- Y!mobileでは最大3枚までSIMの追加が可能!
- セルラーモデルのiPadやPC用のSIMに最適!
- ローコストにサブ回線を増やすなら良い選択肢!
“隠れた名サービス”
Y!mobile(ワイモバイル)の『シェアプラン』を利用すると、最大3枚までSIMを追加することができます。そこで本稿では、シェアプランの概要や注意点を解説していきます。
親回線(SIM ×1) + シェアプラン(SIM ×3)
…ということは!?
1つの回線契約で最大4枚のSIMが運用できるんやね!
目次
Y!mobile『シェアプラン』とは?
Y!mobile(ワイモバイル)には、『子回線専用プラン(シェアプラン)』というオプションサービスが提供されています。
このシェアプランを利用することにより、親回線で契約中のデータ容量を、追加したSIMとの間で共有して使うことができます。まさに文字どおり、複数のSIMで1つのデータ容量をシェアするプランというわけです。
シェアプランの概要
<契約可能な親回線のプラン>
- シンプルS/M/L
- スマホプランS/M/R/L(新規受付終了)
- スマホベーシックプランS/M/R(新規受付終了)
- データプランS/L(新規受付終了)
- データベーシックプランS/L(新規受付終了)
<月額基本料金>
- シェアプランセット割適用時:0円 or 539円(税込)
- シェアプランセット割非適用時:1,078円/月(税込)
<SIM詳細>
- 発行可能枚数:最大3枚
- 提供SIM:物理SIM(eSIM非対応)
- SIMタイプ:データ通信専用SIM(SMS可・音声通話不可)
<データ容量>
- 加入月:3GB(子回線ごと)
- 加入月以降:親回線と合算
<周波数帯域>
- 5G:3.7GHz(親回線が5G対応の場合)
- 4G:2.5GHz・2.1GHz・1.7GHz・900MHz
- 3G:2.1GHz・900MHz
<その他>
- 加入月は月額料金の日割計算は可
- 解約月は月額料金の日割計算は不可
- 契約期間の定めはナシ
- 親回線解約時はシェアプランも自動解約
- ユニバーサルサービス料はナシ
- SMS送信料は3.3円/通(税込)
- SMS受信料は無料
- テザリングに対応
- 超過後速度は最大128Kbps
シェアプランの主な概要については上記のとおり。
この中から、とりわけ契約前に知っておきたい内容を抜粋して、これからひとつずつ解説していきます。
契約可能な親回線のプラン
- シンプルS/M/L
- スマホプランS/M/R/L(新規受付終了)
- スマホベーシックプランS/M/R(新規受付終了)
- データプランS/L(新規受付終了)
- データベーシックプランS/L(新規受付終了)
現行の料金プランでは、『シンプルS/M/L』のみ対応しています。
月額基本料金
シンプルS スマホプランS スマホベーシックプランS データプランS データベーシックプランS |
シンプルM シンプルL スマホプランM スマホベーシックプランM スマホプランR スマホベーシックプランR |
スマホプランL スマホベーシックプランL データプランL データベーシックプランL |
1,078円/月 | 539円/月 (-539円/月) |
0円/月 (-1,078円/月) |
シェアプランの月額基本料金
※価格:税込表記
※グレーアウト文字:新規受付終了プラン
※括弧内:『シェアプランセット割』適用額
シェアプランの月額基本料金は、契約中の親回線の料金プランによって異なります。
厳密に言えば、どの場合においても シェアプランの月額基本料金 = 税込1,078円/月 です。ただ、『シェアプランセット割』という割引が入るため、上表のように、親回線の料金プランによって、シェアプランの月額基本料金も変動する仕組みとなっています。
なお、シェアプランでは最大3枚までのSIMが発行可能ですが、発行したSIMの枚数にかかわらず、上表の料金が適用されます。
つまりは、1枚発行するよりも3枚発行したほうが得なわけやね?
そういうことですなっ!
SIM詳細
発行可能枚数 | 最大3枚 | |
提供SIM | 物理SIM | 対応 |
eSIM | 非対応 | |
SIMタイプ | 音声通話 | 非対応 |
SMS | 対応 | |
データ通信 | 対応 |
シェアプランのSIM詳細
シェアプランで提供されるSIMの詳細は上表のとおり。
シンプルS/M/LはeSIMに対応しているのですが、シェアプランは物理SIMでのみ提供されています。また、シェアプランのSIMは音声通話非対応(SMSは可能)です。
データ容量
- 加入月:3GB(子回線ごと)
- 加入月以降:親回線と合算
データシェアは、親回線で契約しているプランのデータ容量をそのままシェアするものですが、加入月のみ3GB(子回線ごと)のデータ容量になっています。
なお、加入月のデータ残量に関しては、My Y!mobile上で確認することができません。ここには注意が必要。
周波数帯域
- 5G回線
- n77(3.7GHz帯)
- 4G回線
- Band 1(2GHz帯)
- Band 3(1.7GHz帯)
- Band 8(900MHz帯)
- Band 41(2.5GHz帯)
- 3G回線
- Band I(2GHz帯)
- Band VIII(900MHz帯)
シェアプランの対応バンド(周波数帯域)は上記のとおり。
5G回線(n77)に関しては、親回線のプランが5Gサービスに対応している場合のみ適用されます。なお、シンプルS/M/Lは5Gサービス対応となっています。
シェアプランの申し込み手順
- 申し込みは実店舗でのみ可能(Y!mobileオンラインは不可)
- 契約時に本人確認書類が必要
ちょっと厄介なのですが、Y!mobileのシェアプランは実店舗(Y!mobileショップ・SoftBankショップY!mobile取扱店)でしか受付をしていません。また、契約する際に本人確認書類の提出を求められます。
準備できたら、いざY!mobileショップへ行かん!!
➜
Y!mobileショップに到着あーる!
受付時間ギリギリに行くと手続きが行えない可能性があるので、時間にゆとりを持って来店するのがおすすめ。また、飛び込みで行くよりも、事前に来店予約をしておくほうが確実です。
➜
本日はどういったご用件でしょうか?(ショップのおねーさん役)
Y!mobileの『シェアプラン』を契約したいですっ!
シェアプランで発行するSIMは3枚お願いします!ええ!!
こ…こわい……。
Y!mobileショップ・SoftBankショップY!mobile取扱店に到着したら、受付の方に「Y!mobileを契約中なのですが、シェアプランを申し込みに来た」と伝えたら、あとはショップ側が丁寧に対応してくれます。
➜
あとは、手続きを踏んでいけばシェアプランの申し込み完了です。
SIMが3枚増えーたっ!!
実際に申し込みをした感想
- 申し込み手続きには約1時間は必要
- 飛び込みよりも来店予約がおすすめ
- 応対する人によって知識のバラツキがある
- 大型ショップでの申し込みがおすすめ
私は来店予約をせずにショップに行ったのですが、大型店(グランフロント大阪内のSoftBankショップ)ということもあり、待ち時間も含めるとトータルで1時間半以上かかりました。しかも、手続きが完了したのは閉店ギリギリという始末。ですので、やはり来店予約をするのがベスト。
また、シェアプラン自体がニッチなのか分かりませんが、応対する人によって知識レベルに差がある印象でした。なので、より詳しい人がいるであろう、大型店や旗艦店で申し込みをするほうが安全です。
質問したら個人ブログに記載されてる内容を見せてきたのであーる。
ありがちですが、控えめに言ってアウトですわね。
だから、詳しい人に代わってもらえる大型店が正解!
なるほどね。
まとめ「ワイモバのキラーコンテンツだ」
- 最大3枚まで物理SIMを発行可能
- 1枚でも3枚でも月額基本料金は一緒
- データ容量は初月のみ3GB(翌月以降は親回線とシェア)
- 申し込みは実店舗でのみ受付でWebは不可
- 申し込みの際は本人確認書類が必要
- 早い時間の来店予約が安全確実
Y!mobileの『シェアプラン』について要約するとこんな感じ。
私は来店予約をせずにやってしまったので、みなさんは早めの時間に来店予約をして、スムーズに手続きをしましょう。あとは、詳しい人がいそうな大型店(かSoftBank併設ではない単体のY!mobileショップ)がおすすめです。
これで一気にSIMが増えたあーるっ!
おまけ
SIMが3枚でこの価格なら、とにかくお得なのであーる。
しかもMVNOではなく、サブブランドですものね。
UQ mobileもシェアプランやってくれないかなー。
そこがY!mobileならではの差別化ポイントなのかもやね。
おわり
実際にシェアプランを申し込んできたぞー!