LINEMOに『データフリーオプション』が欲しい理由

LINEMOに『データフリーオプション』が欲しい理由
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記事のポイント
  • LINEMOにも『データフリーオプション』が欲しい!
  • MVNO時代のLINEモバイルにはあったので復活希望!
  • SNSと音楽アプリのための携帯回線を求めてるのだ!

“LINEモバイルからの復活希望”

旧『LINEモバイル』にあって、新『LINEMO』にないもの…それが『データフリーオプション』。ミニプランが登場した今こそ、データフリーオプションを復活させるべきなのです。

二条ねこ

『LINEギガフリー』は…ねー。

さたえり

そこまでギガ食いする感じはないもんね。

まの

LINEモバイルユーザーへの訴求力としては、かなり物足りないですよね。

『LINEモバイル』にあって『LINEMO』にないもの

『LINEモバイル』にあって『LINEMO』にないもの

SoftBankのオンライン専用ブランド(MNO)『LINEMO』。これがサービスインするにあたって、同じくSoftBankの格安SIM(MVNO)『LINEモバイル』が、LINEMOと入れ替わる形で、サービスの新規受付を2021年3月31日に終了しました。

二条ねこ

LINEMOはソフトバンク株式会社
LINEモバイルはLINEモバイル株式会社
…運営母体が違うみたいですなー。

まの

最終的には吸収合併になったのですよね。

そんな LINEモバイル → LINEMO への入れ替えのタイミングで、消滅してしまったサービスの1つなのが、『データフリーオプション』というもの。

この『データフリーオプション』とは、通信事業者が指定する特定のアプリに関して、そこで発生したデータ通信量を、契約しているデータ容量にカウントしないというもの。いわゆる、ギガを使わないで済むサービス、ということです。

同様のサービスを行っているMVNO事業者には、『LinksMate』(サービス名:カウントフリーオプション)があります。なお、こちらに関しては、完全にデータ消費がゼロになるというものではなく、90%以上オフとなっています。

『ギガフリー』と『データフリー』

『ギガフリー』と『データフリー』

Image:LINEMO

  LINEMO LINEモバイル
LINEデータフリー
LINEギガフリー

(付帯)

(付帯)
SNSデータフリー ×
(308円/月)
SNS音楽データフリー ×
(528円/月)

LINEMOとLINEモバイルのオプション比較

LINEモバイル → LINEMO となったタイミングで消滅してしまった、『データフリーオプション』。とはいえ、LINEMOにも『LINEギガフリー』という、同等のサービスは“一応”存在しています。

LINEデータフリー
LINEギガフリー
SNSデータフリー SNS音楽データフリー
LINE LINE
Twitter
Facebook
LINE
Twitter
Facebook
Instagram
LINE MUSIC
Spotify
AWA

データフリーオプション対象アプリ

しかしながら、LINEMOで提供されている『LINEギガフリー』は、そのサービス名からも察することができるように、データフリー対象のアプリは『LINE』のみ。

LINEモバイル時代のデータフリーオプションでは対象アプリとされていた、SNS(Twitter・Facebook・Instagram)や音楽ストリーミングサービス(LINE MUSIC・Spotify・AWA)。これらがLINEMOでは、まるっとカウントフリーの対象から外されてしまいました。…非常に残念。

さたえり

カウントフリーを活用してたユーザーからすると、これはかなり痛いところやんね。

二条ねこ

TwitterとSpotifyの専用回線として、LINEモバイルを運用していた時代が懐かしいあーる。

データフリーオプションの復活を求める理由

データフリーオプションの復活を求める理由

LINEモバイルユーザーからすると、データフリーオプションがLINEMOで復活すれば、そちらに移行したいと考えている人も、中にはいらっしゃるはず。

また、データフリーオプションは魅力的ではあるけど、LINEモバイル自体が新規契約の受付終了をしてしまっているので、LINEMOにも適用してほしいと思う人もいるでしょう。

…というわけで、そんな『データフリーオプション』を、今こそ復活させてほしい理由を語ります。

【理由1】低容量低価格プラン『ミニプラン』の登場

低容量低価格プラン『ミニプラン』の登場

Image:LINEMO

1つめの理由は、『ミニプラン』という、データ容量3GB・月額990円(税込)の低容量低価格プランが、新たに投入されたということ。

  ミニプラン スマホプラン
月額利用料金 990円/月 2,728円/月
データ容量 3GB 20GB

ミニプランとスマホプランの比較
※価格:税込表記・ユニバーサルサービス料別・電話リレーサービス料別

LINEMOサービスイン当初は、『スマホプラン』という、データ容量20GB・月額2,728円(税込)の大容量プランしか提供されていませんでした。それが、2021年7月15日に『ミニプラン』が追加投入され、LINEMOは現在の2プラン構成へと刷新されています。

データ容量が20GBもあるスマホプランであれば、データフリーオプションはあってもなくても…となるのですが、データ容量が3GBしかないミニプランだと話は別。

そこまでの大容量プランは要らないけど、特定のアプリにおいてはヘビーに使う。そんなユーザーのために、 ミニプラン + データフリーオプション が誕生してもアリな気がしています。

さたえり

SoftBankの『メリハリ無制限』じゃダメなん?

二条ねこ

TwitterやInstagram“だけ”ヘビーに使う層からすると、それだとオーバースペックなんだよねー。コスト高にもなっちゃうし……。

LINEMO『ミニプラン』登場でSoftBank系MVNO殲滅の予感

LINEMO『ミニプラン』登場でSoftBank系MVNO殲滅の予感

2021年7月19日

【理由2】『Spotify HiFi』のサービスイン

『Spotify HiFi』のサービスイン

Image:Spotify

2つめの理由は、2021年にサービスイン予定である、Spotifyのロスレス配信Spotify HiFiの存在。

音楽ストリーミングサービスで配信される楽曲は低音質。そんなイメージも今は昔。『Amazon Music HD』や『Apple Music(ロスレスオーディオ)』などのロスレス配信が始まり、高音質で音楽ストリーミング体験をすることが非常に容易になりました。このSpotify HiFiも、それらに追随した形。

そんなロスレス配信ですが、高音質化の代償として、データ通信量が圧縮音源に比べて、非常に増えてしまうということがあります。

そういうこともあり、多くの音楽ストリーミングサービスでは、モバイルデータ通信時は音質を下げる、という措置が取られています。ただ、それだと“どこでもロスレス”の旨味が減ってしまう。…そこで、LINEモバイルにあった『SNS音楽データフリー』が復活すれば、となるわけです。

LINEモバイルのSNS音楽データフリーは、LINE MUSIC・Spotify・AWAが対象でした。これをそのままLINEMOでも使えるようになれば、来るSpotify HiFiをフル活用できる算段です。

二条ねこ

もちろん、Amazon Music HDとかも対象になれば、なお良きなのであーる!

8種類ある『Amazon Music』のプランを表と系統樹で整理した

8種類ある『Amazon Music』のプランを表と系統樹で整理した

2021年3月26日

まとめ「復活すればLINEMOは唯一無二になる」

復活すればLINEMOは唯一無二になる

「LINEMOに『データフリーオプション』を復活導入してほしい!」

…ただただ、そういうことなのです。

サービスイン当初は期待していなかった(ごめん)『LINEMO』ですが、eSIMの扱いやすさやミニプランの登場で、期待値がここにきて急上昇しています。だからこそ、LINEモバイルにあった『データフリーオプション』を復活させてもらって、ahamoやpovoと決定的な差別化を図ってほしいところ。

eSIMならではの取り回しやすさと、データフリーオプションの親和性は良いと思うので、ぜひSoftBankさんには検討してほしいのです。

二条ねこ

復活したら泣いて喜びますぞっ!!

ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの速度比較(実測検証)

【更新中】ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの速度比較(実測検証)

2021年6月18日
この記事で紹介したガジェット

おまけ

まの

LINEMO、気に入っているのですね。

二条ねこ

LINEMOは四天王の中でも最弱…と思っていたけど、実は!であーる!!

さたえり

えーと…四天王とは!?

二条ねこ

ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイル…ですなっ!

さたえり

あ、そう……。

おわり