『高級ドライヤー』は『オーディオ機器』に似てる!?

一定以上の高級品は大体オカルト化する
『高級ドライヤー』は『オーディオ機器』に似てる!?
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記事のポイント
  • 『高級ドライヤー』と『オーディオ機器』は似てる気がする
  • 費用対効果が分からなくなる価格の特異点こそが沼の入り口
  • 高級ドライヤーに「意味がない」と考えた時点で負け確定

レプロナイザーやホリスティックキュアーズに代表される『高級ドライヤー』。確かに良さそうだけど、胡散臭い感じやオカルト臭がするのも否めない。…この感じどこかで。……あ、オーディオ機器に似てる。

さたえり
  • 費用対効果が得られにくい
  • 性能の可視化が難しい
  • 急激に価格が跳ね上がる

こんな感じで、「似てるなぁ」と思っちゃうんよね。

まの

ベンチマークを取るのが難しい製品カテゴリーですからね。

二条ねこ

ま、“信じる者は救われる”ですな!

『高級ドライヤー』という沼

ドライヤーの主たる目的、それは“髪を乾かすこと”。

そんなことは至極当たり前。ですが、ヘアケア要素の比重を大きくした『高級ドライヤー』という、美容家電のカテゴリーが巷には存在しています。

二条ねこ

『低級ドライヤー』はあるの!?

さたえり

…あるわけないやん!常識的に!!

Dyson Supersonic Ionic

Dyson Supersonic Ionic

高級ドライヤーの有名どころといえば、『ReFa』や『Dyson』、『レプロナイザー』、『ホリスティックキュアーズ』などがあります。おそらく、美容やヘアケアに少しでも興味がある方であれば、見たことや聞いたことがあるはず。

そんな高級ドライヤーが欲しくて調べているのですが、ロジック的に納得がいくものもあれば、もはやオカルトとしか思えないテクノロジーまであり、足を踏み入れてはいけない“沼”のような感じが凄まじいのです。

余談ですが、美容室向けのヘアコスメメーカーに勤めていたので、美容室に卸す『サロン専売品』に関しては、内部事情も含めてそこそこに詳しかったりします。だからこそ、高級ドライヤーの沼にダイブするのが、少々怖かったりするわけでして……。

二条ねこ

『サロン専売品』なのに普通にドンキで売ってる件、これが気になるあーる。

さたえり

おそらく、基本は問屋が卸してる(流してる)パターンやね。
でも、製造メーカーの営業が「置いて欲しい」って、店舗にお願いするパターンもあるんよね。最近では、自社のECサイトでもサロン専売品を売ってたりするし。

まの

いろいろと販路があるわけですね。

高級ドライヤー = オーディオ機器

そんな『高級ドライヤー』ですが、『オーディオ機器』に通ずるものがあると思っています。これは冒頭で触れたとおり。

二条ねこ

どっちも“頭”に関係があるからですなっ!?

まの

…ああ、なるほど。

さたえり

いや、違うんやけど……。

タイトル
  • 費用対効果が分かりづらい
  • すべての性能を可視化しづらい
  • ある地点から急激に高価になる
  • 謎のオカルト要素が存在する
  • 高額製品を胡散臭いと思う人が一定数いる

『高級ドライヤー』と『オーディオ機器』には、以上のような共通点があると考えています。

端的に言えば、熱狂的に支持するユーザーとそれ以外がハッキリ分かれる感じ。これがまさにそれっぽいゆえん。

双方とも、ある地点までは価格と比例した効果効能を、誰もが感じることができる。しかし、ある特異点を超えると、感動的な効果効能を得られる場合もあれば、何が良いのか分からない場合もある。そして、この特異点を超えた先が、いわゆるオカルト要素が絡んできて、信じる者は救われるの世界になってくるわけです。

高級ドライヤーやオーディオ機器に限ったことではないですが、趣味性の高い製品というのは、往々にして主観が入った曖昧な評価になりがち。なので、「〜な気がする」となってしまう。もちろん、絶対的な評価指標がないからこそ、趣味趣向や流派による多様性が生まれ、いわゆる沼が生まれてくるわけなので、だからダメというわけではありません。

ただ、そんな曖昧さがあるからこそ、良質に紛れた悪質な製品が跋扈してしまうのも、これまた難しいところだったりします。

「意味がない」と思った時点で負け

オーディオ機器に絡めて話してきましたが、とどのつまりは「意味がない」と思った時点で負け

製品自体に、欠陥や人体への悪影響がある場合は当然論外。ですが、それ以外の場合については、自分が良いと思ったらそれで良い、というスタンスが精神衛生的にも正解な気がします。あんまり深追いすると、底なし沼に嵌まってしまいますし……。

そして、この沼にロマンや面白さを感じないのであれば、価格と効果効能が比例する特異点の手前あたりの価格帯の製品に手を出すのが正解かもしれません。実際、千円のドライヤーと1万円のドライヤーでは、さすがに違いを確実に感じることができるレベルですので。

まとめ「信じる者は救われる…かも!?」

よく分からない話でしたが、「『高級ドライヤー』は『オーディオ機器』である」ということなのです。…たぶん。

余談ですが、どの高級ドライヤーを買うべきか、上記の選択肢の中で悩んでいます。

さたえり

パサつかず早く乾けば、それでいいんやけどね。

記事に登場したガジェット

おまけ

二条ねこ

つまり、ヘッドホンを出したDysonは間違ってなかった!

さたえり

うーん、なるほど!
そうなると、掃除機もドライヤーもオーディオ機器やね!!

まの

…絶対違うと思いますがね。

おわり