- 本物の木を採用した美しきiPhone 12シリーズ用ケースだ!
- Native Unionらしいおしゃれなデザインが魅力である!
- MagSafeにフル対応していないアクセサリーもあるので注意!
MagSafe不要派ならアリ!
iPhone 12 Pro Max専用ケース、Native Union『Clic Wooden (iPhone 12 Pro Max)』をレビュー。本物のオーク/ウォルナット材を採用した、有機的でデザイン性の高さが魅力なのです。
…どういうこと!?
意味不明ですわね……。
目次
本日のレビュー:Clic Wooden (iPhone 12 Pro Max)
Clic Wooden (iPhone 12 Pro Max)ってなに?
ナチュラルウッド + TPU のハイブリッドなiPhone 12 Pro Max用ケース。Whiteはオーク、Blackはウォルナット、をそれぞれ採用。
- ナチュラルウッド採用
- 高いビルドクオリティ
- ワイヤレス充電対応
- 価格が若干高価
- 不完全なMagSafe対応
Clic Wooden (iPhone 12 Pro Max) | |
---|---|
型番 | CWOOD-WHT-NP20L(Oak/White) CWOOD-BLK-NP20L(Walnut/Black) |
メーカー | Native Union |
サイズ | 82×164×11.5mm |
質量 | 30g |
備考 | MagSafe対応 |
Clic Wooden (iPhone 12 Pro Max)のスペック
無機質なiPhoneに、有機質な本杢のエッセンスが美しき!
一部のMagSafeアクセサリーと互換性がないのが残念だけど、純正ケースにはない魅力もあるから…悩ましいのであーる。
デザイン
本体
サイズ | 82×164×11.5mm |
質量 | 30g |
Clic Wooden (iPhone 12 Pro Max)のサイズと質量
このClic Woodenはカラーバリエーションによって、採用されている木材(White:オーク|Black:ウォルナット)が異なるのですが、今回はオーク材が採用されている『White』を購入してみました。
本物の木材が採用されているので、ケース自体がズッシリしている…と思いきや、思っていた以上に軽く作られていました。質量で言うと、Apple純正の『MagSafe対応iPhone 12 Pro Maxレザーケース』とほぼ一緒な感じ。結構軽いです。
なお、今回はiPhone 12 Pro Max用のものをレビューしていますが、iPhone 12各シリーズ(iPhone 12 mini・iPhone 12/12 Pro)用に、それぞれラインナップが用意されています。
Native UnionのiPhoneケースは、どのシリーズも同じような意匠に統一されており、いずれも大胆に斜めにカットされたデザインが特徴的。おそらく、このデザインはNative Unionのロゴマークと合わせたものなのでしょう。
本杢採用…となっていますが、ご覧のとおり、ケース全体の素材が木材というわけではありません。ベースはTPU素材になっており、裏面の一部にオーク/ウォルナット材が接着されているという形になっています。
基本はTPUケースということですね?
そうなりますなー。
ケース下側面のLightningポート周りは、結構ゆとりある感じで、大胆にカッティングされています。
完全に側面全体を保護したいユーザーからすると、ここは「うーん」な部分ではあるかも。ただ、スペースにゆとりがあるぶんだけ、Lightningケーブルのハウジング部分と干渉しないのは利点。なので、このあたりは人によって好みが分かれるところ。
サイレントスイッチ(マナースイッチ)のくり抜き加減は、Apple純正ケースよりも若干大きめ。ボタン類もちゃんと凸状に加工されています。
また、右側面には「NATIVE UNION」、とデボス加工でロゴタイプがあしらわれています。
デザインがおしゃれってこと以外は、特段普通なiPhoneケースですな。
それは言っていいのかしら!?
むしろ“普通じゃない”ケースって…何!?
こんなのであーるっ!
う、うわぁ……。
着けてみた
美しきiPhone 12 Pro Max様に…装&着っ!!
『iPhone 12 Pro Max』に装着すると、こんな感じ。
iPhone 12 Pro Maxのリアカメラを保護するため、その周囲だけバンパー状に出っ張っています。なので、残念ながら背面ツライチとはなりません。iPhone 12シリーズの中でも、12 Pro Maxのリアカメラは特段大きいサイズになっているので、このあたりは致し方なし。
サイレントスイッチのくり抜き感がちょうどよく、爪が短くても操作できる感じ。かといって、やたら大きくくり抜かれているわけでもありません。
下側面のカッティング幅は、スピーカーグリルの端ぐらいまで。コーナー部分はしっかりとガードされているので、落下耐性はある程度見込めそうです。
装着した感じも、ユルすぎずキツすぎずで良きあーる。
Apple純正ケースよりも装着しやすい感じかなー!?
下側面が空いているぶん、着脱が容易なのでしょうね。
使ってみた
エレガントな本杢採用
さすがは本物のオーク材が使われているだけあって、無機質なiPhone 12 Pro Maxを、一気に有機的で温もりのあるアイテムへと変えてくれます。
こういう天然系素材を使ったiPhoneケースだと、Apple純正の『MagSafe対応iPhone 12 Pro Maxレザーケース』のような本革素材のものが多いですが、それとはまた違った良さがあります。
MagSafeは“半”対応
Native Unionの公式サイトには、MagSafeとの互換性があるとの記載があるのですが、実際には“半”対応…というのが正解な気がします。
…どういうことなん!?
ケース自体に磁石が搭載されているわけじゃないから、MagSafeの磁力が弱まるのであーる。
例えば、Apple純正の『MagSafe充電器』のような、iPhoneにベタ置きするような使い方をするアクセサリーの場合は、特に大きな問題もなく利用できます。
Clic Wooden (iPhone 12 Pro Max)自体には、マグネットが搭載されていないため、くっつきはするものの磁力は弱くなります。ただ、iPhoneを持ち上げても、ちゃんとMagSafe充電器が外れたりすることはないので、実利用上問題が生じることはないでしょう。もちろん、ワイヤレス充電もちゃんと行えます。
ところが、Belkin『BOOST↑CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charger with MagSafe』のような、MagSafe部分が空中に浮遊するタイプの充電器は…全然ダメ。磁力が弱すぎて、充電しようにも落下してしまいます。
なので、こういうタイプのアクセサリーとは相性がよくありません。
また、『MOFT Snap-on』のような、MagSafeを使って装着するタイプのスマートフォンスタンドも、磁力が弱すぎて微妙な結果に。
吸着自体はしてくれるのですが、どうにも磁力不足。一応、スタンドとして機能するにはするのですが、ちょっと危なっかしい。常用したいかと聞かれると、個人的にはあんまりしたくはないかも……。
…という感じで、MagSafe充電(Qi充電も含む)はできるのですが、磁力が弱まってしまうぶん、使えないアクセサリーも出てきてしまいます。なので、“半”対応としたわけなのです。
Clic Woodenに限ったことじゃないけど、MagSafe対応アクセサリーを頻繁に使っているなら、ケース自体にマグネットが搭載されている製品じゃないとダメだねー。
MagSafeを活用してるなら、要検討。
MagSafeを使ってないなら、問題なし。
…ですわね。
ま、そういうことになりますなー。
まとめ「MagSafe不要ユーザーならおすすめ」
そういうわけで、Native Union『Clic Wooden (iPhone 12 Pro Max)』のレビューを総括すると、
- ナチュラルウッドの手触り感が素敵
- ケースのビルドクオリティも問題ナシ
- 下側面のザックリくり抜きは好みが分かれる
- MagSafe充電はできるが非対応アクセサリーあり
…という感じ。
私はMagSafe対応アクセサリーをかなり使うタイプのユーザーなので、ちょっと厳しめの評価になってしまいました。『BOOST↑CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charger with MagSafe』が使えないのが痛すぎるのです…うーん。
とはいえ、本物の木を使っている美しさも捨てがたい。ナチュラルウッドならではの“エイジング”も楽しめますし、革素材とはまた違った有機質感もあります。そう考えると、MagSafeに完全対応してほしかった感がヒシヒシとしてきます。
MagSafeを使わない人ならアリ、私のようにヘビーに使っているなら要検討。…そんな感じのレビューまとめでした。
せっかくだし、飾っておこっかなー!?
おまけ
…“飾る”!?
そっと箱に仕舞うのであった……。
おいーーーー!!
なら、私が買い取りましょうか!?
うん、乗った!
おわり
これでわたしもボタニカルっ!