ついにサブスクリプションの開始。
任天堂がかねてから予告していた、オンラインサービス『Nintendo Switch Online』を開始。これにより、任天堂のオンラインゲームが、実質的に“有料化”となりました。
任天堂がオンラインを完全有料化
2018年9月19日に、任天堂が同社のオンラインサービスを完全に有料化しました。
価格は1ヶ月で300円、12ヶ月で2,400円。支払い方法や付与される機能については後述します。
オンラインサービス名を『Nintendo Switch Online』とし、オンラインプレイの他に、ファミリーコンピュータのゲームをプレイしたり、セーブデータのクラウド保存機能も付与しています。
『Nintendo Switch Online』の主な機能
- オンラインプレイ
- ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online
- セーブデータお預かり
『オンラインプレイ』
『オンラインプレイ』は、ゲームをオンラインでするための機能です。
つまり、今までは無料でオンラインプレイができましたが、これからはお金が必要になります。加入しないと、マリオカートやスプラトゥーンのオンラインプレイができなくなりました。
『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』
『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』は、簡単に言ってしまうと“バーチャルコンソールのNintendo Switch版”です。
バーチャルコンソールとは異なり、Nintendo Switch Onlineに加入している間は、同サービスのラインナップを“無制限”にプレイ可能。また、オフラインでもプレイ可能な模様。ボイスチャット機能も備えているようです。
『セーブデータお預かり』
『セーブデータお預かり』は、ゲームのセーブデータを任天堂のクラウドサービスに保存する機能。
自動バックアップ機能や、データの移行機能が備わっています。ただし、『スプラトゥーン2』や『1-2-Switch』は、同サービス“非対応”とのこと。正直、使い物になるかは未知数です。
サービスに加入する方法
『Nintendo Switch Online』に加入するには、どのような支払い方法があるのか調べてみました。
- クレジットカード
- PayPal
- 利用券カード(プリペイドカード)
この『利用券カード』はプリペイドカード式です。
全国の量販店やAmazonにて購入することが可能です。なお、クレジットカードやPayPalだと自動更新が可能ですが、利用券カードの場合は自動更新はできません。
競合他社とのオンライン価格比較
任天堂のオンライン有料化により、先に有料化していたSony(PlayStation)、Microsoft(Xbox)と足並みが揃いました。
任天堂(Nintendo Switch) | Sony(PlayStation) | Microsoft(Xbox) | |
サービス名 | Nintendo Switch Online | PlayStation Plus | Xbox Live Gold |
サブスクリプション価格(全て税込) | |||
1ヶ月 | 300円 | 514円 | 842円 |
3ヶ月 | 800円 | 1,337円 | – |
12ヶ月 | 2,400円 | 5,143円 | 5,378円 |
特典 | |||
ファミリーコンピュータソフトのプレイ、セーブデータのバックアップ | フリープレイ、テーマ・壁紙配信、ゲーム割引購入、セーブデータのバックアップ | 無料ゲームの配信、ゲームの割引購入、ライブテレビ |
競合3社のオンライン価格比較。
任天堂の肩を持つわけではないですが、競合他社に比べるとユーザーフレンドリーな価格設定ですよね。
有料化でがっかりしたユーザーも多いと思いますが、任天堂のオンラインサービスは、他社と比べても親切な価格設定と言えそうです。
オンラインは歓迎すべきか
今回の『Nintendo Switch Online』開始で、ついに任天堂も“オンライン有料化”になりました。
これにがっかりする声も聞こえなくはないですが、サービスの充実やサーバーの安定化を図られるなら、歓迎すべきだと思います。
そういうのは言ってはダメですよ!!
ひとつ言えるのは、今回の『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』開始により、Nintendo Switchでのバーチャルコンソールは“絶望的”になりました。非常に残念。
任天堂さん!GBAやGCのアーカイブもよろしくお願いしますよ!
おまけ
特別な理由がないなら12ヶ月がよさそうです。
おわり
Source:任天堂