- 敢えて『乾電池式ワイヤレスゲーミングマウス』という選択
- なぜ乾電池式を? → 長期保存時のバッテリー管理が楽だから
- メイン機としては微妙だがサブ機としてはかなりアリな予感
トレンドに逆行してる感アリですが、良さげな『乾電池式ワイヤレスゲーミングマウス』を探してみることにしました。…それにしても、選択肢がかなり減ってきています。時代なのです。


肉抜きマウスが増えているぐらいですから。

普通に運用するなら、充電式のほうが楽やもんね。
目次
『乾電池式ワイヤレスゲーミングマウス』の候補
購入を検討している『乾電池式ワイヤレスゲーミングマウス』の候補は、以上の5製品。
軽量化などの理由から、ワイヤレスゲーミングマウスの主流は“充電式”。なので、相対的に“乾電池式”は、影を潜めつつあります。そんな絶対数が減りつつある『乾電池式ワイヤレスゲーミングマウス』ですが、探せばそこそこ出てきます。
ただ、あまり多ボタンのゲーミングマウスはないようで、MMORPGやペイントアプリケーションのショートカット割り当て用として導入を考えているのであれば、ボタン数の少なさというのがネックになってきそうです。

候補の中から1つ買ったんだけど、どれだと思うあーるか?(謎クイズ)
①ASUS ROG Strix Carry

- 5,000円前後
- ボタン数
- トップ ×3
- サイド ×2
- ホイール ×1
- ワイヤレス接続
- 2.4GHz
- Bluetooth
- センサー
- PixArt PMW3330
- バッテリー
- 300時間(2.4GHz)
- 433時間(Bluetooth)
乾電池式ワイヤレスゲーミングマウスの候補①は、ASUSの『ROG Strix Carry』。
ASUS ROGシリーズのマウスはゴテゴテしてる印象なのですが、本機はいたって普通なデザイン。左右のトップボタンはオムロン製で、専用のツールを使って簡単に交換できるようになっている仕様。USBドングルはマウス筐体内に収納可能。キャリングケースも付属。…安価ながら結構盛りだくさん。
乾電池は単3形が2本。だからこそのロングライフバッテリーなのですが、さすがに 単3電池 ×2 はちょっと重たいかも。
②ASUS TUF Gaming M4 Wireless

- 7,000円前後
- ボタン数
- トップ ×3
- サイド ×2
- ホイール ×1
- ワイヤレス接続
- 2.4GHz
- Bluetooth
- センサー
- 型番不明(光学センサー)
- バッテリー
- 不明
乾電池式ワイヤレスゲーミングマウスの候補②は、ASUSの『TUF Gaming M4 Wireless』。
“ROG”ではなく“TUF”なので、廉価版という感じ。なので、前掲したROG Strix Carryと比べると、削られている機能は多い。とはいえ、2.4GHzとBluetoothのデュアルワイヤレス接続対応と、最低限のトレンドは抑えられています。もちろん、ドングルは筐体内に収納可能。
乾電池は単3形が1本。同梱のスペーサーで、単4電池でも利用可能。ちょっと気になるのは、電池蓋の作りがチープなスライド式で、使ってるうちに蓋が緩くなりそうなこと。
③Logicool G604 LIGHTSPEED

- 10,000円前後
- ボタン数
- トップ ×6
- サイド ×6
- ホイール ×1
- ワイヤレス接続
- 2.4GHz
- Bluetooth
- センサー
- HERO 16K
- バッテリー
- 240時間
乾電池式ワイヤレスゲーミングマウスの候補③は、Logicoolの『G604 LIGHTSPEED』。
すでに公式サイトから製品ページが消えており、どうやら廃盤になっている模様。乾電池式にしては珍しく、サイドボタンが多いのが魅力。当然、ボタンはプログラム可能。ホイールがウェイトの重たい金属製になっているのも自分好み。2.4GHzとBluetoothのデュアルワイヤレス接続対応で、ドングルも筐体内に収納可能。
乾電池は単3形が1本。気になるのは、チャタリング報告が多めなこと。ただ、Logicoolはサポートも比較的しっかりしているので、保証期間内は大丈夫そう。
④Razer DeathAdder V2 X Hyperspeed

- 7,000円前後
- ボタン数
- トップ ×4
- サイド ×2
- ホイール ×1
- ワイヤレス接続
- 2.4GHz
- Bluetooth
- センサー
- Razer 5G Optical
- バッテリー
- 235時間(2.4GHz)
- 615時間(Bluetooth)
乾電池式ワイヤレスゲーミングマウスの候補④は、Razerの『DeathAdder V2 X Hyperspeed』。
Razerの定番マウスDeathAdderシリーズの乾電池対応型。同じRazerだと、『Razer Basilisk X HyperSpeed』や『Razer Orochi V2』も、同じく乾電池式。2.4GHzとBluetoothのデュアルワイヤレス接続対応で、ドングルも筐体内に収納可能。
乾電池は単3形が1本、もしくは単4形が1本(どちらか1本で駆動可能)。評判も上々で、欠点らしい欠点はなさそう。
⑤SteelSeries Rival 3 Wireless

- 6,000円前後
- ボタン数
- トップ ×3
- サイド ×2
- ホイール ×1
- ワイヤレス接続
- 2.4GHz
- Bluetooth
- センサー
- TrueMove Air
- バッテリー
- 400時間
乾電池式ワイヤレスゲーミングマウスの候補⑤は、SteelSeriesの『Rival 3 Wireless』。
ウリは400時間以上持つとされるロングライフバッテリー。そして、PixArtと競合開発したTrueMove Airセンサー。2.4GHzとBluetoothのデュアルワイヤレス接続対応。もちろん、ドングルは筐体内に収納可能。
乾電池は単4形が1本、もしくは2本(1本でも駆動可能)。単4電池1本で駆動可能なのは良いが、ウェイトバランスが偏って悪くなるので、多くのユーザーは2本入れて使っている様子。ただ、そうなると重さが気になるかも。
なぜ“乾電池式”ワイヤレスゲーミングマウスを求めるのか?

ワイヤレスゲーミングマウスの主流は、リチウムイオン電池による“充電式”。だから、ハイエンド機の大半は充電式。それでも、“乾電池式”が欲しい理由は、バッテリーを取り外した状態で保管できるから。
ワイヤレスゲーミングマウスを何個も所有していると、どうしても滅多に使わないものが出てきてしまいます。なので、メイン・サブ・それ以外、のそれ以外については、できるだけ綺麗な形で保管しておきたいのです。なお、いつか気が向いたら使うかもなので、「処分すればいい」というツッコミはナシで。
そうなったときに、リチウムイオン電池が搭載されたものについては、管理がちょっと面倒なのでして。劣化してガスによる膨張が起こると大変なので、過充電や過放電の状態にならないように、定期的にメンテナンスしてあげる必要があるわけです。もっと踏み込んで言うと、化学反応を加速させないよう、温度管理も大切。
そういうわけで、あまり使わない“サブ”や“それ以外”のゲーミングマウスについては、乾電池式のワイヤレスマウスにするか、いっそのことワイヤードマウスを極力選ぶようにしているのです。

- メイン:充電式
- サブ:乾電池式/ワイヤード
- それ以外:乾電池式/ワイヤード
…という感じですな。

メインは乾電池式にしないのですね?

やっぱり軽さ重視だと充電式に一日の長があるし、メインのマウスにはやっぱりハイエンド機を選びたいのであーる。

ってことは、バッテリー着脱式の充電式ゲーミングマウスが理想!?

うーむ、そういうのがあれば欲しいかも……。
まとめ「サブ機には“乾電池式”が理想」

バイアスがかかり気味ですが、メインで使わないワイヤレスゲーミングマウスには“乾電池式”がおすすめなのです。もちろん、電池にはeneloopなどを使います。使い捨てはサステナブルじゃないので。

そういうわけで、ねこちゃんは『Logicool G604 LIGHTSPEED』をポチったのであった!報告は以上っ!!
おまけ

ま、一番はゲーミングマウスばっかり買わないことなのであーる。

なんちゅう…いきなりの正論。

それを分かっていて買ってしまう、ねこさんのダメさ加減。
おわり
乾電池式は重たくなるから、最近は敬遠されがちですな。