さらなるキラータイトル出現!
株式会社ポケモンが、”新作ポケモン”についての発表を行いました。なんと、対応ハードは『Nintendo Switch』でした。さらにスマホとの連動も!盛り沢山な発表イベントだったと思います。


いつかは3DSじゃなくNintendo Switchと思っていたけど、ついにって感じだね〜!


目次
今回発表されたもの
今回のイベントで、発表されたものは”3つ”あったので、順に紹介していきます。
発表されたもの
- 『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ/イーブイ』
- 『ポケモンクエスト』
- 『モンスターボール Plus』

1.『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ/イーブイ』
主な概要
- 初代ポケモンをベースにしている。
- 初の2人同時プレイが可能。
- 『Joy-Con』を使う。
- シンボルエンカウント制に変更。
- 『Pokémon GO』と連動。
今回のイベントの一番の目玉だったのが、Nintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ』・『ポケットモンスター Let's Go! イーブイ』でした。
本タイトルは、『ポケットモンスター』としては初の『Nintendo Switch』用タイトルです。ベースは1998年に発売されたゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター ピカチュウ』をベースにしており、より分かりやすくシナリオやゲーム性を再構築しているとのこと。


ただ、派生的な扱いではなく、ポケットモンスターの外伝的作品みたいな色が強そうですね。
発売は、2018年11月16日とのこと。なんと”全世界同時発売”だそうです。価格は、パッケージ版・ダウンロード版ともに、5,980円(税抜)とのこと。


2.『ポケモンクエスト』
主な概要
- 『ポケットモンスター 赤・緑』のポケモンが登場。
- アクションRPG。
- 3匹のポケモンをチームにして戦う。
- 基本無料の”アイテム課金”ゲーム。
- Nintendo Switch版は配信中。
- スマートフォン版は6月末配信。
続いて発表されたのは、ポケモンのスピンオフ作品『ポケモンクエスト』です。
本タイトルは『ポケットモンスター 赤・緑』のキャラクターが出現する”アクションRPG”です。キャラクターデザインも動画のとおり、”四角く”デフォルメされていますね。ここが派生作品らしいところ。
近年のゲームのトレンドの1つである、『サンドボックス』のような世界観が特徴的ですね。


ただ、そこまでマイクラ的な要素は踏襲していないようですね。
こちらは”配信専用ゲーム”となっており、Nintendo Switch版は既に配信開始済みで、スマートフォン版は6月末リリースとのこと。親御さんは、基本無料ですが、課金ゲームであることに注意してくださいね。
3.『モンスターボール Plus』

主な概要
- 『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ/イーブイ』と連動。
- 本製品だけでゲーム操作が可能。
- USB Type-C端子搭載。
- ボール中央が”操作スティック”になっている。
- 加速度/ジャイロセンサー搭載。
- 振動/サウンド機能搭載。
- 『Pokémon GO』と連動。
- 価格は4,980円。
- 2018年11月16日発売。
最後は『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ/イーブイ』専用の周辺機器である、『モンスターボール Plus』が発表されました。
BluetoothでNintendo Switchやスマートフォンと連携し、コントローラー的な使い方や、『Pokémon GO Plus』的な使い方ができるそうです。



前の『Pokémon GO Plus』はどうしても”周辺機器”色が強かったですが、これはモンスターボール的なデザインなので、プレイヤーが本当にゲームの主人公になったような体験ができそうですね。

価格は4,980円(税抜)で、2018年11月16日発売とのこと。『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ/イーブイ』と同時発売ということですね。

『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ/イーブイ』について

せっかくなので、『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ/イーブイ』について、もう少し掘り下げたいと思います。

私が思うに『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ/イーブイ』には、以下のような”意図”があると思います。
- ゲットする”実体験”を得られる。
- いつでもどこでもポケモン。
今回の『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ/イーブイ』は、ポケモンとしては初の『Nintendo Switch』でのタイトルになりました。
これは単純に高画質化を図った訳ではなく、スマートフォンとの連動や、Nintendo SwitchのHD振動と持ち運べるというメリットを、最大限享受したプロダクトだと思います。

さらに、今回発表された『モンスターボール Plus』や、スマートフォンゲーム『Pokémon GO』との連動により、よりポケモンを実感できるゲームになっていると思います。
今までのような”ボタンを押すだけのゲーム”から、”ユーザーが主人公になれる”体感型ゲームと進化を遂げている気がします。


この『モンスターボール Plus』もそうですが、『Joy-Con』は”ジャイロ機能”が充実しているので、ボールの投げ方まで感知できるそうですよ。
まさに…”リアルポケモン”です!
正式なナンバリングタイトル(ポケモンにナンバリング要素はありませんが)ではありませんが、かなり気合が入っているゲームソフトだと感じました。
…これは売れますよ!私?買いますよ!

『ポケットモンスター』シリーズ完全新作は2019年!

今回は発表されませんでしたが、『ポケットモンスター』シリーズの完全新作が2019年に発売されるそうです。
石原氏は「現時点でお話できることはない。ただし、今回はホームコンソール(家庭用ゲーム機)としても楽しめる部分を強調した。次はハンズオンと言うか、(Switchの)携帯的な性質を強化できるアイデアをたくさん入れていこうという考え」とコメント。Switch向け新作として、いつでもどこでもプレイできる点を重視する方針を明らかにした。
Source:Impress Watch
残念ながら、現時点では詳細は明らかにされませんでしたが、『Nintendo Switch』でリリースされることは確定ですね。

ポケモン新時代と3DSの終焉

今回の株式会社ポケモンの発表では、『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ/イーブイ』と『ポケモンクエスト』という2つのゲームが発表されました。
興味深いのは、両ゲームとも『Nintendo Switch』でリリースされるということです。そう、『ニンテンドー3DS』はナシでした。モバイルは、スマートフォン向けのチューンナップでしたからね。
ポケモンというIPは、任天堂にとってはおそらく”超重要IP”だと思います。それが『Nintendo Switch』で登場するということは、『ニンテンドー3DS』の終焉を意味していると感じました。




携帯ゲーム機は日本でこそ人気ですが、海外では人気がなかったですし、今回のポケモンの『Nintendo Switch』での販売で、携帯ゲーム機の終焉へのカウントダウンは始まったと思います。
3DSで出なかったことについて勘ぐってしまいますが、『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ/イーブイ』や次期『ポケットモンスター』は楽しみですね!
おまけ







おわり
Image:株式会社ポケモン
Source:任天堂, Impress Watch