- ahamo・povo・LINEMO・Rakuten UN-LIMIT VIを全部契約した!
- ひととおり揃ったので各社の概要をまるっと開封しながらおさらい!
- これから数か月間検証して良いと感じた回線だけ残していくのだ!
全部…揃ってしまった!!
『ahamo』・『povo』・『LINEMO』・『Rakuten UN-LIMIT VI』…を全部契約しました(以前契約分も含め)。そこで、内容物を紹介しつつ、料金プラン等をおさらいしていきます。
人柱というか、無駄遣いというか……。
“奇行”やね。
内容物
ahamo | povo | LINEMO | Rakuten UN-LIMIT VI |
SIMカード(nanoSIM) マニュアル ステッカー ×2 |
SIMカード(nanoSIM) マニュアル |
SIMカード(マルチSIM) マニュアル |
SIMカード(マルチSIM) マニュアル |
各携帯キャリアの内容物
ほんとに契約してるし……。
実際に使ってみないと分かりませぬからなー。
ahamo
『ahamo』の同梱物を見て感じたのが、ちゃんとオンライン専用ブランドとしての“ahamo感”があるということ。docomoではなく、ahamoを契約したことがひと目で分かるパッケージング。
これから見ていきますが、povoやLINEMOに対応しているSIMカードは、従来のauやSoftBankと同じデザインのものが同梱されていました。ところが、このahamoのみ、「ahamo」とプリントされた専用のSIMカードデザインになっています。
また、オマケとしてahamoロゴのステッカーが2枚同梱されていました。不要な人からしたらどうでもいいことですが、こういう細かなグッズがあるのはちょっと嬉しかったりします。
ahamoだけ専用のSIMカードになっていることから察するに、やっぱり当初はサブブランドとしてローンチする予定だった気がするぞっ!?
UQ mobileとY!mobileは専用のSIMカードですものね。
povo
『povo』の同梱物は、今回の中で一番シンプルな構成でした。
内容物はSIMカードとマニュアルの2つだけ。しかも、マニュアルはWordで作った感満載のペラ紙でした。うーん、これはちょっと寂しすぎるかも。
せっかく、“タマゴ”をモチーフとした可愛いキャラクターがいるのだから、何かそれを連想させるものが入っていてもよかったかもしれません。
povoのキャラクター名が分からないんだけど…知ってる?
え、えーと…povoちゃん!?
LINEMO
『LINEMO』の同梱物は、シンプルながらにLINEとSoftBankらしさがある感じ。
同梱されていたSIMカードが、nanoSIMではなくマルチSIMになっていました。付属のマニュアルは、ahamo・povo・LINEMOの中で一番丁寧に記載されている印象。
LINEというイメージから、このあたりが簡素化されていると思っていたので、個人的には意外とユーザーフレンドリーになっていると驚きでした。
Rakuten UN-LIMIT VI
『Rakuten UN-LIMIT VI』の同梱物は、シンプル。そして、楽天モバイルのテーマカラーであるショッキングピンクが映える。
Rakuten UN-LIMIT VI(楽天モバイル)だけ、昨年のサービスインと同時に契約をしているので、この回線だけは1年選手。
それはそうとして、楽天モバイルだけはオンライン専用ブランドではありませんので、実店舗での対応もしてくれます。また、付属のマニュアルはLINEMOと同じくらい分かりやすい印象。
このためだけにSIMを抜いて、カードトレイに嵌め直したのであーる。
…何やってんだか。
料金プラン
NTTドコモ (ahamo) |
KDDI (povo) |
SoftBank (LINEMO) |
楽天モバイル (Rakuten UN-LIMIT VI) |
||
利用料金 | 〜∞GB | - | - | - | 3,278円/月 |
〜20GB | 2,970円/月 | 2,728円/月 | 2,728円/月 | 2,178円/月 | |
〜3GB | - | - | - | 1,078円/月 | |
〜1GB | - | - | - | 0円/月 | |
データ容量 | 基本容量 | 20GB | 20GB | 20GB | 無制限 (auローミングは5GB) |
データ追加 | 1GB/550円 | 1GB/550円 | 1GB/550円 | 1GB/550円 | |
超過後速度 | 最大1Mbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps | |
通話料金 | 基本料金 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
かけ放題 (5分以内) |
付帯 | オプション (550円/月) |
オプション (550円/月) |
付帯 (Rakuten Link利用) |
|
かけ放題 (無制限) |
オプション (1,100円/月) |
オプション (1,650円/月) |
オプション (1,650円/月) |
付帯 (Rakuten Link利用) |
|
通信システム | 3G | - | - | (○) | - |
4G | ○ | ○ | ○ | ○ | |
5G | ○ | ○ | ○ | ○ | |
その他 | 申し込み | オンライン | オンライン | オンライン | オンライン 実店舗 |
RCS | +メッセージ | +メッセージ | - | Rakuten Link | |
eSIM | - (未定) |
○ | ○ | ○ | |
テザリング制限 | 無 | 無 | 無 | 無 | |
特徴 | 国際ローミング対応 ケータイ補償サービス対応 |
データ使い放題 24時間(220円/24時間) | LINEカウントフリー LINEスタンププレミアム付帯 |
国際ローミング対応 Rakuten Linkカウントフリー |
各携帯キャリアの料金プラン
※価格:割引オプション未適用時・税込表記・ユニバーサルサービス料別
対応バンド
3G通信
NTTドコモ (ahamo) |
KDDI (povo) |
SoftBank (LINEMO) |
楽天モバイル (Rakuten UN-LIMIT VI) |
|
Band Class 0 (800MHz帯) |
- | ○ | - | - |
Band VI/XIX (800MHz帯) |
○ | - | - | - |
Band VIII (900MHz帯) |
- | - | ○ | - |
Band Class 6 (2GHz帯) |
- | ○ | - | - |
Band I (2GHz帯) |
○ | - | ○ | - |
対応バンド(3G通信)
※グレー文字:提供無(2021年6月1日時点)
※出典:LINEMO・総務省
4G通信
NTTドコモ (ahamo) |
KDDI (povo) |
SoftBank (LINEMO) |
楽天モバイル (Rakuten UN-LIMIT VI) |
|
Band 1 (2GHz帯) |
○ | ○ | ○ | - |
Band 3 (1.7GHz帯) |
○ | ○ | ○ | ○ |
Band 8 (900MHz帯) |
- | - | ○ | - |
Band 11 (1.5GHz帯) |
- | ○ | ○ | - |
Band 18 (800MHz帯) |
- | ○ | - | ○ (au roaming) |
Band 19 (800MHz帯) |
○ | - | - | - |
Band 21 (1.5GHz帯) |
○ | - | - | - |
Band 26 (800MHz帯) |
- | ○ | - | ○ (au roaming) |
Band 28 (700MHz帯) |
○ | ○ | ○ | - |
Band 41 (2.5GHz帯) |
- | ○ (UQ WiMAX) |
○ (WCP AXGP) |
- |
Band 42 (3.5GHz帯) |
○ | ○ | ○ | - |
対応バンド(4G通信)
※グレー文字:提供無(2021年6月1日時点)
※出典:LINEMO・総務省
5G通信
NTTドコモ (ahamo) |
KDDI (povo) |
SoftBank (LINEMO) |
楽天モバイル (Rakuten UN-LIMIT VI) |
|
n77 (Sub-6:3.7GHz–3.8GHz) |
- | ○ | - | - |
n77 (Sub-6:3.8GHz–3.9GHz) |
- | - | - | ○ |
n77 (Sub-6:3.9GHz–4.0GHz) |
- | - | ○ | - |
n77 (Sub-6:4.0GHz–4.1GHz) |
- | ○ | - | - |
n78 (Sub-6:3.3GHz–3.8GHz) |
○ (3.6GHz–3.7GHz) |
○ | - | - |
n79 (Sub-6:4.5GHz–4.6GHz) |
○ | - | - | - |
n257 (mmWave:27.00GHz–27.40GHz) |
- | - | - | ○ |
n257 (mmWave:27.40GHz–27.80GHz) |
○ | - | - | - |
n257 (mmWave:27.80GHz–28.20GHz) |
- | ○ | - | - |
n257 (mmWave:29.10GHz–29.50GHz) |
- | - | ○ | - |
対応バンド(5G通信)
※グレー文字:提供無(2021年6月1日時点)
※オレンジ文字:提供予定(2021年6月1日時点)
※出典:LINEMO・総務省
全キャリア契約の目的
実際に使って、一番いいのを探すのだーーー!!
…やはり。
そういうことだけは必死やもんね……。
幸い、私が利用したいエリアというのが、すべての携帯キャリアの4G回線と5G回線の両方ともが入る場所にあります。ならば、対応バンドがフェアになるようなスマートフォンを用意して、数か月間使ってみようと思ったわけです。
残念ながら、povoだけは5G回線の提供がまだスタートしていないため、しばらくは4G回線のみでの運用になってしまうのが歯がゆいところ。なので、最終的なジャッジに関しては、もう少し先になるでしょう。
通信速度というのは測定する場所や時間帯、測定に用いたデバイスによって大きく異なってきます。ただ、せっかく4大キャリアが揃ったので、ぼちぼち速度測定して記事にでもまとめていくかもしれません。
まとめ「4大キャリアが揃った!これはUNOだ!!」
そういうわけで、
…を全部契約してしまいました。
全部契約すると、月額1万円ぐらいするので、こういう契約の仕方は一切おすすめしません。普通にdocomoの『5Gギガホ プレミア』を契約したほうが安くなりますし……。これはギークの性が生み出した“奇行”なのでした。
圧倒的UNO感が…するではないかっ!?
おまけ
少なくとも、2回線には絞りたいのであーる。
まぁ、普通の人なら1回線で十分ですがね。
…まったくやね。
おわり
…ですっ!