消えていった“ポケモンフォロワーゲーム”たち—デビチル…ロボポン…メダロット…はどこへ?

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あのゲームは今?

あなたは“ポケモンフォロワー”という言葉を知っていますか?簡単にいうと、ポケモンのようなゲーム性のものです。そのままですね。そんなポケモン的なゲームを振り返ります。

四条ねこ
ポケモンフォロワーゲームといえば、『ロボットポンコッツ』でしょー!
どーん!
まの
そうですね!
私はガッツリやりこんだのですよ?
さたえり
懐い!(笑)
そういえば、どこへ行っちゃったんやろうね?

ポケモンフォロワーゲームの定義

ポケモンフォロワーゲームの定義

まずはポケモンフォロワーの“定義”について考えていきます。

ポケモンフォロワーゲームの定義

  • サトシは戦わない。
  • 育成&カスタム要素。
  • 魔王はいないポップさ。
まの
このへんは人によって、いろいろ感じる部分が違うと思いますが、私はこんな感じだと思いますね。

ポケモンフォロワーゲームの最大のトピックは、サトシ(主人公)は戦わないという設定でしょう。

一般的なRPGは、主人公は戦うものです。しかし、ポケモンの主人公は戦わず、ポケモンが代わりに戦います。後で紹介するポケモンフォロワーゲームも、主人公は戦いません。

育成系RPGの先駆け的存在『ポケットモンスター』は偉大。

育成系RPGの先駆け的存在『ポケットモンスター』は偉大。

また、育成やカスタム要素、RPG独特な世界観らしくないのも、特徴としてあると思います。敵キャラも仲間になるゲーム性から、敵キャラ自体が可愛いものであったり、ポップなテイストなものが多いのも特徴です。

まの
結局は、“ポケモン風”と言ってしまえばそれまでなんですけどね…。
四条ねこ
ポケモンフォロワーゲームにもいろいろあるけど、パクリゲーではないよねっ!ちゃんとそれぞれがゲームとして成立してるしっ!
まの
そうなんですよ。
ポケモンフォロワーゲームと便宜上なってしまってますが、どれもが独自のゲーム性がありますからね。決して“パクリ”ではないのですよ。
さたえり
ポケモンフォロワーゲーム≠パクリゲームってことやね!

名作ポケモンフォロワーゲーム

名作ポケモンフォロワーゲーム

そんなポケモンフォロワーゲームですが、私が特に“代表的”であり、“名作”であると思うゲームを、今回は3つ紹介します。

紹介するポケモンフォロワーゲーム

  1. ロボットポンコッツ
  2. メダロット
  3. 真・女神転生 デビルチルドレン
まの
どれもプレイ済みですし、熱く語りたいぐらいですが、それはまた別の機会に…。
四条ねこ
ええー!?
せっかくだし、語ってよー!?
まの
そうですか?
では、本記事の趣旨がズレない程度に語りますね。

1.ロボットポンコッツ

1.ロボットポンコッツ

『ロボットポンコッツ』は、1998年に発売されたゲームボーイ用ソフト。メーカーはハドソンです。

初代ロボットポンコッツは、太陽と星の2バージョン。

初代ロボットポンコッツは、太陽と星の2バージョン。

ロボットポンコッツは、初代はゲームボーイ、その後はNINTENDO64やゲームボーイアドバイスにて登場していました。ですので、一応はシリーズ物です。

おそらく、当時のプレイヤーで印象深いのが初代ロボポンでしょう。サンとスターの2バージョン展開で、その後ムーンバージョンがリリースされました。

四条ねこ
なっ!?
ポケモンよりも10年前以上から、サンとムーンじゃんっ!?ポケモンがパク…
まの
違います。
荒削りなゲーム性ではあるが、随所にポケモンらしさが。

荒削りなゲーム性ではあるが、随所にポケモンらしさが。

ストーリーとしては、ロボットゲームにポケモンのエッセンスを加えた感じでしょうか。グレイテストという、ポケモンでいうところのジムバッジを集め、頂点を目指す感じです。

それに加えて、ロボットのパーツをカスタムする要素や、ポケモン金銀よりも早く“時間の概念”を取り入れていました。

絶対に“ロボポンセンター”は生まれないでしょう。

絶対に“ロボポンセンター”は生まれないでしょう。

しかし、登場するキャラクター(ロボポン)の名前が、『フランク』や『ケッツ』のようないかにも“アレ”だったり、お世辞にも可愛げがないものが多かった印象です。

四条ねこ
でも、漫画版のロボットポンコッツの作者、タモリはタルさんのイラストは可愛いぞよー!
まの
あれは…凄いですよね。いろんな意味で。

2.メダロット

2.メダロット

『メダロット』は、1997年にゲームボーイ用ソフトとして発売され、その後さまざまなハードでリリースされた名作です。初期のメーカーはイマジニアでした。

四条ねこ
キ…キターーーーーーーーーー!!((((;゚Д゚))))
まの
メダロットファンは当時多かったですよね。アニメを放映されていましたし。
シリーズ作品は、今でもリリースされている。

シリーズ作品は、今でもリリースされている。

メダロットはポケモンフォロワーというには失礼なくらいな、名作ゲームシリーズです。
私はちなみに、メダロット1〜5までプレイ済みです。そして、両バージョンを持っています。ガチですね。

さたえり
まのさんは、どのシリーズが好きなん?
まの
私は…
2>3=4=1>>>5
ですね。

5はシステムやパーツの大幅刷新が、ロックマンエグゼ4並に馴染めなかったので、この評価です。逆に、2は名作です。異論は認めません。

さたえり
は…はぁ(汗)
ストーリーはオーソドックスながらも名作。

ストーリーはオーソドックスながらも名作。

ストーリーは王道なもので、ロボロボ団を倒すというもの。ポケモンでいうところのロケット団やサカキですね。

こちらもロボットゲームなので、パーツをカスタムしたり、経験値を積んだりする要素があります。少々、作業感が出てきてしまうのですが、ポケモン並にやりこみ要素はあると思います。さすがは名作。

ロボットとキャラクターのいいとこ取りをしている。

ロボットとキャラクターのいいとこ取りをしている。

メダロットのキャラクター自体は、さすがにポケモンとまではいかないが、アニメをやっていた影響もあり、20代には相当認知度も高い。

ロボットゲームというゲーム上、男性ファンに偏っている印象が強いが、ゲーム性は高く面白いので、やっていない人にはぜひオススメしたいゲームの1つでもある。

まの
3DSでも『メダロットクラシックス』がリリースされているくらい、息の長いゲームでもあるので、興味があればやって欲しいゲームですね。

3.真・女神転生 デビルチルドレン

3.真・女神転生 デビルチルドレン

『真・女神転生 デビルチルドレン』は、アトラスから発売されているゲームシリーズ。元は、女神転生という別ゲームで、これはいわゆる“派生作品”です。

デビチルシリーズもかなりの作品数をほこる。

デビチルシリーズもかなりの作品数をほこる。

女神転生はかなりの作品数がありますし、デビルチルドレンシリーズも多くのゲームソフトをリリースしています。

アニメを放映していた時期もあるので、ゲームをプレイしたことはなくても、名前自体は知っている人は多いはず。

『ネコマタ』も女神転生よりかなりポップ。

『ネコマタ』も女神転生よりかなりポップ。

女神転生といえば、ダークな印象がある。
しかし、デビルチルドレンになると、かなりポップなキャラクターデザインに変わる。より“ポケモン的”といえばそうかも知れない。

まの
ファミコンの女神転生は、主人公も戦闘に参加しますが、デビチルの主人公はサトシ的なのです。仲魔を操るポケモントレーナーな感じですね。
四条ねこ
これはこれでIPとして確立しているし、『ジャックフロスト』は人気キャラだよねー!フィギュアも出ているしっ!

このようなブームはよくあること

3つポケモンフォロワーゲームといわれるゲームを紹介しましたが、これらのブームはよくあることです。

ファミコン時代のドラクエフォロワーゲーム

PSP時代のモンハンフォロワーゲーム

当時ブームになったゲームを追いかけて、フォロワーゲームが出るのは、ゲーム業界のある意味では“様式美”的なものがあるのかも知れません。

まの
ドラクエが流行したら、がんばれゴエモンまでRPGになってしまいましたし、まぁ…そういうものです。
四条ねこ
ビッグタイトルまで引っ張られるブームって、凄いよねー(汗)

なので、このポケモンフォロワーゲームも、ある意味では時代を感じさせる現象でしょう。

総評:あれ…コミックボンボンばっか?

総評:あれ…コミックボンボンばっか?

ポケモンフォロワーゲームはかつての勢いを失い、ひっそりシリーズ終了したものが大半です。それも時代ということでしょう。

四条ねこ
ゲームとして、ポケモンに勝つのは難しいよねー。
まの
そうですね。
ポケモンのゲーム性は初代からかなり確立されていますし、ましてやフォロワーとなって、それを超えるのは難しいと思いますね。

今回紹介した3つのポケモンフォロワーゲームには、1つの“共通点”がありました。

さたえり
なにそれ?
もしや…ク○ゲー!?
まの
違います!
クソ○ー呼ばわりはダメですよ?
四条ねこ
あれれー?どうして伏せ字の位置が違うんだろ〜?(某名探偵)

その共通点とは、『コミックボンボン』です。

もう廃刊してしまったコミック誌ですが、10年ほど前は、『コロコロコミック』と争っていました。特にタイアップ企画や、ゲームはそれは激しい時代でした。

デビチル…ロボポン…メダロット…そして、コミックボンボン。

何だか懐かしいですね。もう一度、あの頃に戻ってプレイしてみては?

おまけ

まの
メダロットは特に思い入れがあったりします。
四条ねこ
小学生ぐらいにやっていたゲームって、何故か記憶として鮮明に残っているよねー!
さたえり
そうそう!なんか残っているやんね!
まの
何だか“懐古記事”みたいになってしまいましたね。
四条ねこ
たまには“後ろを向く”のもいいかもだよ〜♪
まの
今日のねこさんは、詩人みたいですね。
さたえり
いつもは変人やけどね(笑)
四条ねこ
なーんですとぉおおおお!?(おこ)

おわり