削除できてしまうのです。

アンインストール時にアプリの完全削除ができていないと、残存ファイルがゴミ化してしまうので気持ち悪い。加えて、設定ファイルが残されてままになってしまい、アプリを再インストールしても、設定が初期化されずにクリーンな状態で使えなくなってしまう。

つまり、完全削除できないと非常にストレスなのです。ですなの。

二条ねこ

『ライブラリ』フォルダ内の隠しファイルを、手動で削除するのは骨が折れるのであーる。

まの

しかも、誤って必要なファイルを削除すると大変ですからね。

クリーナーアプリの能力比較

そういうわけで、実際に『CleanMyMac X』と『AppCleaner』で、アプリアンインストール時のクリーナーアプリとしての能力を比較していきます

二条ねこ

いざ、比較検証であーるっ!!

Pasteアプリの初期状態(比較検証用画像)

Pasteアプリ初期状態

Pasteアプリの設定変更後比較検証用画像)

Pasteアプリ設定変更後

検証に利用するアプリは『Paste』を選定。

なぜこのアプリかというと、アプリを普通にアンインストールすると、設定ファイルが削除されずに残ってしまうからです。とどのつまり、完全削除が難しいMacアプリというわけでして。

このPasteアプリの環境設定をあらかじめ初期状態から変更しておきます(上画像参照)。次に、『CleanMyMac X』や『AppCleaner』を用いて、Pasteアプリをアンインストール。そして、Pasteアプリを再インストールした際に、ちゃんと初期状態に戻っているか、という比較テストです。

AppCleanerの場合

まずは、『AppCleaner』でPasteアプリをアンインストールしてみます。

1

AppCleanerを使って、Pasteアプリのアンインストールします。

ちなみに、AppCleanerが検出した関連ファイルは“7”。

2

Pasteアプリを再インストールします。

3

再インストール後における、Pasteアプリの設定画面はご覧のとおり。

タイトル

『AppCleaner』でPasteアプリをアンインストールしても、関連ファイルの完全削除は不可能だった。そのため、Pasteアプリの環境設定も初期化されず。

二条ねこ

…うーん、無念。

CleanMyMac Xの場合

お次は、『CleanMyMac X』でPasteアプリをアンインストールしてみます。

1

CleanMyMac Xを使って、Pasteアプリのアンインストールします。

ちなみに、CleanMyMac Xが検出した関連ファイルは“18”(この時点で違いが明白)。

2

Pasteアプリを再インストールします。

3

再インストール後における、Pasteアプリの設定画面はご覧のとおり。

タイトル

『CleanMyMac X』でPasteアプリをアンインストールすると、関連ファイルが完全削除され、Pasteアプリの環境設定も綺麗に初期化された。

二条ねこ

どやーるっ!(わたしは何もしていない)

まとめ「Mac用クリーナーアプリのマストバイ」

どうしても他のクリーナーアプリでは残存ファイルが出てしまったので、この『CleanMyMac X』を買ったのですが、結果的にはもっと早く買っておくべきでした。

定番のMac用クリーナーアプリだけあり、性能もピカイチなので、Macアプリを完全削除したいのであれば、CleanMyMac Xは文句ナシでおすすめです。

二条ねこ

うーむ、ウクライナの技術力はしゅごいのであーる。

記事に登場したガジェット

おまけ

二条ねこ

支援の意味も込めて、多めにライセンスを買わせてもらったぞー!

まの

MacPaw公式ブログの記事『MacPaw’s Operations amidst the Russian Aggression against Ukraine』を読んだのですね?

二条ねこ

自分たちが大変な状況に置かれてるのに、ユーザーのことを考えてくれてるのを見ると、いろいろ思うところがありますな。

さたえり

うーん、平和が一番やね。

二条ねこ

そのとおりであーるっ!!

おわり