- ClickPack Xは完全無欠の防止バックパックだ!
- 防犯性能だけでなく撥水素材で防水性も高い!
- 背負ったままでも充電できるという利便性もアリ!
防犯バッグなのに…使いやすい!
クラウドファンディング発の防犯バックパック、Korin Design『ClickPack X』をレビュー。前作、ClickPack Proから大幅ブラッシュアップされており、利便性も防水性も強化。容量が18Lしかないのが難ですが、日々のガジェットバッグとしては最強かも…!?
おおおーー!
防刃素材で撥水素材ですか…やりますわね。
目次
Korin Design『ClickPack X』って?
ClickPack Xってなに?
防犯バックパックの金字塔Korin Designが生み出した、ガジェットを安心して運ぶための防犯素材&撥水素材の防犯バックパック。
- 防犯バックとしての高い完成度。
- 背負い心地が良く軽く感じる。
- タブレット専用ポケットがある。
- 撥水素材で安心感が高い。
- ポケットがとにかく多い。
- 容量が18Lと旅行には不向き。
- 大きいポケットが少ない。
- FIDLOCKは外すのにコツが必要。
慣れるまでは使いにくく感じるけど、慣れたら便利って感じの防犯バックパックやね!
本体チェック
『ClickPack X』の本体サイズは 440×310×145mm で、重さは1,200g。そして、容量は18Lとなっています。サイズ感としては、Webで見ていたよりも小さく感じました。
このClickPack Xは防犯性を意識したバッグなので、ファスナー開口部はFIDLOCKのマグネットホックと使ったフラップ式になっています。また、バッグの素材についても、防刃性と撥水性の高い素材を採用しているとのこと。
ちなみに、ファスナーはYKKやったよ!
ClickPack Xの裏面、つまり背負う部分にはギミックが多数。
ショルダベルト部分にはそれぞれ、充電用USBポートが仕組まれている『K EasyCharging 3.0 System』(左)・RFIDブロックのカードポケット(右)がオフセット。
そして、ショルダーパッド部分には、貴重品を入れるための盗難防止ポケット・クイックアクセスポケットがそれぞれオフセットされています。そう、とにかくポケットが多い。
左側面には、ペットボトルや折りたたみ傘を収納するポケットが。
このサイドポケット内部の生地は、レインカバーのような防水素材になっており、汗をかいたペットボトルでも大丈夫なようになっている。
右側面はポケット類はナシ。
上面には、マグネットでロックされるタイプの薄いマチのポケットがあります。
本当に薄マチなポケットなので、キーケースや腕時計ぐらいの厚みが限界という感じ。あくまで一時的なサブポケットとして使うのがよさそう。
注目ポイント
■ClickPack Xのポイント概要
- 防犯性能:防刃素材×TSAロック&ワイヤーロック=完全無欠
- 防水性能:止水ファスナーと撥水素材でGeekを雨から守る
- 利便性:背負ったまま充電もポケットにアクセスもOK
防犯性能:防刃素材×TSAロック&ワイヤーロック=完全無欠
防犯性の高いバッグとして、バッグ自体に鍵をかけられるものは多いが、このClickPack Xは生地自体の防犯性もかなり高い。
このClickPack Xの生地には防刃性の高いグラスファイバー素材を用いていおり、そのグラスファイバー素材が全体の80%に使われているそう。Korin Designのデモ動画では、ナイフでClickPack Xを切りつけているものがあるが、まったくの無傷。これなら安心感も高い。というか、やりすぎ。
ClickPackといえば、TSAロック。もちろん、ClickPack Xにも搭載。
前作から進化したのが、TSAロックを隠している点。以前のClickPack ProではTSAロックが外から丸見えだったので、ちょっと見た目の生々しさがありました。
それがClickPack Xでは大幅改善。肝心のTSAロックは、FIDLOCKマグネットホック採用のフラップで隠れているので、見た目的にもスッキリ。しかも、フラップとにコンビネーションで二重にロックされるというわけです。
こちらも前作、ClickPack Proから引き続きのワイヤーロックも搭載。
このワイヤーロックをポートやデスクに引っ掛けておけば、席を外したい場合でも安心できるというわけです。この機能はカフェで仕事をするとかなり使える機能。お手洗いのスキにバッグが盗難される…という心配はかなり少なくなります。
防水性能:止水ファスナーと撥水素材でGeekを雨から守る
ClickPack Xをガジェット系を持ち運ぶバックパックとして使う人も多そうなので、撥水性の高い生地を採用しているのは嬉しいポイント。
ただ、完全防水ではないので、絶大な安心感は持ってはいけなさそう。豪雨の場合は、別途レインカバー(スタンダードレインカバー)があったほうがよさげな防水性というイメージ。
撥水素材を使って防水性能を高めているだけあって、当然、止水ファスナーを採用。
バックパック上面のフラップ部分と相まって、水は比較的侵入しにくくなっている様子。防犯性を高めるためのフラップが、防水性能を高めるのにも寄与しているところは、ClickPack Xの考え込まれた作りの良さかもしれません。
気になる止水ファスナーは、信頼と実績のYKK製でした。
利便性:背負ったまま充電もポケットにアクセスもOK
ギークといえば、モバイルバッテリー。
ギークといえば、USBケーブルと充電。
そんなギークの充電事情をサクッと解決してくれるのが、『K EasyCharging 3.0 System』というギミック。
ショルダーベルトの背負ったときの右側に、バックパック内部と通づるUSB Type-Aポートが仕組まれている。モバイルバッテリーをあらかじめ接続しておけば、このUSBポートから、ClickPack Xを背負ったままデバイスの充電ができるというわけ。
しかも、充電に必要なUSBケーブルも収納できるようになっている。このコンビネーションを活用すれば、バッテリー消費の激しい地図アプリやGPSを使ったゲームも安心してガシガシ使えるという感じ。
防犯バックパックならではと言えるのが、背中のパッド部分に隠しポケットが2つ(クイックアクセスポケット・盗難防止ポケット)あるということ。
どちらも薄マチなので、長財布などを入れるには厳しいけれど、アクセス性の高いコンパートメントなので、ここに家の鍵やスマートキーなどを入れておくのがベストかも。あとは、全然貴重品感がなくなってしまうが、絆創膏や薬なんかを入れておくのアリ。私は常備薬入れとして使っています。
ここがすき!
こんな感じにガバっと全部開くことができ、なおかつポケットが多いので、ガジェット類をシステマティックに収納できるのが嬉しいポイント。収納好きな私としては、どこに何を入れるのかを考えるのも楽しかったり。
あとは、ノートパソコン専用の収納コンパートメントに加えて、タブレット専用の収納部分もあるというのもポイントが高い。これがないと、意外とタブレット収納に困ったりするのです。
ノートパソコン収納部は一般的な15インチクラスまでOK。タブレットは10インチクラスまでならOK。なので、MacBook Pro 13″とiPad miniをこのコンパートメントにそれぞれ入れて持ち運んでいます。クッション性が高いのもグッド。
ここがうーん?
ちょっと残念なのが、ポケット数が多いのは良いのだけれど、そのポケット1つ1つが微妙に小さいこと。
USBケーブルやモバイルバッテリー、マウス、SSD…こういう小さなガジェット類を収納するにはもってこいなのだけれど、化粧ポーチが入らないのが痛いかも。見た目的にもそうだけど、このClickPack Xは男性向けなのかもしれません。女性が使うにはポケットが小さすぎる。ここが残念かも。
まとめ「ギークが喜ぶシークレットバックパック」
そういうわけで、このClickPack Xのレビューを総括すると、
- 防犯性能はバックパック界随一
- スリ防止だけでなく、置き引き防止にも強い
- 撥水素材なので小雨程度なら大丈夫
- 背負ったまま充電できるのは便利
- 18Lは旅行用にはちょっと小さすぎる
- ポケットのサイズが女性向きじゃない
という感じかな。
耐久性に関してはこれから…なのですが、フラップ部分のFIDLOCKマグネットロックが痛みそうで若干心配。コツを掴めば大丈夫なのですが、慣れるまで上手に開閉してあげる必要がありそうかも。
FIDLOCKは有名なマグネットホックのメーカーだから、大丈夫そうやけど…ね。
おまけ
18Lっていう容量だから、あまり荷物の多くないギーク向けって感じかもやね。
じゃあ、私は無理じゃんっ!?
普段から、パソコン2台とタブレット2台とスマホ3台持ちだし…うぬぅ……。
ねこさんが異常なだけやね。
…まったくですわ。
おわり
Makuakeで出資したのがついに届いたやよ!