- SwitchとSwitch Liteの違いを調べた!
- Liteでもソフトの互換性はある!
- 2台めならLiteで1台めなら無印を買うべき!
ポケモン専用Switch?
急遽登場した『Nintendo Switch Lite』。2台めのSwitchとして購入する人も多いはず。なので、どこがどう違って、どう“制約”があるか調べてみました。


にゃるほど〜。

ポケモンするなら2台持ちは必須やもんね。
目次
各Switchのサイズ比較

新登場の『Nintendo Switch Lite』最大のトピックは、“とにかくコンパクト”ということ。
従来のNintendo Switchが持ち運びに不便との声があって(個人的には不便とは思わないが)、このようなLiteタイプが出たと思われる。あとは、安価になったことも大きいでしょう。

御託を並べてもしょうがないので、どれくらいサイズが違うのかを、2種のNintendo Switchを画像合成して見てみますわ。
無印とLiteの本体サイズと画面サイズ
Nintendo Switch | Nintendo Switch Lite | |
本体サイズ | 239×13.9×102mm | 208×13.9×91.1mm |
画面サイズ | 6.2インチ | 5.5インチ |
Nintendo SwitchとNintendo Switch Liteのサイズ比較表。
こちらが、Nintendo SwitchとNintendo Switch Liteの本体サイズと画面サイズ。これをまずは頭に入れておき、サイズ比較を見てもらえればと思います。
Nintendo Switch各種合成画像比較
Nintendo SwitchとNintendo Switch Liteを重ね合わせると一目瞭然。Switch Liteのほうがかなりコンパクトになっています。
実寸比で並べてみても、やはりNintendo Switch Liteは一回り以上小さい。こう見ると、SwitchはiPad、Switch LiteはiPhoneのような関係に思えてくる。
最後は画面サイズの比較。6.2インチと5.5インチは、iPhone XS MaxとiPhone XSのサイズ関係に近い。
ちなみに、iPhone XSは5.8インチなので、Nintendo Switch Liteのほうが画面サイズは小さいことになる。ただ、アスペクト比が異なることは頭に入れておいてください。
各Switchスペック比較
Nintendo Switch | Nintendo Switch Lite | |
サイズ | 239×13.9×102mm | 208×13.9×91.1mm |
重量 | 約398g(Joy-Con装着時) | 約275g |
画面サイズ | 6.2インチ | 5.5インチ |
解像度 | 1,280×720 | 1,280×720 |
CPU・GPU | NVIDIA Tegra | NVIDIA Tegra |
本体容量 | 32GB | 32GB |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.1 | 4.1 |
NFC | ○ | ○ |
映像出力 | ○ | - |
有線LAN接続 | ○ | - |
加速度センサー | ○ | ○ |
ジャイロセンサー | ○ | ○ |
HD振動 | ○ | - |
モーションIRカメラ | ○ | - |
バッテリー | 4,310mAh | 3,570mAh |
駆動時間 | 約2.5~6.5時間 | 約3.0~7.0時間 |
充電時間 | 約3時間 | 約3時間 |
Nintendo SwitchとNintendo Switch Liteのスペック比較表。
上記のスペックは任天堂の公式サイトに記載されているので、詳しくは言及しません。
- テレビ出力不可で完全携帯専用。
- バッテリー駆動時間が若干長い。
- Joy-Conを別途用意すれば補完可能。
本体サイズなどの見た目を除いた、従来のNintendo Switchとの差異は上記のとおり。
Joy-Con(のようなコントローラー部分)が外れないことによる、ゲームソフトの動作制限については後ほど。ただ、Joy-Conが完全に使えないのではなく、別途購入すれば接続は可能です。

一応はJoy-Conを購入すれば補完できるというイメージですね。ただ、そうなってくると最初からNintendo Switchを買うべきでしょうが…。

本体に装着できないから、Joy-Conの充電にも困りそうだし、“救済措置”って感じだよねー。
制限/非対応ゲームソフト
気になるのが、Nintendo Switch Liteに“非対応”なゲームソフトがあるかということ。

まぁ、TVモードも使えないし…。

Joy-Conも別売りやもんね。
Nintendo Switch Liteは携帯モードに対応したすべてのNintendo Switchソフトをプレイしていただけますが、以下の点にご注意ください。
端的に言うと、Joy-Conを別途購入すれば、基本的に非対応のソフトはないとのこと。これに関しては、任天堂のNintendo Switch Lite概要欄にハッキリと記載がありました。つまり、1台めとしてSwitch Liteを購入してもソフト面では問題なさそうです。
制限がある任天堂ソフト

プレイに制限がある任天堂ソフト
- マリオテニス エース(『スイング操作』不可)
- いっしょにチョキッと スニッパーズ(PARTY/BATTLEモードに別途コントローラー2つ必要)
- いっしょにチョキッと スニッパーズ プラス(PARTY/BATTLEモードに別途コントローラー2つ必要)
現状、Nintendo Switch Liteで制限がある任天堂ソフトは3つ。ただ、Joy-ConとJoy-Con充電グリップを用意すれば、制限なくプレイが可能になるそう。
非対応に近い任天堂ソフト

プレイに支障がある任天堂ソフト
- スーパー マリオパーティ(一部ミニゲームに支障あり)
- 1-2-Switch(本体だけではプレイ不可)
- Nintendo Labo Toy-Con 01/02/03(本体セット不可)
これらの任天堂ゲームソフトは、できないことはないけれど、限りなく非対応に近いと思っておいたほうが無難。というのも、これらのゲームソフトは、Joy-Conありきな部分が多い。

これらをプレイするなら、素直にNintendo Switchを買うべきということですね。
何が“Switch”なの?

これは四方山話なので、軽く流してほしい。
Nintendo Switch発売当時の基調講演を見ていた人なら思うはずなのですが、Nintendo Switch Liteのどこに“Switch”な様子があるのでしょうか。
- 携帯ゲーム機でもあり、据置ゲーム機でもある
- コントローラーを取り外し、新たな体験が得られる
という2点がNintendo Switchのキモの部分であったはず。
Nintendo Switchのコンセプト自体を否定するつもりはないですし、Nintendo Switch Liteを否定するつもりもないです。ただ、Nintendo Switchのエクスペリエンスを楽しみたいなら、Switch LiteではなくSwitchを買うべきでしょう。
そういう意味でも、2台めのSwitchとしてはSwitch Liteはアリ。ただ、最初の1台めなら以前のSwitchを買ってほしいのが、任天堂好きの心情だったりします。それくらい、Nintendo Switchのコンセプトが素晴らしいのです。

力説ですなー。
まとめ「Switch Liteは2台めユーザー向け」

Nintendo SwitchとNintendo Switch Liteの違いは、
- 本体サイズと画面サイズと重量
- Joy-Conの有無
- バッテリー駆動時間
- TVモードができるか否か
- ゲームソフトの制約
ということになります。
Nintendo Switchの2台持ちに関しては、『いつもあそぶ本体』という機能を使えば、1つのアカウントでゲームソフトを共有できるので、それを使えばOK。
ゲームソフトの制約を考えても、Nintendo Switch Liteは2台めのサブ機として買うのがベストな気がします。

持っていない人は、Nintendo Switchのコンセプトを楽しむためにも普通のタイプを買ってほしいところですわ。
おまけ

これが出たってことは、3DSの後継機はないのかな?

どうでしょうね。
個人的には、キラータイトルのポケモンがSwitchに移行した以上、期待は薄いと思っています。

携帯ゲーム機自体の立ち位置が微妙になってきてるもんねー。
おわり
今回の論点は、すでにNintendo Switchを持っている人が追加で購入するのはアリかということです。