うーん、うーん。
発売と同時に“脊髄反射”の如く購入した『Smart Keyboard Folio』ですが、1ヶ月使ってみて…どんどん欠点が浮き彫りに。安易にオススメできないかも。
目次
『Smart Keyboard Folio』の3大欠点
私は、2018年モデルのiPad Pro 11インチを購入しました。
目的は、主にイラストを描いたり、メモを取ったり、Webサイトのワイヤーフレームを作るのに使っています。つまり、Apple Pencil“ありき”な使い方です。
なので、ペンを使うことが専らですが、メール応対などのテキスト打ちもするので、『Smart Keyboard Folio』を同時に購入した感じですな。
欠点1.側面保護できない
1つ目の欠点は、iPad Proの“側面”保護ができないことです。
この記事を読んでいる人なら周知の事実ですが、『Smart Keyboard Folio』はiPad Proにマグネットで装着する仕組みです。
確かに装着するイメージはスマートなのですが、やはり側面保護がされないことが気になってしまいました。そして、マグネットは強力ですが、やっぱり装着感に心許なさがある気もしてしまいます…。
欠点2.絵を描くとき用の角度がない
2つ目の欠点は、イラストなどを描くときにちょうどいい角度がないことです。
以前の『Smart Keyboard』とは異なり、タイピング時に使える角度調整は2段階にグレードアップしました。
しかし、いわゆる“お風呂のふた”的ではない『Smart Keyboard Folio』は、キーボードを収納した状態のスタンドがなくなりました。
今回のカバーの仕組み上、仕方のないことではあるんですが、絵を描く私からすると非常に困ったことに…。
おそらく正規な使い方ではないですが、とりあえず使えてはいます。
見た目ですか?お察しの通りで、外で使うとチラ見からの2度見されること必至です…。
欠点3.女性には重たい
最後の欠点は、女性が持って使うには重たいことです。
11インチですと、本体+カバーの使い方だと、総重量が760gになります。これが意外と“腕にくる”重さだったりします。
今回の『Smart Keyboard Folio』は、iPad Proの背面も保護してくれる仕組み(側面保護もして欲しかった)なので、そのぶん重たくなるわけですね。
私の代替案はこれ!
以前に、本当に『Smart Keyboard Folio』を使うのが正解か考える記事を書いたのですが、あれからずっとケースを考えていました。
カバーは『VersaCover for iPad 11inch』だっ!
私の主観100%ですが、2018年モデルのiPad Proで“最強”のケースは、Moshiの『VersaCover for iPad 11inch』だと思います!
iPad Pro 9.7用のVersaCover。
日本ではまだ発売されていませんが(まもなく発売予定だそう)、出たらすぐ買う予定です。いや、間違いなく買います!
個人的にはイラストを描く際の角度さえつけられればよかったのですが、この『VersaCover for iPad 11inch』は、なんと“縦置き”もできるのです。いわゆる“折り紙”なスタンド機構ですね。
Apple Storeで売られている『OtterBox Symmetry Series 360 Case』も迷ったのですが、11インチ用で295g(Smart Keyboard Folioとほぼ同じ重さ)と重くて断念しました。
キーボードは『TOR-BT03』だっ!
キーボードはミヨシの『TOR-BT03』にすることにしました!
でも、有線でも使えるみたいだから、信頼性は高いかなーって!
Bluetoothキーボードはチャタリングも気になったりしますが、『TOR-BT03』は有線でも使えるので、信頼性の高さが魅力だと思います。
あとは、最大4台の“マルチペアリング”にも対応しているので、スマホ用のキーボードとしても使いまわせそうなので、これにしたのもあります。
▼最後までLogicoolの『Keys-To-Go』と迷いました。
総評:『Smart Keyboard Folio』は人を選ぶキーボード
おそらく、2018年モデルのiPad Proと同時に購入することが多い『Smart Keyboard Folio』ですが、使ってみた感想は“万人受けしない”ということです。
側面保護もそうなのですが、やはり絵を描くときのちょうどいい角度がないのが個人的にはキツいですね。そして、やっぱり重たい気がします。
『Smart Keyboard Folio』自体は、非常に打ちやすいキーボードなので、タイピングが主でノートPCを持ち運ばない人なら、オススメだと思います。
反対に、私のようなノートPCを常に持っていたり、イラスト中心で使う人は勇んで買う必要性は薄いと感じました。
よーく考えて買おうず。
おまけ
おわり