あのゲームは今?
あなたは“ポケモンフォロワー”という言葉を知っていますか?簡単にいうと、ポケモンのようなゲーム性のものです。そのままですね。そんなポケモン的なゲームを振り返ります。


私はガッツリやりこんだのですよ?

そういえば、どこへ行っちゃったんやろうね?
目次
ポケモンフォロワーゲームの定義

まずはポケモンフォロワーの“定義”について考えていきます。
ポケモンフォロワーゲームの定義
- サトシは戦わない。
- 育成&カスタム要素。
- 魔王はいないポップさ。

ポケモンフォロワーゲームの最大のトピックは、サトシ(主人公)は戦わないという設定でしょう。
一般的なRPGは、主人公は戦うものです。しかし、ポケモンの主人公は戦わず、ポケモンが代わりに戦います。後で紹介するポケモンフォロワーゲームも、主人公は戦いません。
また、育成やカスタム要素、RPG独特な世界観らしくないのも、特徴としてあると思います。敵キャラも仲間になるゲーム性から、敵キャラ自体が可愛いものであったり、ポップなテイストなものが多いのも特徴です。



ポケモンフォロワーゲームと便宜上なってしまってますが、どれもが独自のゲーム性がありますからね。決して“パクリ”ではないのですよ。

名作ポケモンフォロワーゲーム

そんなポケモンフォロワーゲームですが、私が特に“代表的”であり、“名作”であると思うゲームを、今回は3つ紹介します。
紹介するポケモンフォロワーゲーム
- ロボットポンコッツ
- メダロット
- 真・女神転生 デビルチルドレン


せっかくだし、語ってよー!?

では、本記事の趣旨がズレない程度に語りますね。
1.ロボットポンコッツ

『ロボットポンコッツ』は、1998年に発売されたゲームボーイ用ソフト。メーカーはハドソンです。
ロボットポンコッツは、初代はゲームボーイ、その後はNINTENDO64やゲームボーイアドバイスにて登場していました。ですので、一応はシリーズ物です。
おそらく、当時のプレイヤーで印象深いのが初代ロボポンでしょう。サンとスターの2バージョン展開で、その後ムーンバージョンがリリースされました。

ポケモンよりも10年前以上から、サンとムーンじゃんっ!?ポケモンがパク…。

ストーリーとしては、ロボットゲームにポケモンのエッセンスを加えた感じでしょうか。グレイテストという、ポケモンでいうところのジムバッジを集め、頂点を目指す感じです。
それに加えて、ロボットのパーツをカスタムする要素や、ポケモン金銀よりも早く“時間の概念”を取り入れていました。
しかし、登場するキャラクター(ロボポン)の名前が、『フランク』や『ケッツ』のようないかにも“アレ”だったり、お世辞にも可愛げがないものが多かった印象です。


2.メダロット

『メダロット』は、1997年にゲームボーイ用ソフトとして発売され、その後さまざまなハードでリリースされた名作です。初期のメーカーはイマジニアでした。


メダロットはポケモンフォロワーというには失礼なくらいな、名作ゲームシリーズです。
私はちなみに、メダロット1〜5までプレイ済みです。そして、両バージョンを持っています。ガチですね。


2>3=4=1>>>5
ですね。
5はシステムやパーツの大幅刷新が、ロックマンエグゼ4並に馴染めなかったので、この評価です。逆に、2は名作です。異論は認めません。

ストーリーは王道なもので、ロボロボ団を倒すというもの。ポケモンでいうところのロケット団やサカキですね。
こちらもロボットゲームなので、パーツをカスタムしたり、経験値を積んだりする要素があります。少々、作業感が出てきてしまうのですが、ポケモン並にやりこみ要素はあると思います。さすがは名作。
メダロットのキャラクター自体は、さすがにポケモンとまではいかないが、アニメをやっていた影響もあり、20代には相当認知度も高い。
ロボットゲームというゲーム上、男性ファンに偏っている印象が強いが、ゲーム性は高く面白いので、やっていない人にはぜひオススメしたいゲームの1つでもある。

3.真・女神転生 デビルチルドレン

『真・女神転生 デビルチルドレン』は、アトラスから発売されているゲームシリーズ。元は、女神転生という別ゲームで、これはいわゆる“派生作品”です。
女神転生はかなりの作品数がありますし、デビルチルドレンシリーズも多くのゲームソフトをリリースしています。
アニメを放映していた時期もあるので、ゲームをプレイしたことはなくても、名前自体は知っている人は多いはず。
女神転生といえば、ダークな印象がある。
しかし、デビルチルドレンになると、かなりポップなキャラクターデザインに変わる。より“ポケモン的”といえばそうかも知れない。


このようなブームはよくあること
3つポケモンフォロワーゲームといわれるゲームを紹介しましたが、これらのブームはよくあることです。
ファミコン時代のドラクエフォロワーゲーム。
PSP時代のモンハンフォロワーゲーム。
当時ブームになったゲームを追いかけて、フォロワーゲームが出るのは、ゲーム業界のある意味では“様式美”的なものがあるのかも知れません。


なので、このポケモンフォロワーゲームも、ある意味では時代を感じさせる現象でしょう。
総評:あれ…コミックボンボンばっか?

ポケモンフォロワーゲームはかつての勢いを失い、ひっそりシリーズ終了したものが大半です。それも時代ということでしょう。


ポケモンのゲーム性は初代からかなり確立されていますし、ましてやフォロワーとなって、それを超えるのは難しいと思いますね。
今回紹介した3つのポケモンフォロワーゲームには、1つの“共通点”がありました。

もしや…ク○ゲー!?

クソ○ー呼ばわりはダメですよ?

その共通点とは、『コミックボンボン』です。
もう廃刊してしまったコミック誌ですが、10年ほど前は、『コロコロコミック』と争っていました。特にタイアップ企画や、ゲームはそれは激しい時代でした。
デビチル…ロボポン…メダロット…そして、コミックボンボン。
何だか懐かしいですね。もう一度、あの頃に戻ってプレイしてみては?
この記事で紹介したガジェット
おまけ








おわり
どーん!