- 2020年の完全ワイヤレスイヤホンを勝手予想!
- ノイキャン・外音取込・コンパニオンアプリが熱い!
- 市場は高級路線と女子路線が拡大しそう!
イヤホン好きが2020年のTWSを勝手予想!
ここ数年で完全ワイヤレスイヤホンがすっかり浸透した感じ。大手メーカーも参入し始め、選択肢もかなり増えました。そこで、2020年に完全ワイヤレスイヤホンを買うなら抑えておきたいトレンド3つを、完全ワイヤレスイヤホン大好きっ子が勝手に考えてみました。
AirPods Pro辺りから、急激にノイキャン対応完全ワイヤレスイヤホンが増えたもんねー!
そして、スマホアプリですわね。…なるほど。
目次
完全ワイヤレスイヤホンタイムライン –2019年–
本題に入る前に、2019年の完全ワイヤレスイヤホンのうち主要トピック(だと思う)をタイムラインにしてみました。
2019年は、個人的に完全ワイヤレスイヤホン戦国時代の幕開けという感じがしていて、端的に言えば、老舗オーディオメーカーがこぞって参入した年というイメージ。ガジェットの殻を破った感じの1年でした。
特に女子が完全ワイヤレスイヤホンを着けているのを見ると、それだけ浸透したんだなって思うんよね。
右も左も完全ワイヤレスイヤホンという感じですよね。
完全ワイヤレスイヤホン3つのトレンド
さて、そんな完全ワイヤレスイヤホンでも、2020年にはこれがトレンドになりそう、というキーワードを3つに絞って考えてみました。
【1】ノイズキャンセリング機能
まずは、ノイズキャンセリング機能の搭載。きっとこれは予想している人も多いハズ。
2019年7月発売のSony『WF-1000XM3』を皮切りに、続々と登場してきたノイズキャンセリング機能搭載の完全ワイヤレスイヤホン。そのブームの流れを決定づけたのは、やはりAppleの『AirPods Pro』でしょう。裏を返せば、それだけ完全ワイヤレスイヤホンとノイズキャンセリング機能というのは相性が良く、そしてユーザーが求めていた機能ということだったということです。
最初は完全ワイヤレスイヤホンでも、比較的高級路線の機種しか搭載されていませんでした。ところが、2020年に入って、2万円台というミドルクラスの機種にも当然のごとくノイズキャンセリング機能が搭載されるように…。この流れを考えると、おそらくノイズキャンセリング機能のない完全ワイヤレスイヤホンのほうが少数派になる可能性も大。
とにかく、完全ワイヤレスイヤホンの購入を考えているなら、まずはノイズキャンセリング機能の有無をチェックしてみることをおすすめします。それくらいのトレンドというわけですね。
WF-1000XM3もAirPods Proもレビュー済みだから、それを参考にしてみてやよ!
▼ノイズキャンセリング機能搭載機種
【2】外音取り込み機能
次に、外の音をイヤホンを着用したまま聞けるという、外音取り込み機能。メーカーによっては、アンビエントサウンドやヒアースルーとも呼ばれたりしています。
完全ワイヤレスイヤホンはその特性上、外で簡単に着け外しができるものではありません。以前の記事でも話したように、会話やアナウンスを聞くためにイヤホンをその都度外す行為は、紛失や落下のリスクが伴ってきます。なので、個人的にはですが、外では基本的に着けっぱなしがベターだとも思っています。
そこで役に立つのが、ボタン1つで外の音を取り込める、外音取り込み機能。
この機能さえあれば、完全ワイヤレスイヤホンを装着したまま会話やアナウンスを聞くことが可能。特に車内アナウンスやレジではその真価が発揮されます。しかも、この外音取り込み機能は集音マイクを用いる機能なので、前述のノイズキャンセリング機能との相性が非常に良い。なので、セットで覚えておくのがよいと思っています。
まだマイナー機能だけど、徐々にメジャーな機能になってくる予感がするんよね。うちのイチオシ機能!
▼外音取り込み機能搭載機種
【3】専用コンパニオンアプリ
そして、個人的には絶対にあってほしいのが、完全ワイヤレスイヤホンをコントロールできる専用のスマホアプリの存在。
完全ワイヤレスイヤホンでの専用アプリの必要性については、以前に『ワイヤレスイヤホン/ヘッドホンに“専用アプリ”が必須な理由』という記事で話したのですが、ある時とない時では、とにかく利便性や使い勝手が変わってくるのです。
ある時ない時…551!?
例えば、アプリがあることにより、イヤホンのボタン割り当てを変更したり(アサイン変更)、バッテリーや接続状態を確認できたりします。そして、意外と重要なイヤホン本体のアップデートというのも、専用アプリが存在することによって、アプリ経由でのアプデが行われる見込みができるというわけです。
これらはイヤホン好き向けな機能ですが、ライトユーザーにとっても専用コンパニオンアプリというのはメリット大。その分かりやすい例が、初回のBluetoothのペアリング。
普段Bluetooth機器を使わないライトユーザーにとっては、このBluetoothのペアリングが最初にして最大の難関だったりするわけでして。このペアリングも、専用コンパニオンアプリがあると、アプリがウィザード形式で誘導して設定してくれるというわけです。
もちろん、アプリ対応の機種すべてがそうではないのですが、ライトユーザーを取り込むためにも、このようなアプリとの連携や機能強化は今後されていくでしょう。
TRACK Air+とかWF-1000XM3みたいに、ノイズキャンセリングをアプリで調整できるっていうメリットもあるわけなんよね。
2020年の完全ワイヤレスイヤホン展望
最後に、2020年の完全ワイヤレスイヤホンがどういう市場になるかを予測して、この記事を締めたいと思います。
EARINやAirPodsから始まった、この完全ワイヤレスイヤホンというムーブメント。
当時は、ガジェット的なオーディオ機器というイメージで、この手のガジェット好きかワイヤレスオーディオ好きが主なユーザーだった気がします。AirPodsだけは、ちょっとユーザー層の毛色が違う気もしなくもないですけどね…。
今でも、街中AirPodsやんね。
そこから月日は経ち、大手家電量販店では完全ワイヤレスイヤホンコーナーができるほどの盛況っぷり。そこに集める人々もギークなユーザーだけでなく、女子やガジェットに興味ゼロっぽいカップルなどさまざま。それくらい完全ワイヤレスイヤホンが市民権を得たというわけです。
そこで、思う2020年の完全ワイヤレスイヤホン展望。それは、さらなるハイエンド志向を求める高級路線と、可愛い見た目でお手頃な女子路線が強くなっていくこと。
Beoplay E8 2.0やMW07 Plusのような4万円前後が、現在の完全ワイヤレスイヤホンの高級機に位置づけされる。それが、5万、6万…と高級機の価格がどんどん上がると予測。つまり、一昔前の有線イヤホンのそれと同じ道をたどる気がします。これが高級路線。
そして、各社シェアを取るために注目してきそうな、未開拓の女子層や超ライトユーザー層に向けての完全ワイヤレスイヤホンもさらに出てくるはず。音質よりも、見た目がおしゃれでお値段もお手頃。そして、分かりやすい操作体系。そんな女子路線も伸びてきそうです。
ちょっとしたブームになっていますし、各社このチャンスを逃すまいと考えているでしょうからね。
どんどんバリエーションが増えるってことですなっ!?
そういうことやね。
下は数千円、上は10万円…なんて世界になるかもやね!
まとめ「完全ワイヤレスイヤホンという地位を確立した年になる」
いろいろ話してきましたが、2020年の完全ワイヤレスイヤホンは、
- ノイズキャンセリング機能
- 外音取り込み機能
- 専用コンパニオンアプリ
の3つに注目していくと、きっと面白いはずです。
裏を返せば、これだけ語れるくらい、いちオーディオ機器としてのジャンルを確立したとも言えるということ。きっと数年後には、Bluetoothイヤホンのスタンダードになっているはず。それくらいに盛り上がりをみせる完全ワイヤレスイヤホン界隈。これからも目が離せません。
今年も完全ワイヤレスイヤホンをどーんどん買っていくやよ!(そういう病気なのです)
おまけ
ちなみに直近で狙ってるのは、
- Technics『EAH-AZ70W』
- Bose『Noise Cancelling Earbuds 700』
やね!
この2機種については、確実に購入するやよ!
BoseのNoise Cancelling Earbuds 700はいいよね〜♪そろそろ後継機種欲しいころだしっ!
これはまた散財フラグですわね…。(夏のボーナス天引きですわ)
おわり
抑えておきたいのは、
の3つやと思うんよね!