- ahamo/povo/LINEMOユーザーになって3か月が経過!
- 現時点での各オンライン専用ブランドの感想を語る!
- 今のところは LINEMO ≧ ahamo > povo の順で評価!
“実際に契約して分かること”
ahamo・povo・LINEMOを契約して3か月が経過したので、実際に利用している感想を“中間報告”として本稿にまとめてみました。
もっともらしいことを言っているように見えますが……。
その実態は浅いコメントって感じやんね……。
契約から3か月が経過
携帯大手キャリア(MNO)の各オンライン専用ブランド、NTTドコモ『ahamo』・KDDI『povo』・SoftBank『LINEMO』。…これらをすべて契約中なのですが、その契約から3か月が経過しました。
3か月も契約していると、各プランに新たな動きが出てきたり、良くも悪くも当初とはイメージがガラりと変わってきています。
そこで、本稿ではこれから契約する人のためにも、ahamo・povo・LINEMOを全部契約しているユーザーとして、現時点での私的評価を書いていきます。
これぞ人柱っ!
またの名を“無駄遣い”やね!
ahamo・povo・LINEMOの感想
ahamo
- 通信速度が爆速
- 5G通信開始済
- パケ詰まり問題
- 専用アプリのUX
- 現状eSIM非対応
サービス発表からローンチ前後までは、圧倒的な本命という扱いだった『ahamo』。
docomo系MVNOの選択肢は多いものの、KDDIやSoftBankとは異なり、サブブランド展開をしていない本家NTTドコモ。なので、低価格で利用できるMNOのdocomo回線というアドバンテージは絶大。通信速度に関しては、本当に大満足で爆速っぷりが快適で気持ちいい。さすがは天下のNTTドコモという感じです。
しかし、数か月前から問題になっている『パケ詰まり』が解消されておらず、4Gと5Gのエリアの谷間に入ると、体感できるレベルで通信速度が遅くなるのはいただけない点。このパケ詰まりはNTTドコモ側も認知しているので、対処はしてくれているようなのですが、もう少しクリティカルな問題ということを自覚していただき、早急に解消してほしいところ。
あと、専用のアプリ(アプリ名:ahamo)なのですが、モダンなUIやオシャレなデザインなのは良しとして、頻繁にパスワードや暗証番号を要求してくるUXの悪さがいただけない。
もちろん、セキュリティーの観点からすれば、そのほうが安全なのは間違いありません。ただ、要求頻度が多いので少々煩わしさも。ちなみに、この頻繁にパスワードを要求するスタイルは、ahamoアプリに限らず、他のdocomo系アプリ(d払い等)も一緒。基本的に同じ設計思想のようです。
povo
- パケ詰まりナシ
- 安定して通信品質
- eSIM対応
- 5G通信対応の遅さ
- UQ mobileの存在
- 専用アプリのUI
- eSIM発行に制約アリ
トッピングやpovo Labのような、独自の視点がKDDIらしい『povo』。
povoはahamoのような通信速度の爆速感はないものの、パケ詰まりもなく非常に安定して良好な速度を出してくれます。ahamoやLINEMOのような突出したポイントはないものの、手堅く高品質な回線を提供してくれている、といった印象。
ただ、これは言い換えると、別にpovoにこだわる理由もないという裏返しにも。というのも、KDDIには『UQ mobile』があり、このUQ mobileが優秀すぎるので、povoの影が薄く見えてしまうのです。
ちなみに、プランを比較すると…povoは20GBで2,728円/月。UQ mobileは15GBで2,728円/月。
この月額利用料金だけ見ると、povoのほうが5GBも得…となるのですが、UQ mobileには『節約モード』があるので、実はこちらのほうがより多くのデータ容量を使える可能性もあるのです。しかも、UQ mobileにはpovoにはない、データ容量の翌月繰越もある。そう考えると、povoはいささかパンチ力に欠けているのです(UQ mobileユーザーなので、なおさらそう思ってしまう)。
あと、ahamoやLINEMOと異なり、povoの5G対応はまだ先です。KDDIは夏頃対応と言っていたのですが、2021年9月14日から5G対応と正式にアナウンスがありました。UQ mobileも含めて、5G対応に慎重というか遅いのが残念な点。
LINEMO
- ミニプラン(3GB)登場
- eSIM対応
- eSIM切替の容易さ
- 専用アプリ無(LINEで確認)
- LINEありきな設計
LINEとの高い親和性、簡単に使える点を推している『LINEMO』。
通信速度に関しては、さすがにMVNO各社に比べたら高速ですが、ahamoと比べると一段落ちる印象。4G回線では、povoと同じくらいの速度は出ているので、特段遅いということもありません。ただ、5G回線の下りでちょっと遅いので、ここは頑張ってほしいところ。
正直、オンライン専用ブランドの中で一番微妙と思っていたのですが、この評価は『ミニプラン』(月額990円・データ容量3GB)の登場で激変。一気に主力候補へと生まれ変わってくれました。
ミニプランとeSIMの相性は非常に良く、サブ回線としても優秀な働きをしてくれています。データ容量3GB/月プランは、サブブランドを展開していないahamoも追随してほしいところ。
データ残量や契約内容をLINEで確認するというところは、人によって好き嫌いが出そうな予感。LINEとの連携を重視しているLINEMOなので、LINEを使っていないユーザーからすると旨味が少なくなってしまいます。そういった意味では、人を選ぶプランという感じ。
現時点での順位付け
LINEMO ≧ ahamo > povo
…これが契約3か月時点での順位付け。
当初はahamo一強だと思っていたのですが、eSIMの使い勝手と『ミニプラン』を出したLINEMOを1位にしました。通信速度が3キャリアで最高速なahamoですが、パケ詰まりがまだ完全に解消されていないので、そのぶんだけ順位を落として2位に位置付け。
povoは5G通信の開始が遅れているのがネックとなり、今の段階では3位。ウリのトッピングも、ちょっと中途半端感が否めず、これならUQ mobileでいいのでは、とも。なので、もっとpovoならではのサービス展開に期待したいところです。
現時点での通信速度
ahamo・povo・LINEMOの通信速度については、計測データを別記事にまとめております。こちらも併せて参考にどぞ。
…更新してます?
サボってるやんね!?
う…ぐ……。
povoの5Gが開始されたら再開するあーるっ!
まとめ「ミニプランとeSIMのLINEMO優勢」
枕詞に“あくまで個人の感想です”と符号を付けて…なのですが、『ahamo』・『povo』・『LINEMO』を全部契約しているユーザーとしては、LINEMOを一番気に入って使っています(今のところ)。もちろん、ahamoとpovoも決して悪くはありません。
最後に各オンライン専用ブランドの要望をまとめると、
- ahamo:パケ詰まりの解消とeSIM希望
- povo:UQ mobileと違うメリットがもっと欲しい
- LINEMO:LINEモバイル時代の『データフリーオプション』復活希望
…というような感じです。
これからも使い続けて、動向を追っていくのであーるっ!
おまけ
それにしても、ずっと契約し続けるん?
お金の無駄…ですよね。
最終的には1回線だけに絞る予定なのであーる。
そのタイミングで、docomoの『5Gギガホ プレミア』にしようかと……!
おわり
予想と結果は違うものであるっ!