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スマートテレビィ!?
YouTubeやNetflixなどが視聴できる『スマートテレビ』をご存知ですか?簡単に言えば、スマホみたいなテレビですが…どうやら、中に入っているOSがメーカーによって異なるようです。
目次
主要なテレビメーカー
スマートテレビのOSや評判を比較していく前に、国内外の主要なテレビメーカーを、一挙紹介します。
主要なテレビメーカー
- Sony(BRAVIA)
- Panasonic(VIERA)
- TOSHIBA(REGZA)
- SHARP(AQUOS)
- 三菱電機(REAL)
- 日立製作所(Wooo)
- オリオン電機
- FUNAI
- aiwa
- ドウシシャ
- LG
- Hisense
REGZAもAQUOSも“アレ”になっちゃったけど…(汗)
そうそう、オリオン電機はちゃんとした“日本企業”やからね!お間違いなく!
あなたはどこのメーカーのテレビを使っているのでしょうか?
多くの人は、大手メーカーを使っている印象を受けます。日本人は、大手メーカーや日本企業を購入する傾向が強いと思うので、SonyやPanasonicあたりを選んでいるのかも知れません。
さて、どれだけのメーカーが…あるのでしょう?
各メーカーのスマートテレビ比較
先程、有名なメーカー12社を紹介したのですが、スマートテレビを販売しているメーカーは、以下の通りになりました。
スマートテレビを販売しているメーカー
- Sony(BRAVIA)
- Panasonic(VIERA Connect)
- TOSHIBA(Toshiba Places)
- SHARP(SHARP AQUOS Net+)
- LG(LG NetCast)
国内に見事凱旋したFUNAIや、不死鳥のごとく復活したaiwaあたりは、スマートテレビを出しているのかと思っていましたが、残念ながら無い模様。今後に期待です。
Sony『BRAVIA』—BRAVIA
OS:Android TV
■良いトコ
- 音声検索対応。
- 対応サービスの多さ。
- YouTubeやAbemaTVの専用ボタン。
■悪いトコ
- 反応がもっさり。
- YouTube動画の読み込みが遅い。
- 無線LANが弱い。
SonyのBRAVIAは、Android TV搭載でかなりネットワーク連携に力を入れている印象。
Web系のサービスへのアクセスの容易さや、UIも非常に分かりやすいので、使い勝手の良いスマートテレビになっている。しかし、Android TV特有の“もっさり感”が、懸念材料。
Panasonic『VIERA』—VIERA Connect
OS:Firefox OS
■良いトコ
- 音声検索対応。
- 応答速度が速い。
- UIが分かりやすい。
■悪いトコ
- スマホ連携が弱い。
Sonyと双璧を成すPanasonicは、AndroidではなくFirefox搭載。
Firefox OS自体は、開発元のMozillaは開発終了しているが、Panasonic独自で開発を続けるとのこと。全体的にレスポンスが良く、サクサク感重視ならVIERAはオススメ。ただ、スマホ連携が弱いので、そこは要注意。
TOSHIBA『REGZA』—Toshiba Places
OS:独自OS
■良いトコ
- 対応サービスが多い。
- 自動検索機能。
■悪いトコ
- Huluが未対応。
- UIがイマイチ。
東芝から切り離されてしまったREGZAは、独自OSで勝負している。
独自OSなので、いろいろ懸念材料を探したが、割と開発は頑張っている様子。他メーカーが、TVとWebと切り離して存在しているのに対し、東芝はTVとWebをミックスした感じになっている。UIが独特なのと、何故かHulu未対応なのが残念。
SHARP『AQUOS』—SHARP AQUOS Net+
OS:Android TV
■良いトコ
- AI搭載。
■悪いトコ
- USBメモリーの読み込みが遅い。
- AndroidTV独特のもっさり感。
鴻海傘下になったSHARPは、Sonyと同じAndroid TV搭載。こちらはAIで勝負。
Android TV搭載なので、Webサービスは充実している。さらに、『COCORO VISION』というAIを搭載しており、好みのジャンルを学習してくれるそう。しかし、Android TV特有の不安定感やもっさり感が強く、そこは残念。
LG—LG NetCast
OS:Web OS
■良いトコ
- 音声検索対応。
- AI搭載。
- UIがかなり洗練されている。
- スマホの画面をオーバーレイ表示。
■悪いトコ
- 肝心のAIが日本語非対応。
- 詰めが甘い部分がチラホラ。
韓国LGは、webOSという、元はPalm(HPの子会社)の技術を用いた異色のテレビ。
webOSという聞き慣れないOSではあるが、元はモバイルOSを家電に落とし込んだだけあって、かなり機能も充実している。かなり“ギーク好み”なテレビという感じ。AQUOSと同じくAI搭載で、LGは『ThinQ AI』という名前である。ただ、このAIは日本語が使えない…。
テレビOSまとめ
メーカー別で見てくるといろいろあるように思えるが、テレビに使われているOSは、大きく分けて3種類である。
テレビOS
- Android TV
- Firefox OS
- webOS
Android TVは、多機能だけどもっさり。
Firefox OSは、軽快な動作だけどスマホに弱い。
webOSは、ガジェット要素が強くて好みが分かれる。
こんな感じになっていると思います。どれも良し悪しがあるということですね。
総評:スマートテレビは確実に普及する
冒頭でお話したように、テレビの主要メーカーは十数社。しかし、スマートテレビを発売しているメーカーは、たった5社。それでも、これからはスマートテレビは普及してくるでしょう。
少し前までは、Netflixがテレビに搭載されたことが話題になりましたが、今ではAmazon Prime VideoやDAZNにも、当然のごとく対応しています。
サービスが充実してきている昨今、スマートテレビの普及は必然でしょう。
この記事で紹介したガジェット
おまけ
おわり