- Kindleには『Kindle』と『Kindle Fire』の2種類がある!
- Kindleは電子書籍を読むための専用端末!
- Kindle Fireは普通のタブレット端末!
Kindleは大別して2種類あるのです。
Amazonの電子書籍端末である『Kindle』シリーズ。そして、タブレット端末『Kindle Fire』シリーズ。……それはそれは知らない間にかなり種類が増えていました。なので、今回はKindle・Kindle Fireの全種類を比較し、まとめてみました。


なるほど…。

電子書籍の種類によって、向き不向きがあるわけやね!
目次
Kindleは大きく分けて2種類

- Kindleシリーズ:電子書籍の読書専用端末
- Kindle Fire(Fire)シリーズ:一般的なタブレット端末
まず、Kindleシリーズは上記の2種類(Kindleシリーズ・Kindle Fireシリーズ)に大別されます。

この2つは似て非なるものだから要注意っ!
Kindle

■Kindleシリーズとは?
Amazonの電子書籍(Kindle)を読むための専用端末。画面はE Inkという電子ペーパーを採用しており、白黒の画面。小説や漫画を読むのに向いている。
電子書籍リーダーなのが、この『Kindle』シリーズ。
一般的にはKindleといえば、この電子書籍リーダーであるKindleシリーズのほうを指します。
E Inkという電子ペーパーをディスプレイに採用しており、白黒画面ではあるが、目に優しいというのが大きな特徴。ただし、Amazonの同名の電子書籍サービス『Kindle』で販売されている電子書籍を読む専用端末になっているので、本を読むこと以外は基本的にはできません。

つまり、電子書籍(Kindle)の読書専用端末だねっ!
Kindle Fire(Fire)

■Kindle Fire(Fire)シリーズとは?
いわゆるiPadやAndroidタブレットと同じタブレット端末。画面は一般的なカラーディスプレイで、さまざまアプリを入れて楽しむことが可能。動画視聴や雑誌を読むのに向いている。
いわゆる普通のタブレットなのが、この『Kindle Fire(Fire)』シリーズ。
少し前までは“Kindle”が製品名に入っていたのですが、現在ではなくなっており、純粋に『Fire』や『Fireタブレット』と呼ばれています。
Androidからフォークした(Androidから派生した)独自の『Fire OS』というのを採用しており、ストアでiPadのようにアプリを追加することができます。イメージ的には、iPadやAndroidタブレットと同等と思ってもらえればOK。Amazon版iPadみたいな感じなので、一般的なタブレットができることは基本的にできるようになっています。

つまり、普通のタブレット端末ってこと!
スペック比較
ここからは、KindleシリーズとKindle Fire(Fire)シリーズのスペックを比較して見ていきます。
Kindleシリーズ

■Kindleシリーズの種類
- Kindle:Kindleの一番基本的なモデル
- Kindle Paperwhite:防水機能がついたKindle
- Kindle Oasis:少し画面が大きくて明るい最上位のKindle
- Kindleキッズモデル:子ども向けの本が1年間読み放題のKindle
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
画面サイズ | 6インチ | 6インチ | 7インチ | 6インチ |
画面解像度 | ○(167ppi) | ◎(300ppi) | ◎(300ppi) | ○(167ppi) |
容量 | 4GB | 8GB 32GB |
8GB 32GB |
8GB |
フロントライト | ○(LED ×4) | ○(LED ×5) | ◎(LED ×25) | ○(LED ×4) |
防水機能 | - | ○ | ○ | - |
明るさ自動調整 | - | - | ○ | - |
ページ送りボタン | - | - | ○ | - |
バッテリー | ○(数週間) | ○(数週間) | ◎(最大6週間) | ○(数週間) |
サイズ | 160×113×8.7mm | 167×116×8.18mm | 159×141×3.4〜8.4mm | 162×119×14mm |
質量 | 174g | Wi-Fi:182g Wi-Fi+4G:191g |
188g | 288g |
Kindleシリーズのスペック比較表。
Kindle Fire(Fire)シリーズ

■Kindle Fire(Fire)シリーズの種類
- Fire 7:Fireシリーズの最廉価モデル
- Fire HD 8:HD対応の画面が綺麗になったFire
- Fire HD 10:Fireシリーズで一番画面が綺麗な最上位モデル
- Fire 7キッズモデル:Fire 7のキッズモデル
- Fire HD 8キッズモデル:Fire HD 8のキッズモデル
- Fire HD 10キッズモデル:Fire HD 10のキッズモデル
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
画面サイズ | 7インチ | 8インチ | 10.1インチ | 7インチ | 8インチ | 10.1インチ |
画面解像度 | △(1,024×600) | ○(1,280×800) | ◎(1,920×1,200) | △(1,024×600) | ○(1,280×800) | ◎(1,920×1,200) |
CPU | ○(4コア) | ○(4コア) | ◎(8コア) | ○(4コア) | ○(4コア) | ◎(8コア) |
容量 | 16GB 32GB |
16GB 32GB |
32GB 64GB |
16GB | 32GB | 32GB |
カメラ | フロント:2MP リア:720p |
|||||
スピーカー | モノラル | ステレオ | ステレオ | モノラル | ステレオ | ステレオ |
バッテリー | △(最大7時間) | ○(最大10時間) | ◎(最大12時間) | △(最大7時間) | ○(最大10時間) | ◎(最大12時間) |
サイズ | 192×115×9.6mm | 214×128×9.7mm | 262×159×9.8mm | 220×161×26mm | 224×155×26mm | 292×206×26mm |
質量 | 286g | 369g | 504g | 456g | 474g | 778g |
Fireシリーズのスペック比較表。
Kindleシリーズ用途別の買い方

■Kindleシリーズがおすすめな人
- 電子書籍(Kindle)の読書にしか使う予定がない。
- 読書は小説・論説・漫画中心。
- バッテリーが長時間持つほうが嬉しい。
- 画面は白黒でも気にならない。
- 従来の紙の本からの移行を考えている。
■Kindle Fire(Fire)シリーズがおすすめな人
- 読書以外にも動画視聴やネット閲覧などもしたい。
- 読書は雑誌閲覧が中心。
- 基本的には家での利用を考えている。
- Amazon Prime VideoやSpotifyなども使いたい。
Kindleは、純粋な読書専用端末。
なので、確実に読書しかしないという目的を持っている人におすすめ。ただし、画面がどれもそこまで大きくないのと白黒のディスプレイなので、活字や漫画を読むのに向いています。逆に言えば、雑誌閲覧には向いていません。
Kindle Fire(Fire)は、雑誌閲覧と動画視聴向け端末。
NetflixやHuluなどのVOD視聴に使うのも良し、Kindleを読むのに良し。いわゆる普通のタブレットなので、特に目的が定まっていない場合はKindle Fireがおすすめ。雑誌閲覧を目的にしているならば、KindleよりもKindle Fireのほうが向いています。
まとめ「小説&漫画はKindle・雑誌&動画はFireなのだ!」

最後にKindleとKindle Fire(Fire)について総括すると、
- Kindle:小説や漫画を読むのに向いている
- Kindle Fire(Fire):雑誌や動画視聴に向いている
という感じで、種類分けできるということです。
Kindleは特殊な端末なので、すでにタブレットを持っている人やあらかじめ用途が固まっている人向け。Kindle Fire(Fire)は、とりあえずタブレットが欲しい人や特に用途が定まっていない人向け。そんな感じで買いわけできるはずです。

自分が何をしたいのか、これが重要なのであーるっ!
おまけ

改めて考えると、Kindleって知らない人におすすめしづらい端末な気がしてきたあーる。

電子書籍を買わない人からすれば、無用の長物ですからね。Kindleユーザー的には、かなり重宝する端末ですが。

電子書籍そのものが、向き不向きや得意不得意が出やすいもんね。
おわり
用途別でまとめると、
って感じの使い分けになる感じっ!