現代のiPod Hi-Fi？Apple『HomePod』発売—Nest Hub Max・Echo Showと比較するとオーディオ強め

記事のポイント

HomePodが日本でも今夏発売！
他社とは違ってオーディオ色が強い！
これは…現代のiPod Hi-Fiだ！

見た目はまたしても“ゴミ箱”？

Appleのスマートスピーカー『HomePod』が日本でも今夏発売されます。価格は税別32,800円。かなり高価なので、Google・Amazonのスマートスピーカーの最上位機種とも比較してみます。

買う！決定〜♪

あー…Apple信者降臨しちゃったやん。

夏のボーナスカットですね。

HomePodの概要と特徴
- HomePodのキーワードは『シームレス』
- 米国から1年半遅れでの日本発売
HomePod vs Nest Hub Max vs Echo Show
まとめ「甦ったiPod Hi-Fiが『HomePod』である！」
おまけ

HomePodの概要と特徴

冒頭で書いたように、Appleのスマートスピーカー『HomePod』が、ついに日本でも発売されることが決定しました。

とりあえずは、簡単な特徴を見てみるぞー！

HomePodのキーワードは『シームレス』

HomePodの概要まとめ

今夏発売で、税別32,800円。
AIアシスタントは『Siri』。
カラバリは『ホワイト』と『スペースグレイ』の2色。
Apple Music・Spotify・TuneIn等に対応。
iPhoneで聞いている音楽をシームレスに引き継げる。

HomePodの価格は他社のスマートスピーカーと比較しても、かなり高価な部類。なので、AmazonのEchoのようにサクッと買える代物ではない感じ。

HomePodはiOSとシームレスに接続可能。

最大の特徴は、オーディオ機能の強さとiOSとのシームレスさということ。

Appleのサイトを見る限り、7つのツイーターとウーファーが搭載されている模様。なので、AIアシスタント起動のためのスピーカーというより、よりオーディオ色の強いものになっている気がする。そう考えると対抗機種はBose『Bose Home Speaker 500‎』と言えるかもしれません。

イメージ的には無指向性のフロアスピーカーって感じかなー！？

Bose Home Speaker 500

Bose

米国から1年半遅れでの日本発売

知っている人も多いと思いますが、Apple『HomePod』は新製品というわけではありません。2017年6月開催のWWDCで発表済。さらに、2018年2月にアメリカ本国で発売開始されています。つまり、ローンチから1年半遅れで日本で発売されるということ。

待っていた人も少なくないでしょうが…どうでしょう？

しびれを切らしてEchoを買った人多いし、日本での機会損失は多そうだけどね。まぁ、出すの遅いよねー。

HomePod vs Nest Hub Max vs Echo Show

HomePodの日本発売で、Apple・Google・Amazonと三者役者がようやく揃いました。

ってことで、HomePodとNest Hub MaxとEcho Showを比較してみるぞJOJO〜！

	HomePod	Nest Hub Max	Echo Show
メーカー	Apple	Google	Amazon
AIアシスタント	Siri	Google Assistant	Alexa
ディスプレイ	-¹	○（10.1インチ）	○（10.1インチ）
スピーカー	ウーファーツイーター ×7	ステレオスピーカー	ステレオスピーカーパッシブラジエーター
カメラ	-	○	○
キャスト機能	AirPlay	Google Cast	Alexa Cast
価格	35,424円	230ドル（約2.5万円）	27,980円

Apple・Google・Amazonの最上位スマートスピーカー比較表。
¹本体上部に272×340ドットのディスプレイはある。

残念ながらGoogleのスマートスピーカー最上位機種『Nest Hub Max』は日本未発売。現時点では、1つ下の『Hub Max』が発売されている状況です。

こう比較してみると実に面白く、AppleやGoogleは自前でエコシステム（スマホOSやパソコンOS）を持っていることから、キャスト機能による連携が強い。Amazonはほかに主たるデバイスを持っていないので、Alexa Cast（Amazon MusicアプリをEchoに飛ばす機能）はそれに比べると劣る印象を受ける。

他社とは若干方向性が異なっている印象を受けますね。

そうなんだよ〜。
ほかにエコシステムと大量に抱えているからこそ、音に専念したスマートスピーカーを出したって印象だねー。