クソゲーには“2種類”ある?愛するクソゲーBEST3を添えて…

クソゲーには“2種類”ある?愛するクソゲーBEST3を添えて…
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謎の魔力を持つゲーム…クソゲー。

世間でクソゲーと単に呼ばれるが、私はクソゲーにも“2種類”あると思います。その分類と、私の愛すべきクソゲーを3つ紹介します。

さたえり
く…クソゲー!?
まの
ゲーム好きなら、一度はクソゲーと呼ばれるものに当たってしまったことが、あると思います。
でも、クソゲーだからこその楽しみもあると思うんですよね。
四条ねこ
つまり…エクストリーマー!?(わーお)
まの
違いますね。

一般的なクソゲーの定義

一般的なクソゲーの定義

私の思うクソゲーについてお話する前に、まずは世間一般的なクソゲーの“定義”についておさらいしておきます。

クソゲーの定義

  • ゲームバランスが崩壊している。
  • ゲームのボリューム感が少ない。
  • BGMのテンポが異常に悪い。
  • バグが非常に多い。
  • ゲームシナリオが論外。
四条ねこ
バグといえば…「ゴエモンはバグが多くって…」だよねー。
まの
それって、『がんばれゴエモン ~でろでろ道中 オバケてんこ盛り~』じゃないですか(汗)
名作でも“バグは多くって”…。

名作でも“バグは多くって”…。

それこそ『がんばれゴエモン ~でろでろ道中 オバケてんこ盛り~』ではありませんが、ゲームには少なからず“バグ”は存在します。開発者もデバッガーも大変ですからね。

しかし、バグが多すぎるのは問題。

ゲームシナリオがつまらないのは、もっと問題。

ゲームバランス!?…ちゃんと確認してください。

要するに、ゲームとしての作り込みが甘いのが、一般的な“クソゲー”と呼ばれるものになるわけです。

さたえり
じゃあ、まのさんの思う“神ゲー”は何なん?
まの
バトルネットワーク ロックマンエグゼ3』ですね。異論は認めないです。

▼むしろ、異論が出ないくらいの神ゲーだと思います。

クソゲーには“2種類”あると思う

クソゲーには“2種類”あると思う

そんな“クソゲー”ですが、2種類が存在すると私は思います。

まの
それは…

  • 本当のクソゲー
  • 愛すべきクソゲー

に分けられると思うのですよね。

四条ねこ
うーむ、クソゲーにもいろいろあるわけですな〜。

本当のクソゲー

本当のクソゲー

本当のクソゲーは、前述したクソゲーの定義通りです。

まの
もっと分かりやすく言うと、ゲーム自体が“手抜き”なゲームですね。
製作者の愛も何も感じないやっつけ仕事的なゲームこそが、真のクソゲーだと思うわけです。
さたえり
製作者の愛かぁ…それはゲームをやっていても、プレイヤーに意外と伝わってくるやもんね(汗)

どんなゲームが真のクソゲーかは、あえてここでは言及しません。人によって感じかたは違うと思いますし、名指しで批判は良くないですからね…。

まの
それぞれの心の奥底にしまっておいてください。

愛すべきクソゲー

愛すべきクソゲー

対して、愛すべきクソゲーは、以下の3要素があると思います。

愛すべきクソゲー

  • 笑って許せるバグ。
  • ぶっ飛んだゲーム性。
  • 主人公のバカさ加減。

俗に言う“バカゲー”であったり、“手の込んだ手抜き”です。

異色のゲームである、この2作品。

異色のゲームである、この2作品。

まの
ちょっと話は逸れますが、バカゲーの代表格といえば『暴れん坊天狗』や、『摩訶摩訶』ですよね。
四条ねこ
『摩訶摩訶』は、バカゲーでありクソゲーな気もするけどねー(笑)
まの
ちょっと…というか、かなり世界観がぶっ飛んでいるんで、評価しづらいですよね。まぁ、バグは多いですが。

要するに、しっかりとゲームとして作り込まれている(と思う)のが、愛すべきクソゲーだと思うわけです。開発者やメーカーが、面白いものを創造しようという“意思”が、こちらに伝わってくるゲームですね。

▼こんなものがあるとは…。

愛すべきクソゲーベスト3

愛すべきクソゲーベスト3

さて、愛すべきクソゲーが、どんなものであるかを理解してもらったと思うので、私が思う“愛すべきクソゲーベスト3”を紹介します。

さたえり
それって、ノミネートされて嬉しいんか、悲しいんか…(苦笑)
まの
あら?名誉なことですよ!

第3位.2007年KOTY受賞作—四八(仮)

第3位は、2007年のクソゲーオブザイヤー受賞作である『四八(仮)』です。

このゲームの見どころ

  • 稲川淳二氏の怪談話。
  • 筒井康隆氏の問題作。
  • 伊藤潤二氏のシナリオ。
  • 水木しげる氏が登場する。
  • 謎の『ヒバゴン』。
四条ねこ
えっ…!?
これって、世間だと超絶クソゲー扱いのゲームじゃんっ!?(笑)
まの
確かにバグだらけですし、シナリオも意味不明なところで終わってしまいます。
ただ、やろうとしていることは使わってくるので、クソゲーというよりは“不完全”というべきゲームだと思います。

このゲームを愛すべきクソゲーとしているのには、著名な作家先生の登場があります。

ただ、伊藤潤二氏のシナリオ以外は、正直作家先生にとって何とも言えない仕上がりになっています。そこも含めての愛すべきクソゲーということで。

第2位.世界最弱主人公の冒険活劇—スペランカー

第2位は、主人公がびっくりするくらい弱いことで有名な『スペランカー』です。

このゲームの見どころ

  • 即死ゲームを楽しめる。
  • ゲーム自体は面白い。
  • SEやBGMが秀逸。
まの
主人公が尋常ではないくらい弱いせいで、クソゲー扱いをされていますが、実際はゲームも面白いですし、ファミコンの代表作の1つだと思いますよ。
さたえり
当たり判定がシビアだったり、死にゲー要素満載だから扱いはクソゲーやけど、やってみると面白いもんね!

このゲームをすることによって、忍耐力が向上すると思いますよ。それくらい死にゲーなので。

ただ、やっていると面白い。意外と慣れてくると、そこまで即死しなかったりするので、クソゲーというよりは“初見殺し”なゲームなのかも知れません。

第1位.世界のキタノの問題作—たけしの挑戦状

記念すべき(?)第1位は、やはり『たけしの挑戦状』でしょう。

このゲームの見どころ

  • ゲームへのアンチテーゼかも。
  • いろいろとグレー。
  • ふざけることに全力を尽くしている。
四条ねこ
で…でたーーーー!
さたえり
やっぱり、これは“伝説”のクソゲーやんね(汗)
まの
クソゲーの代名詞的存在になっていますもんね。
ただ、クソゲーというよりは“バカゲー”ですね。今の時代だと完全にアウトですが、当時だからこそできるグレーを限りなく遊んでいるというところでしょうか。

危ない人々、危ない発言…今リリースは100%不可なゲームでしょう。

なにせ、バーチャルコンソールなどのアーカイブで再リリースするときには、一部の文章が書き換えられているくらいです。当時でも問題作だったので、現在ではもっと問題作といえるでしょう。

ただ、ここまでファミコンのソフトに盛り込んだのですから、開発者は全力でゲームを作ったのでしょう。リスペクトの意を込めて、第1位なのです。

総評:クソゲーなんて存在しない?

総評:クソゲーなんて存在しない?

クソゲーには、本当のクソゲーと愛すべきクソゲーの2種類あるのではないかと、お話してきました。ただ、実際にはクソゲーというものは、そこまで多く存在しないと思います。

四条ねこ
それはどうしてなのー?
まの
本当のクソゲーを作ろうと思って、開発している会社はないでしょうし、結果としてクソゲーに“なってしまった”のだと思います。不幸の産物ですね。
さたえり
まぁ、結果としてクソゲーになったのはあるんやけどね(汗)

クソゲーの定義は難しいですが、やはりシナリオの薄さとバグの多さでしょうね。この2つは、開発陣の努力でどうにかなるものですし。

まの
ファミコン時代は、今と比べてシナリオが薄いゲームは多かったですよね。
でも、それなりに楽しめたと思います。結局は、私たちユーザーがどう楽しむかで、クソゲーかどうかが決まるのかも知れないですよね。

結論は「こんな け゛ーむに まし゛に なっちゃって と゛うするの」です。

おまけ

まの
ちょっと“クソゲー”を連呼しすぎましたね(汗)
四条ねこ
クソゲーって、何だか愛称みたいだよね〜。愛があるからこそクソゲーって呼ばれているっていうかねー!
まの
確かに本当のクソゲーなら、完全に話題にすらなっていませんもんね。
さたえり
話題にすらならないクソゲー…考えただけで悲しいやんね(汗)
まの
話題になるとクソゲーを敢えてするプレイヤーもいますし、そういう意味では商業的に成功したと結果としては言えるのかも知れませんね。

おわり