- ワイヤレス接続対応のゲーミングヘッドセットをディグる!
- 理想は『デュアルワイヤレス接続』に対応していること!
- 機能を求めすぎて「コレだ」と思えるものに出会えない!
“これは沼なのです”
PCゲームやテレワーク用に『ゲーミングヘッドセット』を買うことにしました。今回は、ワイヤレス(2.4GHz・Bluetooth)対応に絞って探していきます。これがなかなか難しい……。
やっぱ、オーディオ用ヘッドホンとは重視する点が変わってくるやんね。
似て非なる製品、という感じですものね。
目次
条件
求めているゲーミングヘッドセットの条件は、ワイヤレス接続に対応していること。基本的にはこれだけ。
もちろん、ワイヤレス接続とワイヤード接続の両対応であれば、なお良し。音質はリスニング用じゃないので、高音質でなくても気にしていません。
ワイヤレス接続が、2.4GHzとBluetoothの両方に対応している製品であれば、この2つを同時接続できる『デュアルワイヤレス接続』に対応していると、テレワーク時にも便利そうです。
『デュアルワイヤレス接続』!?
2.4GHzはPCと接続。
Bluetoothはスマホと接続。
…という感じですな!
PCでゲームや作業をしているとき、スマホ側に着信があっても、すぐに電話に出られるというわけですわね?
そうそう!
だから、テレワーク用途に便利そうあーる。
候補
[1]JBL Quantum 800
JBL Quantum 800 | |
---|---|
ワイヤード接続 | φ3.5mm |
ワイヤレス接続 | 2.4GHz Bluetooth |
バッテリー | 約14時間 |
ノイズキャンセリング | 搭載 (マイク + ヘッドホン*1) |
JBL Quantum 800のスペック
*1USBドングル接続時のみ動作
1つめの候補は、JBL『JBL Quantum 800』。
ワイヤレス接続は2.4GHzとBluetoothの両方に対応。しかも、2.4GHzとBluetoothはデュアルワイヤレス接続可能とのことなので、PCでゲームや作業をしながら、スマートフォンで音声通話ができるスグレモノ。
USBドングル接続時に限定されるがアクティブノイズキャンセリング機能も搭載。ゲーミングヘッドセットらしく、ハウジング部分がLEDで光るというギミックも有している。
ワイヤード接続がφ3.5mmのみ(USB接続非対応)というのが残念ですが、それ以外はかなり良さげ。地味にHi-Res Audio認証も受けています。
[2]EPOS GSP 670
GSP 670 | |
---|---|
ワイヤード接続 | USB |
ワイヤレス接続 | low-latency connection Bluetooth |
バッテリー | 約20時間 |
ノイズキャンセリング | 搭載 (マイク) |
GSP 670のスペック
2つめの候補は、EPOS『GSP 670』。
ワイヤレス接続は独自低遅延接続方式(low-latency connection)とBluetoothに対応。この『low-latency connection』は、Bluetooth 5.0を拡張した方式で、メーカー曰くaptX LL(aptX Low Latency)よりも低遅延になっているそう(aptX LLは40ms未満の遅延)。
また、low-latency connectionとBluetoothはデュアルワイヤレス接続に対応しており、ゲームと音声通話をシームレスに切り替えることができる。
ワイヤード接続はMicro USB(充電端子と兼用)から行うタイプ。そう、USB Type-Cではない。発売年が2019年と古いのもあるが、Micro USBというのは残念なポイント。
[3]SteelSeries Arctis 7P+ Wireless
Arctis 7P+ Wireless | |
---|---|
ワイヤード接続 | φ3.5mm |
ワイヤレス接続 | 2.4GHz |
バッテリー | 約30時間 |
ノイズキャンセリング | 搭載 (マイク) |
Arctis 7P+ Wirelessのスペック
3つめの候補は、SteelSeries『Arctis 7P+ Wireless』。
ワイヤレス接続は2.4GHzに対応。2.4GHz転送用のUSBドングルがUSB Type-C形状になっており、何ともイマドキらしく嬉しいところ(USB Type-Aへの変換ケーブルも付属…規格違反だけど)。
搭載マイクはグースネックマイクになっており、筐体内部に収納できるようになっている。また、ミュート時にはマイク部分に搭載されたLEDが点灯する仕組みになっており、ひと目でミュートと判別できる視認性の良さも高評価。
ゲーミングヘッドセットらしさがありつつも、野暮ったさを感じさせないデザインは、さすがSteelSeriesといったところ。ただ、ワイヤード接続が独自ケーブルなのがネック。あと、Bluetoothもナシ。
[4]Logicool G435
G435 | |
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ワイヤード接続 | - |
ワイヤレス接続 | 2.4GHz Bluetooth |
バッテリー | 約18時間 |
ノイズキャンセリング | 非搭載 |
G435のスペック
4つめの候補は、Logicool『G435』。
ワイヤレス接続は2.4GHzとBluetoothの両方に対応。ただし、ワイヤード接続はできないという、かなり割り切った仕様になっている。その代わり、実売価格で約8,000円とかなり安い。
面白いのは、マイクが筐体内蔵型(マイクブーム非搭載)になっていること。そうなると集音能力が不安ですが、ちゃんとビームフォーミングに対応しており、自分の声だけ拾うような単一指向性になっている。ただ、ノイズキャンセリングは非搭載とのこと。
あと、約165gとワイヤレスヘッドセットの中ではかなり軽量に作られており、長時間ゲームをするユーザーに向いているのも良き。
惜しむらくは、2.4GHzとBluetoothに対応しているけど、デュアルワイヤレス接続はできないので、ボタンで切り替えが必要なこと。ただ、切り替え自体はワンアクションなので、そこまで苦じゃないかもしれません。
[5]Turtle Beach Stealth 700 Gen 2
Stealth 700 Gen 2 | |
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ワイヤード接続 | - |
ワイヤレス接続 | 2.4GHz Bluetooth |
バッテリー | 約20時間 |
ノイズキャンセリング | 非搭載 |
Stealth 700 Gen 2のスペック
5つめの候補は、Turtle Beach『Stealth 700 Gen 2』。
ワイヤレス接続は2.4GHzとBluetoothの両方に対応。また、ワイヤレス接続はデュアルワイヤレス接続にも対応しています。これは高評価。
また、スマートフォン用アプリ『Turtle Beach Audio Hub』が用意されており、アプリからマイクゲインを調節することも可能。ヘッドセット自体のバッテリー残量もアプリから確認できるようです。
Aerofit冷却ジェル入りのイヤーパッドも良さそうなのですが、有線接続に非対応とのこと。個人的にはここがネック。有線接続が不要と割り切れるなら…という感じです。
まとめ「まだ悩んでいます」
本当なら、「これを買う!」とここで言い切るべきなのですが、実は…まだ悩んでいます。スイマセン。
というのも、Alienwareブランドから『Alienware Tri-Mode Wireless Gaming Headset 920H(型番:AW920H)』がまもなくリリース予定となっているので、それを見てから買おうかと。
EPOS GSP 670のUSBポートが『USB Type-C』なら、それで決まったんだけどねー。
おまけ
…それにしても、気持ち悪いアイキャッチ画像やね。
CyberpunkでBlank Bansheeなのであーるっ!
は、はあ……。
おわり
マイク性能、本体の軽さ、装着感…うむむ。