改悪したPayPayの最適なチャージ方法を考える

『PayPayカード』を作りたくない人向け
改悪したPayPayの最適なチャージ方法を考える
サイト内の外部リンクはアフィリエイト広告を含む場合があります(詳細はプライバシーポリシーを参照)
記事のポイント
  • 2023年8月1日からの“PayPay改悪”に備える必要アリ
  • 最適なチャージ方法は“月1回まで”の『まとめて支払い』
  • 『PayPayカード』でのチャージは損をするだけなので非推奨

PayPayが2023年8月1日から、規約改定にて絶望的に使いづらくなります。
そこで、来たる“PayPay改悪”に備えて、最適なチャージ方法を模索し、整理していくことにしました。

二条ねこ

PayPay残高へチャージせずにRevolutのWrapperとして使ってた身としては、かなり困った規約改定なのであーる。

まの

その『Revolut』もクレカチャージ手数料徴収が始まりますからね。

さたえり

QRコード決済って、頻繁に規約変更するところが厄介やんね。

PayPayにおける最適なチャージ方法の結論

PayPayにおける最適なチャージ方法を示した図

タイトル
PayPayにおける最適なチャージ方法
手順
  1. SoftBank系MNO(SoftBank/Y!mobile/LINEMO)を契約
  2. PayPay残高チャージに使用するカードを携帯料金引き落とし先として登録
  3. 『ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い』で“月1回だけ”チャージする
概要

2023年8月1日以降、他社のクレジットカードやデビットカードを用いてPayPayを利用するなら、この方法しか残されていない。
ただし、『ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い』を利用するため、SoftBank系MNO(SoftBank/Y!mobile/LINEMO)の回線契約が必須で、かつ毎月2回目以降はチャージ手数料が徴収されるので、必要な金額を“月1回”にまとめてチャージする必要がある。

直近の“PayPay改悪”まとめ(2023年5月)

直近の“PayPay改悪”まとめ(2023年5月)

2023年5月2日

PayPayにおける最適なチャージ方法の結論として、SoftBank系MNO(筆者の場合は『Y!mobile』)を用いた『ワイモバイルまとめて支払い』経由で月1回だけ残高チャージを行う、というものに落ち着きました。

以下、概要について解説していきます。

PayPay残高へのチャージ方法

タイトル
PayPayで対応している残高チャージ方法
  • 銀行口座
  • セブン銀行ATM
  • ローソン銀行ATM
  • ヤフオク!の売上金
  • PayPayフリマの売上金
  • PayPayカード
  • PayPayカード ゴールド
  • PayPayあと払い
  • ソフトバンクまとめて支払い
  • ワイモバイルまとめて支払い

大前提として、PayPay残高へチャージできる方法の中で、クレジットカードが利用できるのは『PayPayカード』『PayPayカード ゴールド』『PayPayあと払い』『ソフトバンクまとめて支払い』『ワイモバイルまとめて支払い』になります。

このうち、『PayPayカード』『PayPayカード ゴールド』『PayPayあと払い』は、すべて『PayPayカード』を用いたチャージです。ちなみに、『PayPayあと払い』とは、PayPayカードのバーチャルカードのことを指します。なので、名称が異なるだけで中身は同じというわけです。

したがって、PayPayカード以外のクレジットカードやデビットカードを用いてPayPay残高へチャージしたい場合は、『ソフトバンクまとめて支払い』『ワイモバイルまとめて支払い』を利用する必要があります。

『ソフトバンクまとめて支払い』『ワイモバイルまとめて支払い』は携帯料金合算払いになるので、当然ですが、『SoftBank』『Y!mobile』『LINEMO』のいずれかを回線契約する必要があります。

『PayPayカード』からのチャージはポイント還元対象外

タイトル
PayPayポイント還元対象外
  • PayPay決済
  • PayPay残高チャージ
  • nanacoクレジットチャージ
  • Tマネーチャージ
  • PayPayカード ゴールド年会費
  • ETCカード年会費
  • 提携CDおよびATM利用手数料
  • 『振込依頼書』および『ご利用代金請求明細書』の発行手数料
  • SoftBank系MNO(SoftBank/Y!mobile/LINEMO)の通信料
  • 『ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い』でのPayPay残高チャージ

前述したとおり、SoftBank系MNO(SoftBank/Y!mobile/LINEMO)を契約していないと、クレジットカードからのチャージが『PayPayカード』『PayPayカード ゴールド』に限定されることになります。

しかしながら、『PayPayカード』『PayPayカード ゴールド』を用いて、PayPay残高へチャージしてもPayPayポイントの還元対象外なので、これらのカードからチャージするメリットはありません。

他社クレジットカードのラッパーとして利用不可

2023年7月31日まで 2023年8月1日から
PayPayカード
PayPayカード ゴールド
上記以外のカード
(クレジットカード/プリペイドカード/デビットカード)

2023年8月1日以降、『PayPayカード』『PayPayカード ゴールド』以外のクレジットカード/プリペイドカード/デビットカードは、PayPayでの支払いに利用できなくなります。

つまり、他社クレジットカードのラッパーとしてPayPayを使うことが、2023年8月1日以降はできなくなります。

したがって、他社クレジットカードを使いたい場合は、『SoftBank』『Y!mobile』『LINEMO』のいずれかと回線契約して、『ソフトバンクまとめて支払い』『ワイモバイルまとめて支払い』を利用する必要があるわけです。

毎月2回目以降の『まとめて支払い』はチャージ手数料発生

2023年7月31日まで 2023年8月1日から
毎月1回目 0% 0%
毎月2回目以降 0% 2.5%

2023年8月1日以降、『ソフトバンクまとめて支払い』『ワイモバイルまとめて支払い』を利用したPayPay残高へのチャージの際、毎月2回目以降はチャージ残高に対して2.5%の手数料が発生します。

したがって、『ソフトバンクまとめて支払い』『ワイモバイルまとめて支払い』を利用した残高チャージは、毎月1回だけに留めておく必要があります。なので、少額を複数回に分けてチャージするのは禁忌。月の予算をしっかりと決めて、決め打ちで1回だけチャージするようにしましょう。

なお、『ソフトバンクまとめて支払い』『ワイモバイルまとめて支払い』のチャージ限度は、どれくらい利用したかに依存します。ですので、高額なチャージを行いたい場合は、毎月定期的にチャージをして、クレヒスのようなものを積み上げていく必要があります。

Y!mobileがPay活(PayPay)に最適な理由を考える

Y!mobileがPay活(PayPay)に最適な理由を考える

2021年10月24日

割高なY!mobileに乗り換えた5の理由——Pay活の起点に最適だった

割高なY!mobileに乗り換えた5の理由——Pay活の起点に最適だった

2021年12月8日

まとめ「ソフバン系回線を持ってないとキツイ」

まとめ
PayPayにおける最適なチャージ方法
  1. SoftBank系MNO(SoftBank/Y!mobile/LINEMO)を契約
  2. PayPay残高チャージに使用するカードを携帯料金引き落とし先として登録
  3. 『ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い』で“月1回だけ”チャージする

ほんと、Revolutのラッパーとして使えなくなったのが厳しいところ。『ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い』における、毎月2回目以降のチャージ手数料も“改悪”と言わざるを得ません。

二条ねこ

こうなると、『楽天ペイ』も心配になってきますな。

『ポイ活』『ペイ活』疲れによる“キャッシュレス断捨離”の手引

『ポイ活』『ペイ活』疲れによる“キャッシュレス断捨離”の手引

2022年12月18日

『キャッシュレス決済手数料』の比較から導く“優しい決済”

『キャッシュレス決済手数料』の比較から導く“優しい決済”

2022年12月22日
記事に登場したガジェット

おまけ

二条ねこ

やっぱ、時代は『コンタクトレス決済』あーる。

まの

それと、『Suica』ですわね。

二条ねこ

変にプラットフォームに依存しないほうが、精神衛生上良いってことが分かりましたな。

さたえり

ま、そういうことやね。

おわり