- 『Google Pixel 8 Pro』は“人を選ぶ”スマートフォンだった
- DisplayPort Alt Mode非対応と動作の引っかかり感が不満
- Google Pixel 8 Proを返品して『Xperia 1 V』にするか悩み中
Google Pixel 8 Proを使い始めて数週間が経過しました。
ところが、「ちょっと違うな」と思うことが多々あったので、Sony『Xperia 1 V』に乗り換えるか悩んでおります。
案外、万人向けのスマートフォンではないかもしれないですわね。
『Google Tensor G3』自体、ちょっと癖があるイメージやもんね。
『Google Pixel 8 Pro』への不満
発売日に届いた『Google Pixel 8 Pro』を使い始めて、数週間。ここにきて、少しずつ不満が湧き上がってきております。
当然、人によって合う合わないはあります。なので、Google Pixel 8 Proそのものがダメだとは思っておりません。あくまで、筆者が期待していた機能や使い勝手を満たしていなかっただけなのです。そこのところは、あらかじめご理解をば。
不満が湧き上がるのが、ちょっと早すぎる感じもするんやけど……。
そう言われても…あーる。
ちなみに、前のモデルである『Google Pixel 7 Pro』も使っていました。
そのときの一番の不満が、ディスプレイが『エッジディスプレイ』になっている、ということでした。なお、この不満に関しては、Google Pixel 8 Proでエッジディスプレイを廃止してくれたので、ディスプレイのフィニッシュについては満足しております。
ところが、DisplayPort Alt Modeによる映像出力が非対応だったり、操作したときの若干のレスポンスの悪さが、少しずつ気になってきたのです。
ちなみに、DisplayPort Alt Modeが非対応ということについては、将来的にOTAアップデートで対応に変わるかもしれないと言われております。ただ、これはあくまで噂での話。Googleによる正式なコメントではないので、結果的には非対応のままだった、ということも無きにしもあらず。
DisplayPort Alt Modeへの対応については所詮は噂話だったので、勝手に期待して勝手にガッカリしただけの話。ただ、レスポンスに気持ち良さを感じなかったり、たまに挙動が不安定だったり、ウリであるカメラ周りの機能がまだ最適化されていない感じがあったりと、価格のわりに未完成な部分が多い印象が拭いきれませんでした。
そういうわけで、Google Pixel 8 Proにひとまずゴメンナサイをして、代わりのスマートフォンを探そうかと画策中なのです。ですなの。
返品自体は可能なんだけど、肝心の返品可能期間がもう終わっちゃうから、そこも含めて悩んでいるところあーる。
アップデートで改善されるのを期待して塩漬けしておく、という選択肢もあるわけですね。
ま、望ましい答えではないけどねー。
『Xperia 1 V』が乗り換え先の有力候補
Google Pixel 8 Proを返品するのか塩漬けするのかは置いておくとして、ひとまずスタメンからは外すことにしました。ということで、乗り換え先をどうするか。
そこで白羽の矢が立ったのが、Sonyのフラグシップ機『Xperia 1 V』。
Xperia 1 Vなら、DisplayPort Alt Modeにも対応しているし、SRCを回避してビットパーフェクトで音声出力をすることも可能。UIもピュアAndroidに近いため、Google Pixelの代替としてピッタリだと判断しました。
そうそう、ビットパーフェクト出力については、Android 14の『Lossless USB audio』が実装されれば、多くのAndroidデバイスでビットパーフェクト出力が可能になります。ただ、Android Developers Blogを読む限り、ビットパーフェクト出力できるのはUSB接続時だけな様子。だとすると、まだまだXperia 1 Vのオーディオ性能に分があるでしょう。
正直、XperiaはXperiaで、ソフトウェアアップデートの頻度を増やしてほしかったり、そもそものサポート年数が短かったりと、不満がないわけではありません。ただ、サポート年数の短さについては、スマートフォンを頻繁に買い替える筆者としてはクリティカルな問題ではなかったりします。
ちなみに、Galaxyはすでに『Galaxy Z Fold5』と『Galaxy S23 Ultra』を持っているので、最初から検討の対象外だったのであーる。
スマホ、持ちすぎですわね。
うーん、完全に病気やね。
Xperia 1 Vを買ったら、Galaxy S23 Ultraは手放す予定だから、これでプラマイゼロなのでセーフですな。セーフ。
まとめ「デバイスとしての完成度が!?」
- DisplayPort Alt Modeが非対応
- 操作時のレスポンス
- ソフトウェアの安定性
DisplayPort Alt Mode対応で、ビットパーフェクト出力に対応しているという点から、Sonyのフラグシップ機『Xperia 1 V』が最有力候補。
Google Pixel、何となくですが、Google特有のデバイスとしての粗がある気がします。
完成度が低いとまでは言いませんが、Androidのリファレンス機にしてはピーキーな感じがするのです。見た目は万人向けなのに。
ハードウェア開発が苦手なのかなー!?
おまけ
Google Pixel 8 Pro、ちょっと為替レートが良くないですな。
これが10万円強なら、という感じはありますわね。
円安ドル高を加味しても、割高感は否めないやんね。
おわり
Google Pixel 7 Proを買ったときもそうだったんだけど、どうしても受け入れられないポイントがあるのであーる。