ワイヤレスイヤホン/ヘッドホンに“専用アプリ”が必須な理由

ワイヤレスイヤホン/ヘッドホンに“専用アプリ”が必須な理由
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記事のポイント
  • コンパニオンアプリがあるとイヤホン・ヘッドホンが便利になる!
  • アプリで自分好みのスタイルにチューニング可能!
  • ワイヤレス特有の不具合もアプリ経由で改善される場合も!

イヤホンマニア。謎の力説。

イヤホン(最近は完全ワイヤレスイヤホン)が好きで、買い漁っている私。そこで気づいてしまった……専用コンパニオンアプリの重要さ!ワイヤレスイヤホン・ワイヤレスヘッドホンに専用アプリが必要な理由を語ります。

さたえり

あるとないとでは大違い!
それがワイヤレスイヤホン・ワイヤレスヘッドホン専用のコンパニオンアプリ!

二条ねこ

アプリの有無でそこまで違うものかなー!?

さたえり

いやいや、むしろアプリこそ注目くらいな感じ!

『コンパニオンアプリ』とは?

本題に入る前に、ワイヤレスイヤホン・ワイヤレスヘッドホンにおける『コンパニオンアプリ』について、先に簡単に説明しておきます。

iOS用イヤホン・ヘッドホン専用コンパニオンアプリ。

iOS用イヤホン・ヘッドホン専用コンパニオンアプリ。

この『コンパニオンアプリ』とは、ワイヤレスイヤホン・ワイヤレスヘッドホンの機能拡張やアップデートのために作られた専用のスマートフォン向けアプリのことです。

あくまで補助的な役割のアプリなので、リスニングにコンパニオンアプリの利用は必須ではありません。ひょっとするとお手持ちのイヤホン・ヘッドホンがアプリ対応なことに気がつかず、そのまま使っているユーザーもいらっしゃるかもしれません。とりあえずは、ワイヤレスイヤホン・ワイヤレスヘッドホンをパワーアップできる専用アプリと思ってもらえればOKです。

さたえり

同じメーカー内でも、アプリ対応・アプリ非対応って分かれてる感じだから、一度チェックしてみることをおすすめするやよ!

コンパニオンアプリが必須な理由

  • ユーザーに最適化するカスタマイズ機能。
  • 不具合改善や性能向上のアップデート。

そんな素敵なコンパニオンアプリが、ワイヤレスイヤホン・ワイヤレスヘッドホンに必須だと思う理由は上記の2点からです。それでは、これらについてこれから詳しく話していきたいと思います。

さたえり

今回は、LIBRATONE『TRACK Air+』をベースに見ていくやよ!

【レビュー】LIBRATONE『TRACK Air+』—ノイキャンも、外音取り込みも、TWS Plusも…この北欧完全ワイヤレスイヤホンで

2019年11月17日

【理由1】ユーザーに最適化するカスタマイズ機能

まず1つめの理由は、コンパニオンアプリ内のカスタマイズ機能によって、ユーザーに最適化したリスニング環境が得られるということ。

もちろんコンパニオンアプリの種類にもよりますが、イコライザー機能・ノイズキャンセリング調整機能・ボタン割当変更機能などが備わっているアプリがあります。

LIBRATONEアプリのイコライザー機能。

LIBRATONEアプリのイコライザー機能。

イコライザー機能は特段なくてもよい機能のように思えますが、実際はあるとかなり使える機能だったりします。

音の傾向を他のアプリやシステムを利用せず変更できるので、非常に使い勝手も良く、イヤホンによってはハードウェア(イヤホン本体)に、イコライザーで調整した設定を記憶してくれるものも。なので、環境に左右されずに好みの音質でのリスニングを楽しみやすくなるというわけです。

LIBRATONEアプリのノイズキャンセリング設定機能。

LIBRATONEアプリのノイズキャンセリング設定機能。

また、ノイズキャンセリング搭載のイヤホン・ヘッドホンならば、そのノイズキャンセリングの効き具合を変更可能なアプリもあります。

ノイズキャンセリングは一見便利ですが、その密閉感(飛行機に乗った感じのあれ)が得意でない人も中にはいます。そこで、ノイズキャンセリングの効き具合を調整して、自分が使いやすいと思うノイズキャンセリングのレベルに調節できるというわけです。

LIBRATONEアプリのボタン割当設定。

LIBRATONEアプリのボタン割当設定。

そして、イヤホンやヘッドホンにあるリモコンボタンの割り当てを変更することが可能なアプリも。

特に、このあと理由2で話すアップデートが頻繁なアプリだと、発売当初にはなかったリモコン機能が後から追加される(TRACK Air+もそう)ということもあります。こうやって、自分好みのボタン割り当てにしていく感じが操作性向上につながって、より一層リスニングを楽しいものにしてくれます。

【理由2】不具合改善や性能向上のアップデート

次に2つめの理由は、ワイヤレスイヤホン・ワイヤレスヘッドホンの不具合改善や性能向上がアプリ経由でアップデートされる見込みがあるということ。

2019年は完全ワイヤレスイヤホン元年と言ってもいいほどに、各社から完全ワイヤレスイヤホンが続々と登場した年でした。そこで私が痛感したのが、音質云々ではなく、ハードウェアとしての安定度にバラツキがあるということ。

その中でも特に厄介なのが、Bluetoothの音切れや安定度の悪さ。
もちろん、そもそものハードウェア設計が微妙でそうなってしまっているパターンもあります。ただ、意外とソフトウェアの不具合だった…なんてパターンも。このソフトウェア不具合を私は何度か経験しています。つまり、アップデートで何とかなる不具合だったりするわけですね。

LIBRATONEアプリにも本体アップデート機能あり。

LIBRATONEアプリにも本体アップデート機能あり。

そこで重要なのが、専用コンパニオンアプリの有無になってくるわけです。

もし、使っているイヤホン・ヘッドホンにアプリがあるならば、そのアプリ経由でイヤホン・ヘッドホンのハードウェア自体のアップデートが見込めるというわけです。中にはアプリ不要でハードウェアアップデートが可能なものもあった気がしますが、やはり専用アプリが出ていたほうがユーザーは安心でしょう。

さたえり

機能面が拡張されることよりも、不具合のパッチを当てるためにアプリがあると言ってもいいかもなんよね。

まの

ワイヤレスだからこそ、ですわね。

まとめ「アプリの機能に注目して買うのもアリ!」

まとめ「アプリの機能に注目して買うのもアリ!」

専用のコンパニオンアプリの有無や機能性が、ワイヤレスイヤホン・ワイヤレスヘッドホンの価値を高めるカギだと言っても過言ではないと思っています。

ただ音質のみを極めるならばアプリは不要かもしれませんが、実際はやはりアプリがあれば便利なのも事実。ワイヤレス(≒Bluetooth)というデジタルなテクノロジーを使っているからこそ、ソフトウェア側のチューニングが重要だと、完全ワイヤレスイヤホンばかり買っている私の感じることだったりします。

さたえり

ぜひコンパニオンアプリに注目して購入してみてやよ!

専用アプリがある完全ワイヤレスイヤホンまとめ –2020年版–

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2020年1月19日
この記事で紹介したガジェット

おまけ

さたえり

この現象って、

  • 有線イヤホン/ヘッドホン:アナログ的
  • 無線イヤホン/ヘッドホン:デジタル的

っていう棲み分けやからこそやと思うんよね。

まの

そういうものなのですかね!?

さたえり

逆に考えると、Bluetoothイヤホンとかって、陳腐化が凄い気もするんよね。Bluetoothっていうプロトコルが1枚噛むわけやし…。

二条ねこ

うーむ、難しいですなー。

おわり