ついに…iPhone・iPadで艦これができるっ!
『艦隊これくしょん−艦これ−』が、大規模メンテナンスでFlashベースからHTML5ベースに変わります。『艦これ』の“第2期”の始まりだそうですが、これでユーザーは何が変わるのでしょうか?
目次
艦これが“54時間”の大規模メンテ開始
『艦隊これくしょん−艦これ−(以下、艦これ)』を運営しているDMM GAMESが、54時間にも及ぶ大規模メンテナンスをすることを発表した。
メンテナンスは、
開始:8月15日午前11時55分
終了:8月17日午前6時00分
になるそうです。
以下、艦これ公式の運営Twitter。
「艦これ」第二期(HTML5)【Block-1】では、「艦これ」ゲーム画面自体の高解像度化を合わせて実施致します。【画面サイズ】を従来より、縦+50%拡大、横+50%拡大、面積にして2倍以上(同第一期比)大きく再実装する予定です。同改修により、提督の皆さんに「艦娘」の姿をより鮮明にお贈りします。#艦これ
— 「艦これ」開発/運営 (@KanColle_STAFF) 2018年8月14日
「艦これ」稼働全サーバ群長時間&大規模メンテナンス中ですが、まだ、まだ夏は終わっていないっ…!ということで、本メンテが無事終了すれば、第二期(HTML5)【Block1】換装記念、艦娘【水着mode】を一隻追加実装予定です!そろそろカボチャも美味しい季節…こちらも少しだけお楽しみに!#艦これ
— 「艦これ」開発/運営 (@KanColle_STAFF) 2018年8月16日
ついにiPhone・iPadで艦これができる!
今回、艦これが大規模メンテナンスをするわけだが、ユーザーにとって一番変わることは、iOSに対応することだと思います。
アプリが出るとかっ!?
その副産物として、iOSでも艦これがプレイできるようになるわけなのです。
今回のアップデートで、艦これを動かしているシステムを、『Flash』から『HTML5』に変更されます。
iPhoneなどのiOSデバイスは、Flash非対応でしたので艦これをプレイすることは不可能でした。
しかし今回、『HTML5』にシステムが変更されたことにより、iPhoneユーザーでも艦これをプレイすることが可能になります。
Flashは2020年末にサポート終了
昔のブラウザーゲームや動画コンテンツの主流であった『Flash』ですが、開発元の米Adobeが2020年末に、開発・提供を終了することをアナウンスしています。
すでにiOSやAndroidではFlashはサポートしておらず、PCのブラウザーでも廃止方向でした。ですので、艦これもHTML5への移行を余儀なくされたわけです。
艦これは“第1期”から“第2期”へ
今回の大幅メンテナンスで、艦これ運営は以下のように述べています。
- Flash:第1期
- HTML5:第2期
つまり、今回のHTML5化で“大幅”に艦これが変わっていくという表れなのです。
- データーベースの改修。
- グラフィックの高解像度化。
を行うことを発表してますね。
ただ、エンジニア的に懸念するのは、HTML5化による“バグ”や“音ズレ”です。ブラウザーゲームのトップとして、どこまでブラッシュアップできるかは気になるところ。
コンテンツビジネスの成功モデル
余談ですが、この『艦これ』は、コンテンツに特化したゲームビジネスの成功例だと思います。
いわゆる“課金ゲーム”ですが、課金しなくてもプレイできるシステムや、アニメや漫画との“メディアミックス”によるビジネス展開の成功例でしょう。
艦これをアプリにせず、ブラウザーゲームとして運営していくのも、プラットフォームに依存しないビジネス展開の考えなのでしょう。DMM…恐るべし。
総評:iPhoneで『艦これ』を楽しもうぞ!
大幅メンテナンスにより“第2期”が始まった『艦隊これくしょん−艦これ−』により、ついにiPhone・iPadでもゲームをプレイすることができるようになります。
アップデートにより、よりモバイルでプレイしやすくなった『艦これ』をこれからも楽しもうぞ!
おまけ
おわり