- 有名スマート電球を一挙比較!
- ポイントはアプリ性能と利用用途!
- スマート電球はメーカーを統一しよう!
Hue…だけじゃない!
スマート電球といえば、Philips『Hue』が有名。ただ、他社も参入しており種類も意外と豊富。なので、スマート電球を5社一挙に比較して“最強”を決めていきます!


それは意外と厄介ですね。

スマート電球も奥が深いですなー。
目次
メーカー別スマート電球まとめ
そういうわけで、まずは数あるスマート電球の中から比較的有名な5社をピックアップして、製品のスペックを見ていきます。
Philips(Hue)

AIアシスタント | Apple HomeKit(HomePod) Amazon Alexa(Echo) Google Assistant(Google Home) LINE Clova(Clova Home) |
IFTTT | ○ |
Philips『Hue』の対応状況。
スマート電球ではもっとも有名なのが、おそらくPhilips『Hue』シリーズだろう。
AIアシスタントとの連携数も全社中最大で、IFTTTにも対応。リモコンやブリッジなど周辺機器の数も最大級なので、特に理由がないならPhilips Hueがおすすめ。
【1】Hue ホワイト

調光 | ○ |
調色 | - |
フルカラー | - |
口金 | E26 |
Hue ホワイトのスペック。
『Hue ホワイト』は、Philipsのスマート電球の中でも最廉価版。普通の電球と同じで、電球のON・OFFと調光しかできません。
【2】Hue ホワイトグラデーション

調光 | ○ |
調色 | ○ |
フルカラー | - |
口金 | E26 |
Hue ホワイトグラデーションのスペック。
『Hue ホワイトグラデーション』は、Philipsのスマート電球の中で一番ベーシックなモデル。フルカラーではないので、赤や青にはできないが、色温度は変更可能。機能もホワイトより増えています。
■バリエーション
【3】Hue ホワイト&カラー

調光 | ○ |
調色 | ○ |
フルカラー | ○ |
口金 | E26 |
Hue ホワイト&カラーのスペック。
『Hue ホワイト&カラー』は、Philipsのスマート電球最上位モデル。フルカラー発色はもちろん、ゲームや音楽とシンクロして色を変更できる機能あり。
TP-LINK(Kasa)

AIアシスタント | Amazon Alexa(Echo) Google Assistant(Google Home) |
IFTTT | ○ |
TP-LINK『Kasa』の対応状況。
メッシュWi-FiルーターでおなじみのTP-LINKも『Kasa』というシリーズ名でスマート電球を出している。入手性は高いは、AIアシスタントの対応の少なさや電球自体の種類が少ないのがネック。
【1】Kasa KL110

調光 | ○ |
調色 | ○ |
フルカラー | - |
口金 | E26 |
Kasa KL110のスペック。
『Kasa KL110』は、TP-LINKのスマート電球の中で最廉価モデル。調光と調色(電球色・白熱色)の変更が可能。フルカラーは不可。
【2】Kasa KL130

調光 | ○ |
調色 | ○ |
フルカラー | ○ |
口金 | E26 |
Kasa KL130のスペック。
『Kasa KL130』は、TP-LINKのスマート電球の中で最上位モデル。単純にKL110にフルカラー機能がついたものと考えてOK。なお、Kasaシリーズは、Philips Hueのようにハブ不要。
アイリスオーヤマ(ECOHiLUX)

AIアシスタント | Amazon Alexa(Echo) Google Assistant(Google Home) |
IFTTT | - |
アイリスオーヤマ『ECOHiLUX』の対応状況。
おなじみアイリスオーヤマもスマート電球に参入済。機能やAIアシスタントの対応状況はかなり少ないが、価格が他社よりも安い。なので、あれこれしたいという人よりも、とりあえずスマート電球を試したい人にオススメ。
【1】LDA9L-G/D-75TAAI

調光 | ○ |
調色 | - |
フルカラー | - |
口金 | E26 |
LDA9L-G/D-75TAAIのスペック。
『LDA9L-G/D-75TAAI』は、アイリスオーヤマのスマート電球最廉価モデル。調光のみ設定可。アイリスオーヤマのスマート電球は全体的にコンパクトで、ランプシェードに干渉しにくい気がする。
【2】LDA9D/L-G/D-75TAAI

調光 | ○ |
調色 | ○ |
フルカラー | - |
口金 | E26 |
LDA9D/L-G/D-75TAAIのスペック。
『LDA9D/L-G/D-75TAAI』は、アイリスオーヤマのスマート電球の中で真ん中のモデル。調光と調色が可能なので、トイレや廊下のランプ向き。フルカラーは不可。
【3】LDA10F-G/D-75TAAI

調光 | ○ |
調色 | ○ |
フルカラー | ○ |
口金 | E26 |
LDA10F-G/D-75TAAIのスペック。
『LDA10F-G/D-75TAAI』は、アイリスオーヤマのスマート電球の最上位モデル。調光・調色・フルカラー対応なのに、価格が安価なのが特徴。当然Wi-Fi対応です。
IKEA(TRÅDFRI)

AIアシスタント | Apple HomeKit(HomePod) Amazon Alexa(Echo) Google Assistant(Google Home) |
IFTTT | - |
IKEA『TRÅDFRI』の対応状況。
なんとIKEAもスマート電球を出しています。残念ながらIFTTTに非対応(対応予定ではあるらしい)のですが、主要なAIアシスタントには対応。
【1】TRÅDFRI E17

調光 | ○ |
調色 | ○ |
フルカラー | -(対応モデル有) |
口金 | E17 |
TRÅDFRI E17のスペック。
『TRÅDFRI E17』は、IKEAのスマート電球。調光と調色が可能でフルカラーは不可。通常のスマート電球はE26口金がほとんどだが、こちらはE17口金モデル。取り付け位置によっては変換アダプターが使えない場所もあるので、かなり貴重なスマート電球。IKEA本家にはフルカラー版もあり。
■バリエーション
【2】TRÅDFRI E26

調光 | ○ |
調色 | ○ |
フルカラー | -(対応モデル有) |
口金 | E26 |
TRÅDFRI E26のスペック。
『TRÅDFRI E26』は、IKEAのスマート電球。先程のE17モデルの口金違い。調光・調色可能で、フルカラーは不可です。別途、リモコンやゲートウェイを使えば、Philips Hueのようにコントロール可能。IKEA本家にはフルカラー版もあり。
LIFX(LIFX)

AIアシスタント | Apple HomeKit(HomePod) Amazon Alexa(Echo) Google Assistant(Google Home) Microsoft Cortana |
IFTTT | ○ |
LIFX『LIFX』の対応状況。
あまり有名ではないが、スマート電球の中ではPhilips Hueぐらい高性能なのが、この『LIFX』というもの。Microsoft Cortanaに対応している稀有なスマート電球で、IFTTTにも対応。Hueが飽きた人、人とは違うのが欲しい人はおすすめ。
【1】LIFX Mini White

調光 | ○ |
調色 | - |
フルカラー | - |
口金 | E26 |
LIFX Mini Whiteのスペック。
『LIFX Mini White』は、LIFXのスマート電球の最廉価版。調光のみ可能で、調色とフルカラーは不可。
【2】LIFX Mini Day & Dusk

調光 | ○ |
調色 | ○ |
フルカラー | - |
口金 | E26 |
LIFX Mini Day & Duskのスペック。
『LIFX Mini Day & Dusk』は、LIFXのスマート電球のミドルモデル。調色・調色に対応し、フルカラーは非対応。時間によって色温度が変えられるDay & Duskを搭載している。
【3】LIFX Mini Color

調光 | ○ |
調色 | ○ |
フルカラー | ○ |
口金 | E26 |
LIFX Mini Colorのスペック。
『LIFX Mini Color』は、LIFXの800ルーメンタイプ(60W)スマート電球の最上位モデル。調光・調色・フルカラー対応で、時間によって自動変化可能なDay & Duskにも対応。
【4】LIFX A19

調光 | ○ |
調色 | ○ |
フルカラー | ○ |
口金 | E26 |
LIFX A19のスペック。
『LIFX A19』は、LIFXの1,100ルーメンタイプ(75W)スマート電球。調光・調色・フルカラー対応で、1,000ルーメン超えなので他社よりも明るい。Day & Duskにも対応。
【5】LIFX + A19

調光 | ○ |
調色 | ○ |
フルカラー | ○ |
口金 | E26 |
LIFX + A19のスペック。
『LIFX + A19』は、LIFXのスマート電球最上位モデル。明るさ1,110ルーメン(75W)で、調光・調色・フルカラー対応。また、監視カメラやネットワークカメラ用の暗視支援(赤外線ライト)機能がついている最強スマート電球。Day & Duskにも対応。
スマート電球購入時のチェックポイント
■チェックポイント
- AIアシスタント(スマートスピーカー)の対応状況。
- バリエーションやアクセサリーの豊富さ。
スマート電球を購入する際には、上記の2項目に注目して購入するようにしましょう。
特にAIアシスタントの対応状況は各社バラバラなので注意が必要です。どのメーカーもAmazon『Alexa』やGoogle『Google Home』・『Google Nest Hub』には対応しているのですが、LINE『Clova』やApple『HomePod』への対応状況はマチマチなので、かならず購入前に確認しておきましょう。
スマート電球はメーカーを統一させるべき

これはあくまで持論なのですが、スマート電球はメーカーを統一させて揃えるべきです。

じゃないと、アプリもバラバラになるし、設定も煩雑になるからね!
スマート電球が面白くて、さまざまなメーカーを買いたくなる人もいると思います。ただ、メーカーがバラバラだと、メーカー数だけアプリも増えますし、スマートスピーカーへの登録やWi-Fiのペアリングも増えてしまいます。
スマート電球は文字どおり“スマート”さが売りなので、スマートさを削がないためにもメーカーは1つに絞って揃えるようにしましょう。まぁ…多くても2つですね。

経験則だけど、メーカーをバラバラにすると、結果的にただのLED電球として使っちゃうんよね。アプリが面倒になって…。

それはもったいないやつだー!
E17口金へは変換ソケットを利用
スマート電球の口金は基本的に『E26』という形状で、『E17』のランプソケットには対応していません。なので、E17口金のランプソケットに取り付ける際には、変換ソケットを購入するようにしましょう。

変換ソケットは日本のメーカーを選ぶのがおすすめやね!
以下、 E26 → E17 の変換ソケットです。
▼老舗『オーム電機』の可変式で小型のL字型変換ソケット。
▼センサーライトメーカー『ムサシ』の可変式変換ソケット。こちらがおすすめ。
▼コンセントタップでおなじみ『朝日電器(ELPA)』のストレート型変換ソケット。耐熱型の陶器製。
まとめ「スマート電球は超便利!使って未来を感じるべし!!」

スマート電球は、ただスマホやスマートスピーカーを使って、電源のON・OFFをする電球…ではありません!
メーカーにもよりますが、時間と連動させたり、シーンによって色温度や色自体を変更できたりと、ひとつの“照明の未来”だったりします。まだ使ってない人はぜひ試してほしい!未来ずら〜!

使って分かるこの未来感!!
おまけ

スマート電球も各社いろいろですね。

Philips Hueぐらいだと思ってたよー。

ここ1年でかなりバリエーションが増えたんよね。だから、電球選びも楽しかったりするやよ!
おわり
実はメーカーによって、対応してるAIアシスタントが違うかったりするんよ。