- 『Lenovo Legion Go』が2023年12月8日に日本でも発売開始
- 日本での販売価格は約13.5万円で妥当な価格設定に落ち着いた
- 『Steam Deck OLED』『ASUS ROG Ally』との悩ましき選択
携帯型ゲームPC『Lenovo Legion Go』、ついに日本でも発売へ。
価格は134,800円と、案外お手頃。『Steam Deck OLED』や『ASUS ROG Ally』を選ぶか、本機を選ぶか、かなり悩ませてくれます。
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『ASUS ROG Ally』の“AMD Ryzen Z1 Extremeモデル”は109,800円だから、プロセッサを揃えると、Lenovo Legion Goとの価格差は約2.5万円ですな。
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ギミックやディスプレイ性能を考えると、この価格差なら許容範囲内やんね!
目次
『Lenovo Legion Go』が日本発売
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Image:Lenovo
Lenovoの携帯型ゲームPC『Lenovo Legion Go』が、ついに日本でも発売されます。
日本での発売日は、2023年12月8日。
日本での販売価格は、税込134,800円。
このLenovo Legion Go、プロダクト自体は2023年9月に発表済みで、すでに海外では販売されております。かなり前から日本版Lenovoにもティザーサイトが用意されており、日本での発売が確実視されていましたが、ようやく発売されることとなりました。
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Lenovo Legion Goは、いわゆるNintendo Switchのような方式の携帯型ゲームPCとなっており、左右のコントローラが着脱可能になっているのが最大の特徴。
そのほか、右コントローラがマウスとして利用できたり、トラックパッドが搭載されていたり、キックスタンドが内蔵されていたりと、かなりギミック満載の凝った作りになっています。凡庸な表現ではありますが、まさに“ギーク好み”を体現したゲームコンソールでしょう。
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コントローラを切り離せば、高性能Windowsタブレットとしても使えるし、ゲーム以外の用途でもいろいろ使えそうですな。
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高性能UMPCが欲しいけど、コントローラ部分は不要。
そんな非ゲームユーザーからも、注目されそうなデバイスですわね。
『Lenovo Legion Go』『Steam Deck OLED』『ASUS ROG Ally』の比較
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この手の携帯型ゲームPC、さまざまなメーカーから登場しておりますが、やはりライバルとなりそうなのは『Steam Deck OLED』や『ASUS ROG Ally』でしょう。
携帯型ゲームPCといえば、AYANEOやOne-Netbookなどの古参メーカーもあります。ただ、メーカーの知名度的に考えれば、一般層が手を出すのはASUSやSteamのデバイスでしょう。家電量販店にも展示されており、お目にかかる機会も多いですし。
そこで、『Lenovo Legion Go』と『Steam Deck OLED』『ASUS ROG Ally』を比較してみることにします。
| Lenovo Legion Go | Steam Deck OLED | ASUS ROG Ally |
512GBモデル | 134,800円 | 84,800円 | 89,800円 (RC71L-Z1512) |
109,800円 (RC71L-Z1E512) |
|||
1TBモデル | 99,800円 |
単純に“価格だけ”で比較すると、上表のとおり。
すべてのスペックを無視した乱暴な比較にはなりますが、『Lenovo Legion Go』がもっとも高価な価格設定という結果に。とはいえ、前述したコントローラが着脱可能というギミックを考慮すると、思ったよりも割高感はない気がします。
| Lenovo Legion Go | Steam Deck OLED | ASUS ROG Ally |
OS | Windows 11 Home | SteamOS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen Z1 Extreme | AMD Custom APU | AMD Ryzen Z1 Extreme (RC71L-Z1E512) |
AMD Ryzen Z1 (RC71L-Z1512) |
|||
RAM | 16GB | 16GB | 16GB |
SSD | 512GB | 512GB | 512GB |
1TB | |||
ディスプレイ | 8.8インチ | 7.4インチ | 7.0インチ |
LCD | OLED | LCD | |
2,560×1,600 | 1,280×800 | 1,920×1,080 | |
144Hz | 90Hz | 120Hz |
※斜線の入ったセルは優れている箇所
前述したとおり、『Lenovo Legion Go』が比較対象の中でもっとも高価だったわけですが、その代わり、スペックも競合製品と比べて高くなっております。
モビリティは低下するので賛否両論ありますが、ディスプレイサイズは8.8インチと大画面。加えて、画面解像度やリフレッシュレートも、競合デバイスと比較して優れております。
プロセッサについても、この手のデバイスとしては高性能な『AMD Ryzen Z1 Extreme』を採用。ついギミックに目が行きがちですが、てんこ盛りなスペックになっていると言えるのではないでしょうか。
ただ、ストレージが512GBしかないのは残念。幸い、microSDカードスロットを備えているので、転送速度面は気になるものの、ストレージ容量は容易に増やすことが可能です。
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ストレージが512GB固定なのは、Steam Deck OLEDやASUS ROG Allyの価格を意識した結果なのかもやね。
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ええ、それは考えられますね。
これ以上価格が高くなると、ライトな一般層は選択肢から外しそうですので。
『Lenovo Legion Go』は意外とお手頃価格
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『Lenovo Legion Go』、競合する『Steam Deck OLED』や『ASUS ROG Ally』と比べると少々価格は張りますが、ギミックやスペックを考慮すると、意外とお手頃価格な感じもします。
この手の携帯型ゲームPCは総じて高価になりがちなので、決して安い価格とは言えません。ただ、相対的に考えれば、案外お手頃な価格設定ではないでしょうか。134,800円という価格も、ちょっと頑張れば購入できる価格ですし。価格設定の巧さを感じます。
ただ、ストレージに関しては、1TBモデルも用意してほしかったところ。512GBだと、心許ないと感じるユーザーも少なくないと思われますので。
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Steam Deckのように、簡単にストレージを換装できればよいのですがね。
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うーむ、分解するとメーカー保証が失効するでしょうな。
Lenovoとはいえ、ThinkPadブランドじゃないからねー。
まとめ「しばらく在庫切れになりそうな予感」
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日本での発売日は、2023年12月8日。
日本での販売価格は、税込134,800円。
『Steam Deck OLED』や『ASUS ROG Ally』と比べると数万円高価だが、ギミックやスペックを考慮すると、そこまで高くはない。むしろ、お手頃価格かと。
『Steam Deck OLED』や『ASUS ROG Ally』がそうであるように、この『Lenovo Legion Go』についても、初期ロットはすぐに完売してしまいそうな予感がしております。
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まずは量販店でハンズオンしてみたいですわね。
おまけ
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『Steam Deck OLED』も気になりますが、『Lenovo Legion Go』も欲しくなりますわ。
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『Lenovo Legion Go』は純粋なWindows機だから、普通にUMPCとして買うのもアリですな。
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だとすると、キーボードも欲しくなりますわね。
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そして、こうやって…新たな沼ができるわけやね。
おわり
こんな感じの価格設定ですわね。