『X Premium+(Xプレミアムプラス)』の広告非表示はオマケ機能

やっぱりインフルエンサー向けな様子
『X Premium+(Xプレミアムプラス)』の広告非表示はオマケ機能
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記事のポイント
  • X(旧 Twitter)に“有料サブスク最上位プラン”『X Premium+』が登場
  • 月額1,960円の『X Premium+』に加入すれば広告を完全非表示することが可能
  • とはいえ…メインターゲットはインフルエンサーやクリエイターな様子

X(旧 Twitter)に、新たな有料プランである『X Premium+(Xプレミアムプラス)』が登場しました。
このX Premium+に加入すれば、待望の広告“完全”非表示が可能に。ただ、そのために月額1,960円というコストを支払うのは、ちょっと違う気がしております。

まの

広告を非表示にするためだけに、月額1,960円も支払うのはナシですわね。

二条ねこ

収益化目的で自分のリプライを目立たせるために加入する、という感じがするあーる。

さたえり

なーんか、賛否両論巻き起こりそうな予感がするやんね。

最上位プラン『X Premium+(Xプレミアムプラス)』が登場

X Premium+(Xプレミアムプラス)

X(旧 Twitter)は2023年10月27日(PT)、サブスクリプションサービスである『X Premium(旧 Twitter Blue)』の新プランを発表しました。

タイトル
Xの有料プラン
  • Basic(ベーシック)
  • Premium(プレミアム)
  • Premium+(プレミアムプラス)

新たに登場したのは、廉価プランである『X Basic(月額368円)』、最上位プランである『X Premium+(月額1,960円)』。

廉価プラン『X Basic』は、X Premiumから広告非表示機能や収益化機能を省いたもの。また、チェックマークも表示されません。

最上位プランである『X Premium+』は、X Premiumの機能をより強化したもの。違いとしては、広告の完全非表示とリプライのブーストを最大化するところにあります。

まの

『X Basic(Xベーシック)』だと、認証用のチェックマークがつかないのはちょっと残念ですわね。広告の表示数もそのままですし。

二条ねこ

それにしても、『X Premium+(Xプレミアムプラス)』の“月額1,960円”という料金設定は、随分と強気なのであーる。

さたえり

さすがに高すぎるやんね。

まの

なので、『X Premium+(Xプレミアムプラス)』の仕様について、これから少し掘り下げてみますわ。

『X Premium+』は広告非表示目的だと割高

Xの有料プラン比較

従来の『X Premium』だと、広告が“半分”しか非表示にできませんでした。しかし、今回登場した『X Premium+』に加入すると、表示される広告を“ゼロ”にすることができます。

しかしながら、『X Premium+』のサブスクリプション料金は“月額1,960円”と非常に高く、どう考えても広告非表示目的で加入するには割高です。例えば、同じく広告非表示が可能な『YouTube Premium』でも、そのコストは月額1,280円です。もちろん、まったく同じサービスではないので単純比較はできませんが、いわゆるROM専でX(旧 Twitter)を使っているのであれば、加入する必要性はほぼありません。

それでは、この『X Premium+』がどういうユーザーに適しているのかというと、やはりインフルエンサーやクリエイターと呼ばれる方々でしょう。

『X Premium+』に加入することで、リプライのブーストが最大化されるので、インプレッション数を簡単に増やすことが可能です。もちろん、従来のX Premiumと同様に、ポストから収益を得たり、クリエイター向けのサブスクリプションサービスも付帯しております。

したがって、X(旧 Twitter)をひとつの収益化プラットフォームや自己表現の場として捉えているのであれば、今回の『X Premium+』に加入する価値は充分あるでしょう。反対に、広告非表示が目的であれば、費用対効果は悪いと言わざるを得ません。

二条ねこ

やっぱり、Mediumの有料会員みたいなものですな。

まの

うーん、X(旧 Twitter)のほうが幾分か商業臭さはありますがね。

二条ねこ

あー、それは言えてるあーる。

さたえり

Elon Muskらしいっちゃらしいサービス展開やんね。

まとめ「収益化に興味がないなら加入不要」

まとめ
『X Premium+』とは?

月額1,960円で加入できる、X(旧 Twitter)の有料サブスクリプションサービス。
加入すると、表示される広告を“ゼロ”にすることが可能。また、リプライのブーストが最大化される。あとは、既存のX Premiumとほぼ一緒。

『X Premium+』は誰向け?

X(旧 Twitter)をひとつの収益化プラットフォームや自己表現の場として捉えている、インフルエンサーやクリエイター向け。

Elon Muskが買収して以降のX(旧 Twitter)特有の商業臭さ、これをどう捉えるかによって、『X Premium+』の評価も分かれてくるのではないでしょうか。

まの

反対に、広告非表示に絞ったプランも欲しいですわね。

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記事に登場したガジェット

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おまけ

まの

そういえば、通話機能も実装されたのですよね。

二条ねこ

それならいっそ、LINEを駆逐するぐらいの本気度を見せてほしいあーる。

まの

LINEよりもX(旧 Twitter)のほうが、端末引き継ぎが簡単ですものね。

さたえり

賛否両論あっても天才Elon Muskのことやから、やっぱり期待したくなるやんね。

おわり