完全に任天堂とセガの後追いだが…。
9月19日に急遽発表された“ミニプレステ”こと『プレイステーション クラシック』ですが、ネットではどうやら不評な様子。確かに、『ゲームアーカイブス』でいい気が…。


そして、まさかの盛り上がりの無さが…。

目次
『プレイステーション クラシック』について
Sony(SIE)の公式プロモーション動画。
2018年9月19日に、Sony Interactive Entertainment(以下、Sony)が『プレイステーション クラシック』を発表。まさに、青天の霹靂。

- 価格は9,980円+税
- 発売日は2018年12月3日
ですね。



ミニプレステこと『プレイステーション クラシック』には、20本のゲームタイトルが収録されているとのこと。ここはミニファミコン的ですね。
- 『R4 RIDGE RACER TYPE 4』
- 『JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻』
- 『鉄拳3』
- 『ファイナルファンタジーⅦ インターナショナル』
- 『ワイルドアームズ』
以上が、現時点で公表されている収録ソフトのタイトルです。


そうそう、数量限定販売ですが、間違っても転売屋からは買わないでください。定価は9,980円です。
つこいですが、転売屋からは買ってはいけませんよ!ちゃんと正式な販売店で、予約して購入してください。
割高と言われる理由

そんな“ファンアイテム”感が強い『プレイステーション クラシック』ですが、巷では“割高”と言われています。

- 収録タイトル数の少なさ
- ゲームアーカイブスの存在
の2つが特にありますね。
理由1.収録タイトル数の少なさ

1つ目の理由は、“収録タイトル数の少なさ”です。
本体代金が約1万円に対し、収録タイトル数は20本。
つまり、本体やコントローラーのコストをなくした単純計算だと、1ソフト500円です。これだと、中古でソフトを購入したほうが安い確率が高いです。


野暮ではありますが、少なくとも“お得感”はないということですね。
特に割高感を強めているのは、変に“互換性があるハードがある”ということです。
任天堂の『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』とは異なり、PlayStationのソフトはPlayStation 2でもPlayStation 3でもプレイ可能。それが割高感とプレミアム感のなさを余計に出しているのでしょう。
理由2.ゲームアーカイブスの存在

2つ目の理由は、Sonyが行っているサービスである“ゲームアーカイブス”の存在です。
『ゲームアーカイブス』というのは、旧ハードの作品を現行のハードでプレイできるサービスです。任天堂的に言うと、『バーチャルコンソール』ですね。


正直、現時点で公開されている5タイトルのテイストで、残り15タイトルを出されると、かなり厳しい気がします。できれば、中古で入手しづらいタイトルを収録して欲しいところ。

残り15本で収録して欲しいタイトル
Sony公式のPVだが、「1、2、3」が怖い…。
さて、かなりネガティブな意見ばかり言ってしまいましたが、残り15タイトルは未公開です。なら、そちらに期待するしかないですよね。


現時点で分かっているタイトルも悪くはないですが、個人的に収録して欲しいタイトルを書いておきます。
- 『アストロノーカ』
- 『moon』
- 『バーガーバーガー』
- 『ドラゴンクエストモンスターズ1・2 星降りの勇者と牧場の仲間たち』
- 『スターオーシャン セカンドストーリー』
- 『チョコボの不思議なダンジョン』
『アストロノーカ』や『moon』、『バーガーバーガー』は多くのユーザーが望んでいるタイトルだと思います。どれも“超”名作ですからね。

▼びっくり価格な『バーガーバーガー』さん。
個人的に思い入れがある『ドラゴンクエストモンスターズ1・2 星降りの勇者と牧場の仲間たち』や『チョコボの不思議なダンジョン』が入っていると嬉しいです。ただ、ドラクエはゲームの仕様が“特殊”なので、収録は厳しそうですが…。

総評:やはり“ファンアイテム”である

収録本数が20本で、本体価格が約1万円。これを高いと思うか、安いと思うかは人それぞれですが、多くの人は“割高”と思っている模様。


ファンアイテムだとは思いますが、せっかくのファンアイテムだからこそ、収録タイトルにはこだわって欲しいですね。もちろん、既に解散・倒産した企業からの権利関係は大変だと思いますが…。



残りの15タイトル…気になる!
おまけ







おわり
Sonyまで“ミニ”を出したんだねっ?