- 携帯回線をY!mobileに乗り換えた!
- Pay活するなら“おいしい要素”が多い!
- eSIMとシェアプランがあるのも強い!
“Pay活とワイモバは相性抜群”
PayPayを本格的に導入したので、携帯回線を『Y!mobile(ワイモバイル)』に乗り換えました。料金プランの割高感から避けていたのですが、eSIM対応・PayPayユーザー優遇・シェアプランが決め手でした。
QRコード決済の中でも、群を抜いて対応店舗が多いですものね。
その“ハブ”がY!mobileってわけやね!
目次
Y!mobileに乗り換えた
手持ちの携帯回線のうちのひとつを、『Y!mobile(ワイモバイル)』にMNPを使って乗り換えました。
てか、全部で何回線契約してるんよ?
えーと…常時5回線ぐらい転がしてるあーる。
そうそう、Y!mobileに新規契約・MNPをする場合、加入月に関しては日割り計算が適用されることが公式サイトに記載されています。
ですので、現在利用中の他社回線が、解約月に日割り計算を行わないキャリアであるならば、Y!mobileへの乗り換えは月末に行うほうがトータルコストが安く済みます。ただ、あまりギリギリすぎると間に合わない可能性もあるので、若干ゆとりを持って乗り換えるのがおすすめ。
加入月は日割りだけど、解約月は満額…っていうのが大半かな!?
原則、UQ mobileやY!mobileもそうですものね。
契約した料金プラン
契約プラン | |
料金プラン | シンプルM |
月額基本料金 | 3,278円/月 (1回線目) |
データ容量 | 15GB/月 |
超過後速度 | 最大1Mbps |
オプション | |
シェアプラン | 539円/月 (SIM ×3) |
Yahoo!プレミアム | 0円/月 (付帯) |
契約したY!mobileの料金プランとオプション
※税込表記・ユニバーサルサービス料/電話リレーサービス料別
私が契約したのは、『シンプルM』プラン。そこにオプションとして『子回線専用プラン(シェアプラン)』を3回線追加しています。これで、合計が3,817/月となります(ユニバーサルサービス料等は除く)。
そのうちプラン変更するかもだけど、当面はこのスタイルでやっていくあーる。
余談ですが、
- シンプルM(音声通話SIM/eSIM):iPhone 12 Pro Max
- シェアプラン[1](データSIM/物理SIM):12.9インチiPad Pro(第5世代)
- シェアプラン[2](データSIM/物理SIM):iPad mini(第6世代)
- シェアプラン[3](データSIM/物理SIM):塩漬け中
…という構成で運用していきます。
「塩漬け中」って?
どの端末に挿すか悩み中なのであーる。
Y!mobileに乗り換えた理由(小さな動機)
本稿のタイトルどおり、Y!mobileに乗り換えた理由は全部で5つあります。
その5つの理由の中でも、比較的“小さな動機”に該当するもの4つ、これをこれから語っていきます。
【理由1】eSIM対応
そこまでのストロングポイントではないのですが、eSIMに対応したことが1つめの理由。
日本国内向けのiPhoneやGoogle Pixelは、 nanoSIM + eSIM というデュアルSIM構成なので、eSIMが選択できると非常に運用しやすくなる。eSIMを選ぶ・選ばないということではなく、“選ぶことができる”という意義は大きいのです。
シンプルS シンプルM シンプルL |
シェアプラン |
物理SIM eSIM |
物理SIM |
Y!mobileのeSIM対応状況
なお、ここでひとつ注意しておきたいのは、子回線専用プラン(シェアプラン)ではeSIMが提供されていないということ。
個人的には「シェアプランこそeSIMを……」と思ってしまうのですが、対応していないものは致し方なし。できれば、シェアプランもeSIM対応にしていただきたいところです。
もっと言うと、全機種プロファイル不要にしてほしいぞ!
【理由2】データ繰越可能
これは“ようやく”なのですが、余ったデータの翌月繰越に対応したのが2つめの理由。
UQ mobileやMVNO各社では当然の機能として用意されている、データの繰越機能。それが、やっとY!mobileでも対応してくれました。
データ繰越に対応するのが、お・そ・い!!
【理由3】Yahoo!プレミアム付帯
単体契約すると508円/月(税込)必要な『Yahoo!プレミアム』が付帯している。これが3つめの理由。
Yahoo!プレミアム会員だと、PayPayモールやYahoo!ショッピングでのPayPayボーナスへの還元率が+2%される特典がある。これはPayPay経済圏にいるユーザーなら見逃せない点。
ただ、その+2%のためのYahoo!プレミアムを別途加入するのも、ちょっと気が引ける。ならば、最初からセットになっているY!mobileを契約してしまおうと思ったわけなのです。
【理由4】データシェア対応
1つのデータ容量を複数SIMでシェアできる『子回線専用プラン(シェアプラン)』がある。これが4つめの理由。ここは個人的に“推したい”ポイント。
シンプルS | シンプルM | シンプルL |
1,078円/月 | 539円/月*1 | 539円/月*1 |
子回線専用プラン(シェアプラン)の月額利用料金
※税込表記
*1『シェアプランセット割』適用時
Y!mobileのデータシェアである『子回線専用プラン(シェアプラン)』は、最大3枚までSIMカードを追加可能。当然、データ容量は“シェア”なので、親回線と合算(加入月のみ3GB)です。
ただ単にデータシェアがしたいだけなら、LinksMateやIIJmioのほうがランニングコストが安く済む。ただ、あちらはMVNOなので、通信速度的には一息。そう、私が望んでいるのは、通信速度の速いMNO(サブブランド含む)でデータシェアがしたいということなのです。
そう考えると、このY!mobileのシェアプランは、まさに願ったり叶ったり。なお、シェアプランのSIMはデータ専用となっており、音声通話はできないので注意。ただし、SMSは可能です。
このあたりは目的別での使い分けですわね。
Y!mobileに乗り換えた理由(大きな動機)
ここまでで、Y!mobileに乗り換えた理由の4つめまで話してきました。
そして、今から話す5つめの理由こそ、Y!mobileのつよつよポイントなのであーるっ!刮目!!
【理由5】PayPay民への優遇措置
私がY!mobileに乗り換えた最大の理由。それこそ、PayPayユーザーへの大きな優遇措置。
PayPay残高が貯まりやすくなる
Y!mobileユーザーに対するPayPay優遇措置の例としては、
- 『Yahoo!プレミアム for Y!mobile』付帯(+2%)
- 『Enjoyパック』の存在(+5%)
- 『PayPay祭』での優遇
…などがあり、PayPay残高がとにかく貯まりやすくなっています。
PayPayユーザーへの優遇という点では、SoftBankがもっとも優遇されているのですが、その代わりに携帯料金が高くなる。そして、Y!mobileと同じくSoftBank系の『LINEMO』だと、携帯料金が格安になる代わりに、これらの優遇措置がゼロになってしまう。
ランニングコストは抑えつつ、PayPay経済圏の恩恵をフルに享受したい。…そんな良いところを抽出した携帯回線が、このY!mobileだったというわけなのです。
ポイントの二重取りが実現可能
ポイントの二重取りが難しいPayPayですが、『ワイモバイルまとめて支払い』を使うことによって、簡単にポイントの二重取りができる。これこそ、Y!mobileの“旨味”そのもの。
PayPayとクレジットカードの相性は非常に悪く、それが理由でPayPayを敬遠している人も少なくないはず(私がまさにそれ)。ただ、『ワイモバイルまとめて支払い』をクレジットカードの“Wrapper”として使うことによって、あっさりこの問題がクリアできちゃうのです。
楽天カード
Amazon Mastercard
ミライノ デビット PLATINUM
↓
au PAY
↓
Revolut
↓
PayPay
ちなみに私は上記のフローでチャージをしています。
還元率は条件によって異なりますが、2.5%ぐらいは常時還元されています。ちなみにau PAYへのチャージ元を複数用意しているのは、エラーコード『ER323』が出たときの対策です。
まとめ「ワイモバは小技が効く携帯回線」
私がY!mobileに乗り換えた理由をまとめると、
- eSIMに対応している(シェアプランは非対応)
- データ繰越にやっと対応した
- Yahoo!プレミアムが付帯している
- データシェアが強すぎる
- PayPay残高が貯まりやすい
- ポイントの二重取り・三重取りが簡単
…な感じになります。
| Y!mobile | UQ mobile |
月額基本料金 | 2,178円/月〜 | 1,628円/月〜 (2,136円/月*1〜) |
5G通信 | ○ | ○ |
データ繰越 | ○ | ○ |
専用アプリ | × | ○ |
高速/低速切替 | × | ○ |
シェアプラン | ○ | × |
Y!mobile vs UQ mobile
※価格:税込表記
*1料金プラン + Yahoo!プレミアム利用料(508円/月)
ちなみに、UQ mobileと比較するとこんな感じ。
両方使っている身からすると、PayPayユーザーやシェアプランに魅力を感じるなら『Y!mobile』、付加機能よりも通信速度を重視するなら『UQ mobile』、と考えたら良さげだと思います。
やっぱ、サブブランドも良きですなっ!
おまけ
ずっとノーマークだったけど、Y!mobileってギーク向けな携帯回線な気がするぞ!
遊べる要素が大きいですものね。
リテラシーが高めな人向けな感じもするけどね。
うぬ、使いこなさないともったいない感はあるもんねー。
おわり
見事にPayPay経済圏に入りましたっ!