- YouTube Premiumに足りない機能は『チャンネルブロック』
- 『興味なし』や『チャンネルをおすすめに表示しない』の効果は限定的
- Googleもチャンネルブロックの需要は理解しているはずだが……!?
YouTubeには、チャンネルブロック機能はありません。
YouTube Premiumに加入しても、チャンネルブロック機能は追加されません。
全ユーザーが実装を望む、チャンネルブロック機能。せめて、YouTube Premiumの加入特典でもよいので、すぐに実装してほしいのです。
まさに、闇ですわね。闇。
YouTube Premiumの加入特典にすれば、win-winやと思うんやけどねぇ。
YouTube Premiumの加入特典について
月額1,280円から加入できる『YouTube Premium』。
一応、知らない人向けに説明しておくと、YouTube Premiumとは、YouTubeの有料サブスクリプションプランのこと。もちろん、YouTubeは基本無料のサービスなので、加入は任意です。
- YouTubeでの広告非表示
- オフライン動画視聴
- バックグラウンド動画視聴
- 音楽アプリ『YouTube Music』のメンバーシップ
そんなYouTube Premiumですが、サブスクリプションに加入すると、YouTube上での広告が表示されなくなります。YouTubeで広告ブロックを利用することは規約違反[*1]なので、規約に抵触することなく広告を非表示にできる唯一の方法と言えます。
YouTube Premiumに加入すると、オフライン動画視聴やバックグラウンド動画視聴も特典として付与されます。ですが、YouTube Premiumに加入しているユーザーの大半は、この“広告非表示”を最大の目的として加入しているのではないでしょうか。
広告ブロックの是非について、さまざまな議論がなされておりますが、サービス提供側が広告ブロックを規約違反としている以上、それに従うほかありません。おそらくはこれからの時代、多くのサービスが広告ブロックの利用を規約違反にするか、もしくは、コンテンツの閲覧自体を有料化する流れになっていくのではないでしょうか。それに伴い、淘汰されていくサービスも当然出てくるでしょう。
話は逸れてしまいましたが、広告が非表示にできることこそ、YouTube Premiumに加入する最大のメリットなのです。
正直、YouTube Musicへのメンバーシップは要らないから、月額料金を安くしてほしいですな。
そもそもの音質が良くないし、SpotifyみたいにUXが優れているわけでもないもんね。
YouTubeは『チャンネルブロック』未実装
そんなYouTube Premiumですが、サブスクリプションに加入しても、特定のYouTubeチャンネルをブロックする機能は追加されません。いや、そもそもYouTube自体にそんな機能がないのです。
YouTubeのトップページに表示される動画については、『Not interested(興味なし)』や『Don't recommend channel(チャンネルをおすすめに表示しない)』という項目があり、これらを選択すれば、ある程度のYouTube動画やチャンネルはおすすめから排除してくれます。
しかし、これらの機能については限定的。決して、『チャンネルブロック』と同義ではありません。利用しているユーザーならご存じかと思われますが、正直、あまり効果があるとは言えないのが現状です。
加えて、検索結果に表示された動画については、そもそも『Not interested(興味なし)』や『Don't recommend channel(チャンネルをおすすめに表示しない)』という項目すら存在しておりません。
とどのつまり、今のYouTubeというのは、ユーザーが望まない動画やチャンネルをアルゴリズムに押し付けられている状態なのです。ソーシャルなサービスとしては、“あり得ない仕様”と言わざるを得ません。
そんなこと、YouTubeないしはGoogleも当然理解しているはず。なのに、チャンネルブロック機能を実装しない。するようなアクションすら起こさない。邪推したくはありませんが、実装すると都合が悪くなることがあるとしか思えません。
もし、その理由が企業の収益に関係することなのであれば、有料サブスクリプションである『YouTube Premium』を上手に活用してほしいところ。広告非表示ができるのであれば、チャンネルブロックもできるはず…というか、やるべきでしょう。なにせ、“Premium”ですので。
ウェブブラウザのアドオンを使えば、今でもチャンネルブロックが可能なんだけど、それはそれで大丈夫なのかな…って思っちゃうのであーる。
チャンネルブロックのアドオンが規約違反でないのであれば、現状はそちらで対応するしかありませんがね。
ただ、それだとデバイスや利用環境への依存度が高くなるから、すべての場合において有用とは言えないのであーる。
まとめ「皆が望む『チャンネルブロック』」
YouTubeには、『Not interested(興味なし)』や『Don't recommend channel(チャンネルをおすすめに表示しない)』という項目はあるが、『チャンネルブロック』できる機能は存在していない。
有料サブスクリプションである『YouTube Premium』ぐらいは、チャンネルブロックできるように機能実装してほしい。きっと、加入者が急増するはず。
YouTube Premiumに『チャンネルブロック』が実装されれば、仮に月額1,500円に値上がりしたとしても、多くのユーザーが加入してくれそうですが…ね。
YouTubeに不健全な動画多すぎるのも問題ですな。
おまけ
こんなんじゃ、子供にYouTubeを見せるなんてできないんのであーる。
子供、いないくせに。
例えばの話なのであーる。
ねこさん自体が“大きい子供”ですものね。
ぬぁああんんですとぉおおおおおっ!!
おわり
*1YouTubeで広告ブロックを利用することは規約違反↩
YouTubeヘルプの『視聴している動画で広告を許可する』に、広告ブロックに関する規約が記載されている。
ここまで頑なに実装しないとなると、“実装したくない大人の事情”があるとしか思えませぬな。