- iPhone SE(第2世代)を予約した!
- 実はiPhoneらしいiPhoneな気がする!
- ミニマムでミニマルな美しさがそこにはある!
一番マジメなiPhoneかも。
先日、発表された『iPhone SE(第2世代)』を予約購入しました。正直、iPhone SE 2というよりは、iPhone 9じゃ…と今でも思っているのですが、それでも購入した理由を語ります。
iPhone 11 Pro持ってるのに買ったのね…。
まさか本当に買うとは……。
目次
新型iPhone SEを予約した
4月24日に発売される、新型『iPhone SE(第2世代)』を予約購入しました。
カラーは『ブラック』で、容量は128GBを選んだぞー!
iPhone SE(第1世代)は名機
熱狂的なファンが多い、4インチiPhone SE(第1世代)。
私もそんなiPhone SE(第1世代)大好きっ子のひとり。女性の小さな手でも、片手で操作できるギリギリの画面サイズ。落としにくく、ソリッドでシャープなデザイン。リアカメラが出っ張っていない(ここ重要)。間違いなく、iPhone SE(第1世代)はiPhone史に残る名機だと言えるはずです。
スペック的にも今さら使おうとは思わないけど、私はiPhone 11 Proよりも初代SEのほうが好きだったなー。
だからこそ、iPhone SE 2をこのサイズ感で待っていた人が多いのですよね。
iPhone SE(第2世代)への失望
iPhone SE 2がいつ出るかいつ出るかと言われて、ようやく登場したのが今回の新型『iPhone SE(第2世代)』。
ただ、そのサイズ感はiPhone 8と同じ4.7インチ。きっと、多くのiPhone SE(第1世代)ユーザーは、「これじゃない」とか「待っていたのと違う」と思ったはず。かくいう私も、かなり肩透かしを食った感じがしました。正直、iPhone SE(第2世代)というよりかは『iPhone 9』と呼ぶべきだとも。
もちろん、iPhone 6/7/8ユーザーからすれば、このiPhone SE(第2世代)は順当な進化だし、むしろ「こういうのを待っていた」と思う人もいるはずです。要するに、人それぞれ。ただ、4インチ教信者からすると…失望と落胆があったかもしれません。
でも、iPhone SE(第2世代)予約したんよね?
そうなのであーる。
買った理由:4.7″のiPhone 11 Proのムダのなさ
待っていたiPhone SE 2じゃなかった。なのに、今回発表された新型iPhone SE(第2世代)を購入した理由。それは、最大級のスペックでありながらも、最小限の機能性に留めていると感じたから。つまり、贅肉のないiPhoneという感じ。
見た目は8でも中身は11
今回のiPhone SE(第2世代)は、見た目こそiPhone 8と一緒だが、SoCはiPhone 11 Proと同じ『A13 Bionic』を採用。さらに、カメラはシングルカメラながらも、『ポートレートモード』を搭載している。無線LANが『Wi-Fi 6』に対応している点も頼もしい。もちろん、eSIMに対応したDSDS仕様。
そうです。カメラの数やディスプレイのパネルこそ、iPhone 11 Proから劣るものの、内部の抑えるべきスペックはしっかりと上位機種を踏襲しているのです。
iPhone 8の外観にiPhone 11 Proを入れ込んだ感じなのであーるっ!
価格はiPhone 11 Proの半額以下
つまり、多くのユーザーが求めている(とAppleが思っている)機能をすべて詰め込んだ“最大級のスペック”。でも、価格はiPhone 11 Proの半分以下。言い換えれば、約5万円分の贅肉を削ぎ落とした“最小限の機能性”を持ったソリッドでマジメなiPhoneなのです。
結局のところ、iPhone SE(第2世代)を購入した理由は、最新だけどトレンドを追っかけないこのマジメなiPhoneが欲しかったから。不変的なiPhoneが欲しかったから。そういうわけだったのです。
そう考えると、初代iPhone SEと似ている気もしてきますわね。
うーむ、そうかも!?
スペックは最大級だけど、“フラグシップじゃない”ところに惹かれるんだよね〜♪
諦めたもの:片手操作とジョブズの面影
そうはいっても、すべてにおいてiPhone SE(第2世代)を納得したわけではなかったりします。本当は4インチなiPhone SE 2を待っていたわけなので……。
新型iPhone SE(第2世代)を買うと決めたにあたって、
- 片手操作で完結させること
- ジョブズ最後のiPhoneデザイン
という2点をしぶしぶ諦めることにしました。
4.7″は片手操作に諦めが必要
おそらく、多くのiPhone SE(第1世代)ユーザーが思っていることの1つとして、iPhone SE(第2世代)では片手操作が難しいというものがあるはず。
この2機種の4インチと4.7インチの差は、小さいようで大きい差。手の大きいユーザーからすれば特段気にすることではないかもしれませんが、手の小さい女性のようなユーザーからすると、僅か0.7インチ差であっても、片手操作が一気に厳しくなってしまうもの。
画面の上に位置するボタン類については諦めるしかないとして、仮想キーボードについては、左に寄せる(左利きです)ことである程度解決できるはず。
これですべて解決…とはいかないですが、Appleが4インチのiPhoneは出さないことが、今回のiPhone SE(第2世代)発表で明らかになったので、ユーザー側が慣れていくのが必要になってきそうです。もちろん、UI・UXの進化を期待しつつ。
旧SEは至高のデザイン
個人的にiPhoneシリーズの中で美しいと思っているのは、『iPhone 3G/3GS』・『iPhone 4/4S』・『iPhone 5/5s/SE』の3デザイン。特にiPhone 5系のデザインは、絵画的デザインと工業的デザインが高次元で調和されたスマートフォンの1つだと思っています。
CNET(iPhone 5, not 4S, was Steve Jobs' final project)によると、故スティーブ・ジョブズが手掛けた最後のiPhoneが『iPhone 5』だったと言われています。そう、そういう意味でも、iPhone SE(第1世代)のデザインでiPhone SE 2を出してほしかったということもあったりします。
スティーブ・ジョブズが生きていたら、カメラが出っ張ったiPhoneを許したかも気になるんだよねー。
ミニマムがいい、ミニマルでいい
——最新だけど尖っていない。安心感。追っかけなくていい定番感。
これこそ、いろいろな想いがあるなか、iPhone SE(第2世代)を予約購入した最大にして唯一に理由。
AppleもiPhoneも好きなので、毎年毎年iPhoneをこれからも買い続けることになるはず。でも、それって、意外と疲れたりするものだったりします。変な話ですが、毎年買い替えるということは、最新のiPhoneを1年リースしているようなものなので、愛着が湧ききる前に巣立ってしますのです。
しかし、このiPhone SE(第2世代)は、最新ではあるけれども、きっと毎年出るようなiPhoneではないはず。しかも、トレンドを追っかけたりはしていない。この真面目な姿勢と質実剛健としているスペック。こういうiPhoneこそ、愛着が湧く相棒になるんじゃないかと、ふと思ったりもします。
ミニマムでミニマルって、まさにApple的思想だと思うし、iPhone SE(第2世代)には長い期間お世話になる気がするっ!
そう考えていくと、素敵なiPhoneですよね。
まとめ「AppleらしいiPhone。それがiPhone SE(第2世代)」
そういうわけで、iPhone SE(第2世代)を予約購入しました。
発表当初は「これじゃない」と思っていたけれど、いろいろ考えていくと、実はこれがiPhoneとしての1つの終着点ではないかとも思えてきました。
トレンドな複数カメラも、有機ELディスプレイも、ベゼルレスデザインも、すべてナシ。だけれども、どこか安心する不変的な定番感がある。それが新型iPhone SE(第2世代)だと思っています。
SEは“Special Edition”!これに尽きるっ!
おまけ
Special Editionだから、最上位iPhoneは実はiPhone SE(第2世代)説っ!
そ…それは……。
無理がありますが、“Special Edition”という響きはいいですよね。
おわり
新型SEって、贅肉を落としたマジメiPhoneだと思うのであーるっ!