MVNO×5G!LinksMate『5G回線オプション』概要—3つの注意点に気をつければ契約する価値アリ

MVNO×5G!LinksMate『5G回線オプション』概要—3つの注意点に気をつければ契約する価値アリ
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記事のポイント
  • 待望のMVNOで5Gサービスを提供開始したLinksMate!
  • 5GエリアはNTTドコモ本家本元と一緒!
  • 5G回線に変更すると3G回線が利用不可になるのが最大の注意点!

MVNOなのに“5G”だとっ!?

LogicLinksが運営するMVNOサービスLinksMateが、5Gが利用できるサービス『5G回線オプション』の提供開始をしています。いわゆる格安SIMが5Gサービスを提供したわけなので、かなり気になるところ。そこで、LinksMateの5G回線について調査&まとめてみました。

さたえり

MVNOも5G化!?

まの

確か、ねこさんはLinksMateユーザーですよね?

二条ねこ

そうなのであーる。
だから、特に気になっていたんだよねー!

LinksMateの5Gサービス概要

LinksMateの5Gサービス概要

■LinksMateの5Gサービス概要

  • サービス名:5G回線オプション
  • 料金
    • 利用料金:500円/月
    • 事務手数料:500円
  • 対応エリア:NTTドコモ5Gエリア
  • 対応SIM
    • データ通信SIM:○
    • SMS+データ通信SIM:×
    • 音声+SMS+データ通信SIM:○

LinksMateが提供する5Gサービスについて、簡単に要点だけまとめてみました。

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サービス名:5G回線オプション

サービス名:5G回線オプション

LinksMateの5Gは『5G回線オプション』というサービス名。

LinksMateが提供する5Gサービス名は『5G回線オプション』というネーミング。

二条ねこ

ツッコミどころもないくらい、そのままって感じですなー。

料金:月額500円

料金:月額500円
  • 利用料金:500円/月(SIMカード1枚につき)
  • 事務手数料:500円

※価格はすべて税別表記。

後述するキャンペーンを抜きにすると、上記のような料金設定になっています。

つまり、通常のSIMカードの契約に、+500円/月ということになります。この料金設定はMNO(NTTドコモ・au・SoftBank)も同様の方式を採っているので、いたって普通と言えるでしょう。

対応エリア:ドコモの5G対応エリアと一緒

対応エリア:ドコモの5G対応エリアと一緒

LinksMateの5G回線エリアは、NTTドコモが提供する5G対応エリアと一緒とのこと。

エリアが一緒なので、電波の受信状況はMNOを遜色ないということになる(MVNOなので回線速度には差異がある可能性はある)。ただ、ここでネックになってくるのが、そもそものNTTドコモの5G対応エリアの狭さ。NTTドコモ公式サイトのPDFを参照してほしいのですが、かなりエリアは限定的。なので、利用したい場所が5G対応エリアに入っているかは要確認。

二条ねこ

NTTドコモの5G方針は、スタジアムとか商業施設中心って感じだから、アクティブなユーザー向けかも!?

対応SIM:一部非対応SIMが存在

対応SIM:一部非対応SIMが存在
  データ通信SIM SMS+データ通信SIM 音声+SMS+データ通信SIM
利用可否 ×

LinksMate『5G回線オプション』のSIM対応表。

LinksMateが提供しているすべてのSIMカードが、この5G回線オプションに対応しているわけではなく、『SMS+データ通信SIM』のみ利用不可とのこと。なので、SMS+データ通信SIMを契約中のLinksMateユーザーは、SIMタイプを変更する必要があるようです。

キャンペーン

  • 利用料金:500円/月 → 0円/月(9月30日まで)
  • 事務手数料:500円

※価格はすべて税別表記。

この『5G回線オプション』ですが、2020年9月30日まで、月額料金を無料にするキャンペーンを開催しているようです。

LinksMateの5Gサービスの注意点

【注意点1】月額500円が別途かかる

1つめの注意点は、『5G回線オプション』に加入すると、別途月額500円(税別)の利用料金が上乗せされるということ。

これは当然なことなのですが、自分の利用するエリアがすべて5G非対応エリアだと、非常にもったいないことになってしまいます。現在は無料キャンペーン中ですが、継続して5G回線オプションに加入する場合は要確認。

【注意点2】3G回線が利用不可になる

2つめの注意点は、『5G回線オプション』に加入すると、スマートフォンが3G回線を一切受信しなくなるということ。

5G回線オプションに加入すると、3G回線が利用不可になる。

5G回線オプションに加入すると、3G回線が利用不可になる。

都会であっても、電波状況によっては4G回線を拾わず、3G回線になってしまうこともあるので、この3G回線利用不可という点については、熟慮する必要がありそうです。LinksMate自体がMVNOなので、サブ回線として5G回線オプションを試すのはアリですが、LinksMateをメイン回線として使っているユーザーはちょっと考えたほうがよいはず。

【注意点3】すべての5Gスマホが使えるわけではない

3つめの注意点は、5G対応のスマートフォンだったら、どれでも使えるということではないということ。

対応スマートフォンについては、LinksMate公式の対応端末一覧で順次更新されているので、そちらを参照してみてください。2020年6月17日時点では、Huaweiの5G対応SIMフリースマートフォン、『HUAWEI P40 Pro』や『HUAWEI P40 lite 5G』などの記載はありませんでした。せっかくのMVNOなので、これらの製品発売後には5G対応SIMフリースマートフォンの動作検証を積極的にしてもらいたいところ。

まとめ「MVNOだからこそ“お試し”で5G導入の価値あり」

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LinksMateが先んじて、MVNOで5G回線を提供開始しました。個人的には、MVNOはしばらく4G回線だと思っていたので、このサービス提供の早さには驚き。

正直、MNOだと手が出しづらい5G回線サービスですが、MVNOならお試し的にもアリな予感。手元にLinksMateで5G回線が使えるスマートフォンが必要というプチハードルはありますが、結構試してみる価値はありそうです。

二条ねこ

既存のLinksMateユーザー的には悩みどころですなー。

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おまけ

二条ねこ

すっごい加入してみたいけど、5G対応スマートフォンがないのが…ねー。

まの

現状、キャリア端末を調達するしかないですからね。

さたえり

せっかく5G回線を掴む近辺にいるのにもったいないやんね。

二条ねこ

うーむ、MVNOでも5Gも開始したし、そろそろ5G対応SIMフリースマートフォンをSHARPあたりに出してもらいたいところっ!SHARP様お願いしますっ!!

おわり