デザイナー的 iMac 5K vs Mac mini 比較—開発&写真に最適なプロマシンはどっち?

デザイナー的 iMac 5K vs Mac mini 比較—開発&写真に最適なプロマシンはどっち?
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記事のポイント
  • iMacとMac miniを同条件に近づけて徹底比較!
  • 省スペースとCPUを取るならiMac Retina 5K!
  • 自作PCライクな拡張性とGPUを取るならMac mini!

クリエイター的な据置Mac比較。

iMac Retina 5K(2019)Mac mini(2020)を、“デザイン・開発・写真編集”という利用用途に基づいて、スペック比較・価格比較をしてみました。両Macをできるだけ、同じような環境にしたときに、どれくらいのコストになるかというのも一緒に計算してみました。

二条ねこ

今回比較して思ったのは、

  • iMac Retina 5K:一見高そうだけど意外と安くなる
  • Mac mini:ベースは安いけど追い求めると高くなる

っていうことなんだよねー。

まの

一体型と単体デスクトップの差ですわね。

さたえり

比較候補がiMac ProやMac Proじゃないのもミソやね!

続・デザイナー的 iMac 5K vs Mac mini 比較 –2020年モデル版–

続・デザイナー的 iMac 5K vs Mac mini 比較 –2020年モデル版–

2020年8月14日

序章:利用用途と比較前提条件の解説

想定している読者

利用用途に基づいて、iMac Retina 5KとMac miniを比較。

利用用途に基づいて、iMac Retina 5KとMac miniを比較。

  • Adobe CCを利用する人
  • 写真編集をする人
  • Web制作をする人
  • APP開発をする人

本記事は、いわゆるガジェット的な比較ではなく、デザイン・開発・写真編集を目的としたMacを求めた場合の比較になります。なので、“○○が買い”的なネタではありません。

iMac Retina 5K(2019)かMac mini(2020)、どちらか1台を購入し、同じような金額の投資をするならば、どちらのほうが実務的にベターな選択になるのかということを考えたものです。なので、ところどころ意味不明な比較をしていますが、これらは私が仕事で使うことを考えた結果そうなっている、と解釈してもらえたらと思います。

二条ねこ

ちなみに予算は40万円前後を想定しているあーるっ!

Macの利用用途

今回のMacはデザイン・開発・写真編集に用いる想定。

今回のMacはデザイン・開発・写真編集に用いる想定。

  • Photoshopでの写真編集
  • Illustratorでのデザイン制作
  • Lightroom Classicでの写真現像
  • AtomやDreamweaverでのWeb開発
  • Visual StudioやXcodeでのAPP開発

Macでの主な利用用途や作業内容は上記のとおり。

ざっくり言うと、デザイン開発写真編集の3つから構成されています。動画編集やVRに関しては含んでいません。ただ、将来的にするかもしれない(多分しない)ことも想定して、GPUに関しては妥協しないように構成します。

比較条件と前提

両Macの基本構成を可能な限り合わせる。

両Macの基本構成を可能な限り合わせる。

  • 吊るしモデルは一切考慮しない。
  • 両Macで合わせられるスペックは合わせる。
  • 両Macの予算は現実的な範囲で合わせる。
  • Mac miniはモニター・マウス・キーボードも用意する。

iMac Retina 5K(2019)とMac mini(2020)を、比較するにあたっての前提条件は上記のとおり。

RAMやROM(ストレージ)の容量に関しては、フェアに比較するために容量を合わせています。CPUやGPUに関しては、合わせようがないので、搭載可能な最上位のコンポーネントを選択しています。そういうわけなので、当然ですが、CTO前提です。

Mac miniには、ディスプレイ(モニター)・マウス・キーボードが付属していないので、これらについても別途用意します。当然、このコストも比較対象。マウス・キーボードに関しては、Apple純正(Magic KeyboardMagic Mouse 2)を採用。ディスプレイに関しては、デザインや写真編集にも使うことを考慮して、コストを考えつつ広色域のディスプレイを採用します。

▽iMac Retina 5K(2019)

▽Mac mini(2020)

第1章:各MacのCTO構成表

各MacのCTO構成を考える。

各MacのCTO構成を考える。

  iMac Retina 5K
(2019)
Mac mini
(2020)
価格 388,800円 172,800円
CPU Intel Core i9-9900K
(3.6GHz・8コア16スレッド)
Intel Core i7-8700B
(3.2GHz・6コア12スレッド)
GPU iGPU Intel UHD Graphics 630 Intel UHD Graphics 630
dGPU Radeon Pro Vega 48 -
RAM 16GB(2,666MHz・DDR4) 16GB(2,666MHz・DDR4)
ROM SSD 1TB(PCIe) 1TB(PCIe)
ディスプレイ 画面サイズ 27インチ(16:9) -
画面解像度 5,120 × 2,880(5K) -
ネットワーク 無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac IEEE 802.11a/b/g/n/ac
有線LAN 10/100/1000BASE-T 10/100/1000BASE-T
Bluetooth Bluetooth 4.2 Bluetooth 5.0
インターフェース USB 3.0 Type-A ×4
Thunderbolt 3 ×2
RJ-45 ×1
3.5mmステレオミニジャック ×1
SDXCカードスロット ×1
IEC C13 ×1
USB 3.0 Type-A ×2
Thunderbolt 3 ×4
HDMI ×1
RJ-45 ×1
3.5mmステレオミニジャック ×1
IEC C7 ×1

iMac Retina 5K(2019)とMac mini(2020)のスペック比較。

そういうわけで、iMac Retina 5K(2019)とMac mini(2020)を、前掲の比較条件のもと、Apple StoreのCTOで構成してみました。その構成スペックの比較が上表です。

この状態で比較してしまうと、

  • スペック:iMac Retina 5K(2019)の勝利
  • 価格:Mac mini(2020)の勝利

という、当たり前な結果になるので、これからMac mini(2020)に足りていない部分(コンポーネント)を強化していきます。

二条ねこ

最終的な価格比較は最後に発表するあーる!

第2章:各Macのスペック比較

CTO構成した各Macのベンチマーク比較。

CTO構成した各Macのベンチマーク比較。

CTOでのiMac Retina 5K(2019)とMac mini(2020)の構成が固まったので、お次はCPUとGPUについてのスペックとベンチマーク比較をします。

このCPUとGPUのベンチマーク結果を考慮して、第3章でのコンポーネント選定を考えていきます。なお、RAMやROM(ストレージ)に関しては、両方とも同スペックということもあり、こちらについての比較は省略しています。RAMに関しては、私は16GBで構成していますが、予算に余裕があれば32GBで構成してもよいでしょう。

CPU比較

各MacのCPUを比較。

各MacのCPUを比較。

二条ねこ

まずは、後で構成変更できないCPU部分っ!

搭載CPU

  iMac Retina 5K
(2019)
Mac mini
(2020)
CPU Intel Core i9-9900K
(3.6GHz・8コア16スレッド)
Intel Core i7-8700B
(3.2GHz・6コア12スレッド)

iMac Retina 5K(2019)とMac mini(2020)の搭載CPU。

iMac Retina 5K(2019)とMac mini(2020)に、採用されているCPUは上表のとおり。

iMac Retina 5Kにしても、Mac miniにしても、CPUは換装不可。なので、仕事で長期間使うことを考えると、ここのスペック差については要注目。

CPUベンチマークスコア

  iMac Retina 5K
(2019)
Mac mini
(2020)
Single 1,637 1,080
Multi 8,375 5,353

iMac Retina 5K(2019)とMac mini(2020)のCPUベンチマーク比較。

各Macに搭載されているCPUのベンチマークスコアを、シングルコアとマルチコアに分けて上表にまとめてみました。なお、CPUスコアはGeekbench Browserを参考にし、その掲載されていたスコアを平均値として再計算したものです。

iMac 5K Retinaは、Core i9。Mac miniは、Core i7。
どうしてもこの差がベンチマークスコアに出てしまっている印象。どちらもデスクトップ向けCPU(Intel Core i7-8700Bは、デスクトップ版Intel Core i7-8700と同仕様)なのですが、やはり両者には壁があった模様。

参考までに言うと、
iMac Retina 5K > MacBook Pro 16″ > Mac mini > MacBook Pro 13″
という感じのCPUスコアだと思います。(当然、構成によって差は変化する)

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2020年5月30日

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2020年5月24日

GPU比較

各MacのGPUを比較。

各MacのGPUを比較。

二条ねこ

続いては、eGPU導入も視野に入るGPU部分っ!

搭載GPU

  iMac Retina 5K
(2019)
Mac mini
(2020)
iGPU Intel UHD Graphics 630 Intel UHD Graphics 630
dGPU Radeon Pro Vega 48 -

iMac Retina 5K(2019)とMac mini(2020)の搭載GPU。

iMac Retina 5K(2019)とMac mini(2020)に採用されているGPUは上表のとおり。

iMac Retina 5K(2019)には、dGPUとして『Radeon Pro Vega 48』が搭載されていますが、Mac miniはiGPU(Intel UHD Graphics 630)のみ。これだと、Mac miniの完全敗北確定。ただ、GPUに関しては、eGPUを導入できるのが最大のキモ

GPUベンチマークスコア

  iMac Retina 5K
(2019)
Mac mini
(2020)
Metal iGPU 3,774 3,774
dGPU 49,589 -
OpenCL iGPU 5,016 5,016
dGPU 50,108 -

iMac Retina 5K(2019)とMac mini(2020)のGPUベンチマーク比較。

各Macに搭載されているGPU(iGPU・dGPU)のベンチマークスコアを、グラフィックAPI別(Metal・OpenCL)に上表のまとめてみました。なお、GPUスコアに関してもGeekbench Browser(MetalOpenCL)を参考にしています。

MacでのグラフィックAPIについて

macOS 10.14 Mojave以降、OpenCL・OpenGLは非推奨化されており、いずれはこれらのグラフィックAPIを、完全にサポートを廃止する可能性が高い。現在、AppleではMetal・Metal Performance Shadersの利用を推奨しています。

ですので、一応はOpenCLのスコアも気にしつつ、メインとしてMetalのスコアを重視して見ておくのがベターでしょう。

第3章:コンポーネント選定

Mac miniを強化すべく、eGPUとディスプレイを選定。

Mac miniを強化すべく、eGPUとディスプレイを選定。

さて、iMac Retina 5K(2019)とMac mini(2020)のCPUとGPUのベンチマークスコアを比較してきましたが、Mac miniのGPUがとにかく非力(CPUはどうすることもできないので気にしてはいけない)だということが分かります。

ですので、GPUの強化も含めて、ディスプレイと一緒にコンポーネント選定をしていきます。

eGPU選定

Mac mini用のeGPUを選定。

Mac mini用のeGPUを選定。

二条ねこ

まずは、Mac mini(2020)のGPUを強化していくぞー!

Mac miniには、Thunderbolt 3が搭載されているので、こちらを利用してeGPU(外付けグラフィックプロセッサー)を別途用意します。

eGPUとは?—接続&内部構造と利用に必要なものをお勉強

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2020年7月12日

MacでeGPUを利用する際の注意点

eGPUとグラフィックボードは、Appleがサポートする製品を選ぶ必要あり。

eGPUとグラフィックボードは、Appleがサポートする製品を選ぶ必要あり。

大前提として、eGPUを選考するにあたって…

  • GPUはAMD製Radeonしか使えない
  • Apple推奨のeGPUボックスを利用
  • Apple推奨のRadeon GPUを選ぶ

という3点を気をつけないといけません。

昨今のMacシリーズの流れから見ても分かるように、AppleはNVIDIA製GPUを搭載しておらず、同社のGeForceやQuadroをサポートしていません。なので、必然的にAMDのRadeonシリーズを選択することになります

Apple推奨eGPU対応グラフィックボード
  • Radeon RX 470
  • Radeon RX 480
  • Radeon RX 560¹
  • Radeon RX 570
  • Radeon RX 580
  • Radeon RX 5700
  • Radeon RX 5700 XT
  • Radeon RX 5700 XT 50th Anniversary
  • Radeon RX Vega 56
  • Radeon RX Vega 64
  • Radeon Pro WX 7100
  • Radeon Pro WX 9100
  • Vega Frontier Edition Air

※2020年7月9日時点。
¹Thunderbolt 3一体型eGPU製品。

また、eGPUボックスに関しても、Appleが推奨する製品を選ぶように公式で表記されています。なので、こちらに関しても注意しないといけません。

Apple推奨eGPUボックス
  • Blackmagic eGPU¹
  • Blackmagic eGPU Pro¹
  • Gigabyte RX 580 Gaming Box¹
  • Sonnet Radeon RX 570 eGFX Breakaway Puck¹
  • Sonnet Radeon RX 560 eGFX Breakaway Puck¹
  • OWC Mercury Helios FX
  • PowerColor Devil Box
  • Sapphire Gear Box
  • Sonnet eGFX Breakaway Box 350W
  • Sonnet eGFX Breakaway Box 550W
  • Sonnet eGFX Breakaway Box 650W
  • Razer Core X
  • Razer Core X Chroma
  • PowerColor Game Station
  • HP Omen
  • Akitio Node

※2020年7月9日時点。
¹Thunderbolt 3一体型eGPU製品。

Mac mini用に用意するeGPU

Mac mini用に用意するeGPU

以上を踏まえて、今回Mac mini(2020)用に用意するeGPU用コンポーネントは上記のとおり。

■eGPU利用なし

  iMac Retina 5K
(2019)
Mac mini
(2020)
Metal 49,589 3,774
OpenCL 50,108 5,016

eGPU利用前のGPUスコア比較。

■eGPU利用あり

  iMac Retina 5K
(2019)
Mac mini
(2020)
Metal 49,589 49,631
OpenCL 50,108 73,211

eGPU利用後のGPUスコア比較。

GPUがIntel内蔵のものしか使えないMac mini(2020)でしたが、eGPUを導入することにより、iMac Retina 5K(2019)以上のスコアを叩き出してくれるようになりました。なお、GPUスコアはGeekbench Browser(MetalOpenCL)を参考にしています。

ディスプレイ選定

Mac mini用のディスプレイを選定。

Mac mini用のディスプレイを選定。

二条ねこ

お次は、Mac mini(2020)に合う広色域ディスプレイを選ぶぞー!

色域カバー率を考慮して選定する

色空間のカバー率を考慮してディスプレイを選定する必要あり。

色空間のカバー率を考慮してディスプレイを選定する必要あり。

以前にレビューしたとおり、iMac Retina 5Kには非常に高精細・広色域のディスプレイが採用されている。画面解像度が5K(5,120 × 2,880)というのもそうなのですが、色域がsRGBをほぼフルカバーしている点やDisplay P3のカバー率が高い点も、ディスプレイ選定で考慮しないといけない。

【レビュー】Apple『iMac Retina 5K(2019)』—美しい…ただ美しい……これこそ革命機

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2019年12月1日

ただ、iMac Retina 5Kは、Adobe RGBのカバー率は非公開ですが、使っていて緑が弱い印象でした。裏を返せば、ディスプレイをしっかりと選定すれば、iMac Retina 5Kに“圧倒的”なアドバンテージをつけられるというわけなのです。ですなの。

まの

なんだか、Mac mini寄りな発言ですわね……。

色空間(色域)とは?—種類と用途別に抑えておきたい違いのコト

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2020年1月26日

Mac mini用に用意するディスプレイ

Mac mini用に用意するディスプレイ

以上を踏まえて、今回Mac mini(2020)用に用意するディスプレイは上記のいずれか。

  PD3220U SW321C
ディスプレイ 画面サイズ 31.5インチ(16:9) 32インチ(16:9)
画面解像度 3,840 × 2,160
(UHD 4K)
3,840 × 2,160
(UHD 4K)
色域カバー率 sRGB 100% 100%
Adobe RGB - 99%
DCI-P3 95% 95%
Display P3 95% 95%
NTSC - -
Rec.709 100% 100%
Rec.2020 - -

PD3220UとSW321Cのスペック比較。

ディスプレイについて話すと長くなるので割愛するのですが、

  • PD3220U:Adobe RGB値がiMacぐらいでいいけどThunderbolt 3入力が欲しい
  • SW321C:USB-C入力でもいいけどAdobe RGBのカバー率はほぼ100%欲しい

という買いわけでよい気がします。

ちなみに、どちらもUSB Type-C(PD3220UはThunderbolt 3)入力を備えており、USB PDによる電源供給にも対応しています。なので、Mac mini用と言わず、MacBook Proを持っている人なら、買っておいて損はないディスプレイでしょう。なお、当然ですが、画面解像度はいずれも4K UHDです。

【レビュー】BenQ『PD3220U』—4K・HDR10・広色域。デザイナーを支えるThunderbolt 3ディスプレイ[PR]

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2020年3月21日

第4章:価格比較

すべてのコンポーネントを合わせて、各Macの価格を比較。

すべてのコンポーネントを合わせて、各Macの価格を比較。

  iMac Retina 5K
(2019)
Mac mini
(2020)
Mac本体 427,680円 190,080円
ディスプレイ - 148,785円¹
キーボード - 10,780円
マウス - 8,580円
eGPUボックス - 50,380円¹
グラフィックボード - 37,180円¹
合計 427,680円 445,785円

同等構成にした場合の価格比較。
※価格はすべて税込価格。
¹2020年7月8日時点のAmazonでの販売価格。

これまでの各MacのCTO構成とコンポーネント選定を踏まえて、iMac Retina 5K(2019)とMac mini(2020)の最終的な価格比較をしたのが上表になります。

さたえり

意外と価格は似たような感じなんやね!

まの

そうなると判断が難しいですわね……。

終章:省スペースを取るならiMac・拡張性を取るならMac mini

  iMac Retina 5K
(2019)
Mac mini
(2020)
価格
CPU
GPU
ディスプレイ
設置スペース ×

iMac Retina 5K(2019)とMac mini(2020)の総まとめ比較表。

以上のことを踏まえて、最終的なまとめに入るとこんな感じ。

iMac Retina 5K:省スペースで使いやすいけど中途半端になりがち

iMac Retina 5K:省スペースで使いやすいけど中途半端になりがち

iMac Retina 5K(2019)』の良いところは、なんと言っても本体さえ買ってしまえば、それですべてが完了してしまう利便性の良さ。しかも、一体型パソコンなので、設置スペースのことを一切考えずに自由な配置ができるのも、大きな魅力と言えるでしょう。

しかし、写真編集やデザイン業務を本当に突き詰めていくのならば、ディスプレイの品質が中途半端とも言えてしまいます。GPUに関しても、搭載dGPUのスペックは良いものの、これですべてができるかと言えれればそうでもない。かと言って、eGPUを導入すると…もはや意味不明になってきます。

この絶妙かつ微妙なバランス感覚が、iMac Retina 5K(2019)を選ぶ際のポイントになってくるでしょう。

二条ねこ

あと20万円追加できるなら、iMac Proも視野に入ってくるからねー。

Mac mini:自作PCライクな拡張性が魅力もCPUがボトルネック

Mac mini:自作PCライクな拡張性が魅力もCPUがボトルネック

Mac mini(2020)』の良いところは、Mac Proを除くMacシリーズの中で、非常に自由度が高く拡張性に富んでいること。RAM以外がオンボードとは思えないくらいの“自作PCらしさ”があったりします。単体では非力なGPUですが、eGPUのおかげで底上げができるのも魅力。

しかし、いろいろコンポーネントを追加すればするほどコスト高。まだそれは許容できるとして、GPUを強化していくにつれ、CPUが置いてけぼりになるのがネック。さすがにCPUをThunderbolt 3経由で入力…はできないので。

なので、CPUはあまり使わないけど、GPUを多く使うソフトを利用しているかどうか、というのがMac mini(2020)を選ぶ際のポイントになってくるでしょう。

二条ねこ

ただ、Mac Proは現実的じゃないから…うーむ。

まとめ「意外と難しいデスクトップMac選び」

まとめ「意外と難しいデスクトップMac選び」

かなり長くなってしまいましたが、

を、デザイン・開発・写真編集という3点に基づいて、CTO構成とコンポーネント選定をして比較をしていきました。

両機種とも40万円強という価格になりましたが、iMac Retina 5KならSSDの容量を下げる、Mac miniなら持っているディスプレイを使い回す、ということでコストを下げることが可能です。ただ、仕事でメインマシンとして活用するのであれば、ある程度の予算感は覚悟しておかないといけないかもしれません。

二条ねこ

結果的には、あまり価格は変わらないって感じになったのであった……。

この記事で紹介したガジェット

おまけ

まの

結局、どちらを選ぶのですか?

二条ねこ

iMac Retina 5Kは使ってたこともあるし、Mac miniかなー。ディスプレイも持っているから、コストは抑えられそうだし……。

さたえり

問題はeGPUの動作の安定具合やね。

二条ねこ

うむぅ…そこも気になる点だよねー。

おわり