iPhone容量が64GBで足りる使い方—iCloudを活用したズボラな“ギガスリム化”術

iPhone容量が64GBで足りる使い方—iCloudを活用したズボラな“ギガスリム化”術
サイト内の外部リンクはアフィリエイト広告を含む場合があります(詳細はプライバシーポリシーを参照)
記事のポイント
  • iPhoneのストレージ容量は意外と64GBでも足りる!
  • 64GBで足りるようにするには『iCloud』の徹底活用だ!
  • 毎年買い換えるならば64GBモデルがリセール的にもアリ!

クラウド中心なら64GBでも余るぞ!

たまに見かける、iPhoneのストレージ容量が64GBで“足りる”か“足りない”かという話。結論から言えば、予算の都合がつくなら、128GBや256GBを買うのもアリ。でも、私は64GB……でも、意外と足りるものですぞ。

二条ねこ

『iCloud』を活用すれば、ストレージ容量が64GBでも全然余るっ!

まの

Appleのクラウドストレージサービスですわね。

さたえり

iCloudって、ストレージ以外に機能も豊富やもんね。

iPhoneの容量は64GBでも十分足りる

結論からすると、私は現在、iPhone 11 Proの64GBモデルを使っているのですが、実際は64GBでも十分すぎるほど足りています

【レビュー】Apple『iPhone 11 Pro』—タピオカの実力!これはスマホ…いや、カメラだ!

【レビュー】Apple『iPhone 11 Pro』—タピオカの実力!これはスマホ…いや、カメラだ!

2019年10月10日
現在のiPhoneストレージ。

現在のiPhoneストレージ。

こんな感じで、64GBのストレージ容量に対し、使っている容量はたったの27.5GB

決してアプリを全然入れていないわけではなく、現時点では合計で110個もインストールしています。おそらく、かなりアプリを入れているタイプなはず。それでもこれくらいはストレージ容量が余っているということにもなります。意外と足りるものですね。

もちろん、人によっては私よりも入れているアプリがずっと少ないけれど、ストレージ容量が足りないと嘆いている人もいるはず。なので、全員が64GBの容量で足りるどうかは、また別の話です。みんな64GBで足りるなら、512GBのiPhoneなんて売る必要はなくなってきますからね…。

二条ねこ

足りる・足りないの話は置いといて、iPhoneのストレージ容量を64GBでも十分足りる使い方を紹介していくことにするぞー!

さたえり

うん!64GBで足りるサンプルは見たいところやね。

容量が64GBでも足りるギガスリム化術

そういうわけで、私が実践しているiPhoneのストレージ容量が64GBでも足りる使い方(自称、ギガスリム化術)を、これから紹介していきます。

そうそう、私はノンストレスで64GBのストレージ容量をフルに使えています。ここが重要で、決して無理して容量を64GBに収めているわけではありません。無意識で64GBで足りさせるようにするというズボラな方向性です。

二条ねこ

無理してデータを削ると負けた気がするからねー。

さたえり

一体、何に負けるんだか…。

iCloud:最低200GBプランを契約

iPhoneのストレージ容量を64GBで足りさせるための最大のキモなのが、iCloudの容量を追加するということ。

二条ねこ

iPhoneの容量が何GBとか関係なく、iCloudの容量は追加するのがおすすめであーるっ。

iCloudをiPhoneでフル活用するのが肝要。

iCloudをiPhoneでフル活用するのが肝要。

Appleのクラウドストレージサービス『iCloud』には、Dropboxのようなストレージ(iCloud Drive)だけでなく、iPhone内のデータのバックアップ先に指定したり、デバイス間でゲームのデータを同期できたりします。iPhoneを快適に使いたいならば、iCloudの容量追加は検討したいところ。

5GB 50GB 200GB 2TB
無料 130円/月 400円/月 1,300円/月

日本でのiCloudのプランと料金体系。

ちなみに、容量別のiCloudのプランは上表のとおり。

最初から5GBのストレージ容量が提供されていますが、正直、これで足りるなんて人は今どきいないはず。なので、iPhoneをしっかり使うということを考えるならば、最低でも200GBを契約することを考えましょう。ちなみにおすすめは2TB。

二条ねこ

これで、iPhoneのストレージ容量64GB化計画の準備OKだー!

アプリ:不要なアプリは積極的に削除

不要なアプリは積極的に削除するべし。

不要なアプリは積極的に削除するべし。

iPhoneのストレージ容量を64GB内で収めるためには、やはりアプリ(App)のスリム化が肝要。使っていないアプリがもしあったら、積極的にガシガシ削除していきましょう。

不要なアプリを削除するメリットは、ただ単に空き容量を稼ぐだけでなく、バッテリー持ちを良くしたり、不要なバックグラウンド通信をなくしたり…とメリットが多いのです。ホーム画面の見た目的にもスッキリするので、ちょっとでも使わないと感じたら、どんどん削除するが吉。

『非使用のAppを取り除く』では、アプリ内のデータを残しつつ、アプリ自体を削除できる。

『非使用のAppを取り除く』では、アプリ内のデータを残しつつ、アプリ自体を削除できる。

そうはいっても、アプリ内のデータが削除されるのは躊躇する…という人ならば、『非使用のAppを取り除く』という機能を使ってみるのもアリ。

この『非使用のAppを取り除く』という機能は、ユーザーが一定期間使用していないアプリについて、自動的にアプリ“だけ”を削除してくれます。アプリそのものだけ削除なので、アプリ内のデータに関しては保存されたまま。これで様子を見て、やはり不要だったら本当に削除というフローを踏んでもよいかもしれません。

音楽:ストリーミングサービスに移行

実はアプリよりもデータを使っていそうなのが、音楽データ。これも音楽ストリーミングサービスに移行すれば、サックリとスリム化ができます。

音楽データはストリーミングサービスにしてスッキリさせる。

音楽データはストリーミングサービスにしてスッキリさせる。

月額料金がかかってしまうのがネックですが、膨大な楽曲が聞き放題になるのは大きな魅力。もし、月額料金がかかるのはちょっと…と思うならば、いっそのことWALKMANを購入して、音楽だけデバイスを分離させるのもアリ。最近のWALKMANの多くはSDカードが利用可能になっているので、容量の心配もする必要もなくなります。

WALKMAN ZX500/A100の感想—Android搭載はエモい。でも、Wi-Fi運用とCPU性能はプチ懸念点かも?

WALKMAN ZX500/A100の感想—Android搭載はエモい。でも、Wi-Fi運用とCPU性能はプチ懸念点かも?

2019年11月11日

写真:iCloud任せなら気にしなくてもOK

写真データは単体では小さいデータ容量ですが、塵も積もればなんとやら。なので、iPhoneの容量が足りない原因が、実は写真だったということも無きにしもあらずです。なので、写真データに関してもスリム化してみましょう。

iPhoneの写真アプリには、iPhoneのストレージ容量が少なくなった場合に自動的に写真データを圧縮するシステムが備わっています。厳密に言うと、フル解像度のデータをiCloud上に逃がして、iPhone側には小さいサイズのデータを置いておくという仕組みです。

設定アプリの『写真』で[ iPhoneのストレージを最適化 ]にチェック。

設定アプリの『写真』で[ iPhoneのストレージを最適化 ]にチェック。

この機能を利用するには、
 『設定』アプリ → 写真iPhoneのストレージを最適化 とすれば完了です。

補足

何で容量を使っているかの要確認

iPhoneのストレージ容量を圧迫している原因は、

  • アプリ(App)自身
  • アプリのデータ
  • 写真
  • 音楽

のいずれかだったりします。

そういうわけで、自分のiPhoneが何のせいでストレージ容量を圧迫しているかを、『設定』アプリからまずは確認することをおすすめします。

設定アプリから、細かくデータ利用量の内訳が見られる。

設定アプリから、細かくデータ利用量の内訳が見られる。

iPhoneのデータ利用料を確認するには、
 『設定』アプリ → 一般iPhoneストレージ としていけば確認が可能です。

これに基づいて、容量を食っているアプリからどう対処するかを考えると、無駄なことをせずにスリム化が可能です。しかも、この画面ではどのアプリが容量が大きいかも確認できるので、アプリ単位でのスリム化もバッチリ。デフォルトでこういう機能が備わっているのだから、使わない手はありません。

64GBと128GBと256GBの価格差

64GBと128GBと256GBの価格差
64GB 256GB 512GB
税別106,800円 税別122,800円 税別144,800円

iPhone 11 Proの容量別価格表。

ちなみに、iPhone 11 Proを例にすると、各ストレージ容量での価格差は上表のとおり。

おそらく、どのみちiCloudにはお世話になると思うので、自分がどうしても入れておきたいアプリと天秤にかけて、自分に合ったストレージ容量を持ったiPhoneを選びましょう。

とはいえ、多くのユーザーは64GBで足りるそうで…。iPhoneは毎年新モデルが発売されるので、一番安いモデル(容量が少ないモデル)を前モデルのリセール前提で購入するというのもアリだと思います。私はその方法でiPhoneを毎年買い換えています。

まとめ「iCloudをフル活用すれば64GBでも十分足りるぞ!」

まとめ「iCloudをフル活用すれば64GBでも十分足りるぞ!」

そういうわけで、iPhoneが64GBでも意外と足りるという話だったのですが、この立役者こそ『iCloud』というクラウドストレージの存在

正直、iCloud自体は癖の強いクラウドストレージサービスなのですが、ことiPhoneのギガスリム化という面では非常に優れています。私のようにズボラに64GBで足りるようにしたいユーザーには、もってこいの自動スリム化システムという感じなのです。

二条ねこ

大事なのは、iPhoneの容量よりもiCloudの容量かもっ!?

この記事で紹介したガジェット

おまけ

二条ねこ

iPhoneのストレージ容量の松竹梅の“梅”が今は64GBだけど、そのうち128GB、256GB…ってなるかもだからねー。一番下で済むなら、それでおけおーだよね。

まの

一昔前に比べて、eMMCの価格も下がりましたからね。

さたえり

SDカードが挿されば万事解決なんやけどね。

おわり