クールな防水バックパック。
NYの新進気鋭ブランドVINTAが放つ、クール都会派バックパック『TYPE-II』をレビュー。カメラバッグにもなるところがニクい。
ちなみに、この『TYPE-II』には2種類あるんやけど、うちは“トラベルパック”にしたよ。
目次
『TYPE-II』とは
今回レビューするのは、NY発の新進気鋭バッグブランドVINTAから発売されている『TYPE-II(タイプツー)』です。
この『TYPE-II』は、カメラバッグにもなる“防水”バックパック。カメラバッグに見えないデザイン性と、モジュラー構造による収納性が魅力的です。
■良いトコ
- カメラを入れても安心防水設計。
- 止水ファスナー。
- A4クリアファイルが入る。
- ポケットが多い。
- 中身へのアクセスが多い。
- 三脚をサイドとボトムに装着可能。
- ショルダーパッドが肉厚。
- 素晴らしいデザイン性。
■悪いトコ
- 止水ファスナーが若干固い。
- サイドポケットにペットボトルが入らない。
- 縫製をもう少し頑張って欲しい。
私は普段、『Code 10 Backpack』という防水バックパックを通勤で使用しています。
ただ、あちらは“女子度ゼロ”ですが、今回の『TYPE-II』は、女性にもオススメできるデザイン性です。
カメラや15インチまでのノートPCが入るので、通勤にもカメラ撮影にも使えます。また、収納力も高いので、1日程度のお泊りなら全然問題ないと思います。
▼cote&cielのバックパックはデザイン性も高いですし、こちらも人気ですよね。
洗練された“オトナ”のデザイン
『TYPE-II』は、ナイロン系の素材に“撥水加工”を施したものです。ベルトや、ファスナーの持ち手部分などは、本革を使用しているとのこと。
男っぽいと思いきや、意外と女性にも合いそうなデザイン性って感じ!
フロントビューは、まさに“箱”そのもの。
大人のランドセルと言いたくなってしまうが、そのような表現をすると『TYPE-II』がチープなイメージになってしまいます。でも、重々しくもない。20代〜30代のオシャレに敏感な男女にマッチしたデザインだと思います。
疲れにくく通気性の良い背負い心地
この手の“デザインリュック”は、機能性がイマイチなものが多いです。しかし、この『TYPE-II』は違う。
ショルダーパッドは非常に肉厚で、低反発な背負い心地が良好。
背中の部分は、通気性の良いメッシュ生地になっています。こちらもクッション性は高い。
四角い箱状のバックパックだからこそ、背負い心地は重要。そのへんは、しっかりと作り込まれている印象です。
インナーパック構造で細かく収納
この『TYPE-II』は、従来のバックパックの構造とは少々異なっています。
独自の『インナーパック構造』というモジュラー構造になっていて、画像のように“小分けポーチ”で細かく分かられるようになっています。
▼構造としては、『かわるビジネスリュック』に似ている部分が多い。
バックパックの中にあった、インナーパックを取り外してみました。もちろん、簡単に取り外せます。
ここで凄いのが、インナーパックにもしっかりと止水ファスナーや、防水加工が施されているところ。なかなか“抜かりのない”作りになっています。さすが。
中身へのアクセス手段の多さ
先程までは、背面を見ていましたが、またまた前面に戻ります。
実は、このベルト部分からも中身へのアクセスが可能なのです。
ベルトはあくまでデザイン上のアクセントで、実際はマグネットホックで留まっているから、簡単に開閉できるのもポイントやね。
上部のフラップをこのように開くと、また止水ファスナーが。カメラバッグとしての利用も想定されているので、かなり止水や防水が施されている印象です。
先程、後ろ側のファスナーからアクセスしましたが、このような感じで前からもアクセスできます。ここから小ポーチは、取り出すということのようです。
とどのつまり、『かわるビジネスリュック』と同じような構造ということです。ただ、こちらは小分けポーチがあるので、これはこれで便利だと思います。
三脚も取り付け可能
バックパック両サイドにポケットがあります。そして、左サイドのみ、その上に謎のベルクロがあります。
これは何でしょう?
そして、下ポケットはファスナーでマチが広げられるように…!?
実は、この機構はカメラの三脚を取り付けるためのものなのです。
このような感じで、三脚の脚を下ポケットに入れ、上のベルクロで留める。そうすると、三脚が持ち運べるようになります。
▼関係ないが、『VCT-MP1』はブツ撮りにオススメな三脚。
ちゃんとした折りたたみ三脚なら、綺麗に収まります。ただ、このような大ぶりな三脚でも、しっかりと固定してくれました。
15インチMacBook Pro収納可能
このようにカメラバッグとしても使えますが、もちろんPCを持ち運ぶことも想定して作られています。
試しに『MacBook Pro 13(2016)』を入れていました。
ノートPCを入れてみて非常に良かったのは、前面からでも背面からでも、収納できるように設計されていることです。ノートPCのアクセスは良好ですね。
こんな人にオススメ!
- オシャレなカメラバッグが欲しい人。
- 整理整頓が好きな人。
- 雨に濡れては困るものを持ち運ぶ人。
- NYのような都会が大好きな人。
カメラバッグらしくないカメラバッグが欲しい人にいいと思うやよ!
まとめ:都会派な防水カメラバックパック
あまり日本では馴染みのない『VINTA』というメーカーですが、さすがはNYというようなハイセンスなデザインのバックパックです。
クラウドファンディングの内容を読む限り、VINTAはこの『TYPE-II』を日本で発売できるように、資金を集めていたようです。
そのクラウドファンディングを成功しているので、おそらく日本でもVINTA製品が購入できるようになると思います。
かなり良いバックパックでした。満足。
この記事で紹介したガジェット
おまけ
おわり