- MacBook Pro 2020はキーボード改善・16インチ版に注目!
- CPUの脱Intelと5Gセルラー版の可能性も!
- Surface Laptop 3という選択肢もアリ!
2019年モデルか、2020年モデルか。
バタフライキーボード欠陥問題を引きずりながらも、『MacBook Pro』は刷新ナシ。今年はマイナーチェンジ止まりでしたが、2020年モデルは…真の“新型”と言えるか?なので、『MacBook Pro 2020』の噂・情報を海外サイトで調べてみました。
それって何なん?
それは…
- MacBook Pro 2019は買ってもいいの?
- Surface Laptop 3に乗り換えはアリ?
ということなのだっ!
目次
新型MacBook Pro 2020の噂集
そういうわけで、まずは『MacBook Pro 2020』の噂・情報を、おなじみのAppleInsider・9to5Mac・MacRumorsで調べてみました。
■MacBook Pro 2020にまつわる噂
- キーボード
- バタフライ構造キーボード:廃止
- シザー式キーボード:採用
- 発売日
- 2020年内だが正確な次期は不明
- スペック
- 5G:MacBook初のセルラーモデル
- CPU:IntelからARM
▼MacBook Pro 16″は2019年11月に発売された
キーボード:シザー式キーボードに回帰
新型MacBook Proの噂で真っ先に気になるのが、あのキーボードの不具合問題。
We Found the "New Material" in Apple's Fourth Butterfly Keyboard - YouTube
『MacBook Pro 2020』では、現行のMacBookシリーズすべてに採用されている『バタフライ構造キーボード』を廃止し、新たに『シザー式キーボード』を採用するとの専らの噂。
一応、“噂”…としているが、おそらくこれは確定に近い情報だと思える。
というのも、すでに事実上、Appleはバタフライ構造キーボードの欠陥を認める形になっているから。バタフライ構造キーボード自体、Appleが改善したと毎回言うのですが、そのたびにリコールや集団訴訟に発展していました。要するに直ってないということです。なので、至極当然の流れでしょう。
まぁ、バタフライ構造キーボードを廃止してくれるのは助かるっ!
キーボード関係の噂でいうと、なんとescキーがTouch Barから独立するとの情報もあります。
これはMacBook Pro 16″とmacOS Catalinaのソースコード関係から出た情報だそうですが、2019年モデルからはTouch Barの横幅が狭くなり、両端にescキーとTouch ID(電源)ボタンが物理的に配置されるデザインに変更されるのだとか。
頻繁に使うキーなのに、画面埋め込みっていうのは賛否あったからねー。
ちょっと“否”多めな感じやったもんね。
発売日:2020年内だが正確な次期は不明
これだけ噂が飛び交っているのに、なぜか発売日に関しては“2020年”とだけ。
当初はMacBook Proのフルモデルチェンジは今年、つまり2019年だと言われていました。しかし、蓋を開けてみれば普通のマイナーチェンジ。そう、この時点で予想がズレているというわけ。なので、現時点ではどのリークサイトの情報も2020年とだけしているのでしょう。
個人的な予想としては、Mac Proの兼ね合いもあるので、発売日は2020年の半ば(5月〜6月)ではないかと予想しています。
まぁ、そもそもフルモデルチェンジ自体も噂ですがね…。
スペック:セルラーモデルと自社製ARM CPU
『MacBook Pro 2020』のスペックの噂で興味深いのは、5G通信が可能なセルラーモデルの登場と、ついに“脱Intel”をするということ。
まず、5G通信可能なセルラーモデルの話から。
噂によると、2020年後半にMacBookシリーズ初となるセルラー通信が可能なモデルが出るそう。そして、このセルラー通信こそ次世代の通信『5G』を採用するらしい。また、その5G通信を実現するために、受信感度を上げるセラミックモジュールをコンポーネントとして組み込むとか…。
そして、CPUがIntelからARMに置き換わる話。
Appleは2006年からIntel製CPUを採用しています。それまでは“半”自社製のPowerPCでした。それが、ARM製CPUに置き換わるそう。つまり、脱Intelということ。
RISC(PowerPC) → CISC(Intel) → RISC(ARM) ってなってますな〜。
この噂は以前からありますが、5Gの通信モジュールを入れたいというAppleの目論見。そして、Microsoftが自社のSurfaceにARM CPUを採用した『Surface Pro X』をローンチすること。これらを考えると、あながち絵空事ではないと予想します。
もちろん、アーキテクチャがARMとIntelでは異なるので、アプリケーションの互換性問題が出てくる。
しかし、Appleは『Project Catalyst』というmacOSとiPadOSの開発環境を統合しようとしている側面も同時にあります。そう考えると、2020年とは言い切れなくても、いずれはApple製CPUがMacBookに搭載されることも可能性としては多いにある気がします。
x86互換チップを、いつRISC系チップにアプリケーションごと乗り換えるか…だよねー。
MacBook Pro 2019は買うべき?
新型MacBook Pro 2019の情報が出てくると気になるのが、現行の『MacBook Pro 2019』を買うべきかという話。
私はMacBook Pro 2019を現在使っているのですが、懸念されていたキーボード不具合も今のところは出ていません。なので、もしキーボードの不具合を気にして購入を避けているなら、そこまで神経質になる可能性はないでしょう。MacBook Pro 2020だってキーボード問題が出てくるかもしれませんからね。
スペック的にも不満が出るようなものではないので、MacBook Pro 2019を“2019年内”なら買ってもよいと思います。2020年になると…要検討ですね。
Surface Laptop 3に乗り換えは?
MacBook Proがこんな状態なので、『Surface Laptop 3』に乗り換え検討している人もいるはず。
Microsoft Event 2019で発表された当機は、13.5インチモデルはIntel製CPUを搭載、15インチモデルはAMD製CPUをそれぞれ搭載している。特に、15インチモデルのGPU性能の高さから注目度は高い。
今までは、Surface BookがMacBook Proと同クラス…というイメージだった。しかし、今回の『Surface Laptop 3 15インチ』の登場で、MacBook Pro 15インチと戦えるモデルがコッチに移り変わった感じ。しかも、Surface Laptop 3はMacBook Proにはない『タッチパネル』と『Surface Pen』のコンビネーションも使えるというメリットもある。(しかし、Thunderbolt 3はない)
IllustratorやPhotoshopの使い勝手が、Windows 10では微妙というのが気になるが、OS自体もアップデートで安定・成熟してきており、Surface Laptop 3への乗り換えも大いにアリだと思います。
まとめ「キーボード改善は確実か。問題はその他の機能的大幅刷新」
新型MacBook Pro 2020の噂がぼちぼち出てきていますが、個人的にはキーボードの刷新は確実だと踏んでいます。だって、バタフライ構造キーボードは……ですからね。
問題は、それ以外の機能がどこまで刷新されるのか。
2020年モデルがキーボードだけの刷新だった場合、ユーザーとしては少し肩透かしを食らうことになるでしょう。なので、5GやARM CPUはともかくとして、バッテリー改善などの基礎スペックは上げてきてほしいものです。
現行のMacBook Proになってから、バッテリー持ち悪いんだよねー。
おまけ
てか、なんだかんだ言って、MacBook Proを毎年買っているんやね…。
一部は交換してもらったやつだけど、2016年モデルから2019年モデルまで毎年手元にあることになるね〜。
そんなのだから不具合に当たるのですよ。おとなしくキーボード改善されるまで、待ってみてはどうですか?
うぐぐ…物欲センサーが疼く……。
おわり
この記事にはサブタイトルがあるのであーるっ!