残念。ThinkPad X1 Yoga 2019は『Lift'n' Lock』を廃止

サイト内の外部リンクはアフィリエイト広告を含む場合があります(詳細はプライバシーポリシーを参照)
記事のポイント
  • ThinkPad X1 Yoga(2019)はLift'n' Lock廃止!
  • 海外フォーラムでも悲しみの声があった!
  • 2018年モデルのほうが従来ファンにはおすすめ!

コレジャナイ感。

熱狂的ファンが多いThinkPad。その最新機種『ThinkPad X1 Yoga(2019)』では、アイデンティティーであった『Lift'n' Lock』を廃止しちゃったそうです。

四条ねこ

『Lift'n' Lock』は、キーボードをYogaるときにキーを収納する機構のことだよー!

まの

あら?あの機構を廃止したのですか?

四条ねこ

そうなんだよー。
あれがあるからこそ、Yogaる意味があったのになー。

『ThinkPad X1 Yoga(2019)』は『Lift'n' Lock』廃止

LenovoのCES 2019公式動画。

CES 2019で発表された、新型ThinkPad X1 Yogaシリーズこと『ThinkPad X1 Yoga(2019)』ですが、完全新設計のフルリニューアルモデルになりました。

仕様を詳しく見ていると…あのLift'n' Lockリフトンロック』が搭載されていない模様。

四条ねこ

えええーーーー!?

Lenovo公式動画で廃止確定が分かる

実は、ThinkPad X1 Yoga(2019)がお目見えしたときから、Lift'n' Lockキーボードを廃止してるのではと疑っていたのですが、海外のレビュー記事やレビュー動画を見ても、確証がなかったのでスルーしていました。

Lenovo公式動画からLift'n' Lockの廃止が確定した。

Image:Lenovo Unboxed: ThinkPad X1 Carbon and X1 Yoga at CES 2019 - YouTube
Lenovo公式動画からLift'n' Lockの廃止が確定した。

まの

あら…。

さたえり

キーボードが、従来のX1 Yogaみたく収納されてないやんね。

Lift'n' Lockキーボードについて。

従来のThinkPad X1 Yogaなら、キーボードの周りが突出してキーを守る機構(2016年モデル)があったり、キーボード自体が沈んで平らになる機構(2017年モデル)が存在していました。これがいわゆる『Lift'n' Lock』というLenovoのThinkPad X1 Yoga独自の機構です。

このLift'n' LockがあるからThinkPad X1 Yogaを選んでいた人がどれくらいいるかは分かりませんが、ThinkPad X1 Yoga(2019)には、残念ながらこの機構は搭載されていないということになります。

海外フォーラムでのLift'n' Lock廃止の悲しみ声

個人的には、このLift'n' Lock機構があるから、ThinkPad X1 Yogaを選んでいた(2016年モデルを購入していました)のですが…そんなに必要とされていなかったのでしょうか。

I like the retractable keyboard of the X1Y3 but X1Y4 won't have it. Also, the battery life is shortened.

Source:Lenovo Forums

四条ねこ

「第3世代(現行モデル)までの格納式キーボードが好きだけど、ThinkPad X1 Yoga(2019)には非搭載だからどうしよう」って言ってるねー。

Thin and light is nice, but why would you get rid of two of the best features for this machine? The flat black color first of all, and the retractable keyboard. That specifically is what sets this machine apart from other two in ones. Seems like a bad move to me.

Source:ThinkScopes

四条ねこ

こっちは、「Thinkな黒色と格納式キーボードという最高の2つの機能を廃止して、私は残念だ」って言ってるねー。

個人的には、この海外フォーラムの意見に同意。特に2人めのユーザーが言っているように、ThinkPad特有の漆黒のカラーリングとLift'n' Lockについては、X1 Yogaの“アイデンティティー”なはず。それをやめるのはもったいない気がします。

Lift'n' Lockはコンバーチブル型の理想

Lift'n' Lockはコンバーチブル型の理想

ここまでLift'n' Lock機構にこだわるのには、コンバーチブル型2in1ノートPCの理想があったからです。

コンバーチブル型、つまりYogaる(360°本体回転する機構)タイプの2in1ノートPCは、タブレット仕様時にキーボードに盛大に触れてしまうので、使用感も良くないし、精神衛生的にもよろしくない。このユーザーの声もあって、ThinkPad X1 YogaではLift'n' Lock機構が採用されたはず。

実際、Lenovo Japanの小杉氏が、Lift'n' Lockキーボード採用の背景をPC Watchのインタビュー記事で語っている。それくらい、このLift'n' Lock機構は、コンバーチブル型2in1ノートPCに無くてはならないものだと思うわけです。

四条ねこ

こうなってくると、今までのLenovoから考えると、2020年モデルではしれっと復活…とかあるのかなー?

前述のとおり、海外フォーラムでは廃止を悲しむ声があったので、ユーザーの意見をフルに取り入れてくれるThinkPadなら、次のモデルであっさりLift'n' Lockキーボード復活もあり得るのではと思っています。というか、復活してほしい。

個人的に買うなら2018年モデル

個人的に買うなら2018年モデル

そういうわけで、個人的にThinkPad X1 Yogaを狙うなら、2019年モデルではなく、2018年モデルだと思っています。

2019年モデルより60g重たい1.42kgですが、そのぶん漆黒のカラーリングが手に入りますし、Lift'n' Lockキーボードもある。そして、型落ちになるので、値段も処分価格になってきそうなので。

四条ねこ

Lift'n' Lockキーボードがどうでもいいなら、2019年モデルなんだけどねー。私は気になるのだよ〜。

まとめ「2020年モデルではLift'n' Lock復活を望む」

まとめ「2020年モデルではLift'n' Lock復活を望む」

Lenovo公式動画を見る限り、やはり『ThinkPad X1 Yoga(2019)』では、キーボードが沈み込むLift'n' Lockキーボードは廃止された模様。これには、残念に思っている人も少なくないはず。

2019年モデルは意欲的なモデルなので、できればそれに加え2020年モデルでは、Lift'n' Lockキーボードの復活が望まれる。なので、今買うなら『ThinkPad X1 Yoga(2018)』という選択肢もアリかもしれません。

四条ねこ

難しいところだけどねー。

この記事で紹介したガジェット

おまけ

まの

こうやって変わるタイミングには、どうしても賛否が出てしまいますよね。

四条ねこ

2019年モデルのほうが好きって言う人も絶対いるから、ここは完全に好みの世界だよねー。それでも、Lift'n' Lockは欲しかったけど…。

さたえり

せっかくの技術を非搭載なのは、もったいない気もするやんね。

おわり