- Kyashのスペック・対抗決済方法・使い方を一挙公開!
- おすすめの使い方はApple Pay with Apple Watch!
- 鉄の掟を網羅して損をしない使い方をすべし!
私的“Kyashハック術”を大公開。
VISAプリペイドカード『Kyash』。その使い勝手の良さから、ユーザーも増えつつあります。…そこで本記事では、私が実際に活用しているKyashの使い方とハック術について語ります。
FinTechなライフハックですわね。
うぬっ!
Kyash記事、これにて完結!…かもっ!?
目次
Kyashの基本的知識
Kyashハック術について語る前に、簡単にKyashのスペックや対応している決済方法について解説していきます。
分かってる人は、飛ばしてくださり〜!
Kyashカードのスペック
Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | ||
国際ブランド | VISA | VISA | VISA | |
非接触型決済 | Visaタッチ (NFC Pay) |
○ | - | - |
Apple Pay (QUICPay+) |
○ | ○ | ○ | |
Google Pay (QUICPay+) |
○ | ○ | ○ | |
暗証番号決済 (ICチップ・PIN) |
○ | - | - | |
3Dセキュア | - | - | - | |
利用可能範囲 | 国内利用 | ○ | ○ | △¹ |
海外利用 | ○ | △¹ | △¹ | |
利用上限 | 1回 | 30万円 | 5万円 | 3万円² |
1か月 | 100万円 | 12万円 | 12万円³ | |
ポイント還元率 | 付与率 | 1% | 0.5% | 0.5% |
還元上限 | 12万円 | 12万円 | 12万円 | |
発行手数料 | 900円 | 300円 | 0円 | |
年会費 | 0円 | 0円 | 0円 | |
本人確認書類 | 必要 | 不要 | 不要 |
各Kyashカードのスペック。
¹オンライン決済のみ。
²本人認証なし:5千円。
³本人認証なし:2万円。
現在、Kyash Cardには、
- Kyash Card:本人確認必要なメイン版
- Kyash Card Lite:本人確認不要なライト版
- Kyash Card Virtual:オンライン決済専用のバーチャル版
の3種類が存在しており、それぞれ上記のようなスペックとなっています。
リアルカードって呼ばれるのが、『Kyash Card』と『Kyash Card Lite』の2つ。バーチャルカードって呼ばれるのが、『Kyash Card Virtual』だぞっ!
Kyashの対応決済方法・非対応決済方法
■対応している決済方法
- サインによるクレジットカード決済。
- 暗証番号によるクレジットカード決済。
- Apple Pay(QUICPay+)決済。
- Google Pay(QUICPay+)決済。
- NFC Pay(Visaタッチ)決済。
■対応していない決済方法
- 3Dセキュアが必要な決済。
- Apple Pay(オンライン)決済。
Kyash Cardの種類によって異なってくるので、ここでは『Kyash Card(リアルカード)』を軸にして話していきます。
現在、Kyash Cardで対応していない決済方法は『3Dセキュア』を必要とする決済方法(楽天ペイの登録など)と、オンライン上でのApple Payによる決済。
以前は非対応だった、店舗での暗証番号(PINコード)による決済やApple Payによる決済、NFC Payについては、すべてアップデートされて現在では利用可能となっております。
普通のクレジットカードと同様に使えると思っていればおけおーだねっ!
Kyashのおすすめな使い方
Kyash Cardがどういうものかを復習したところで、私が普段活用しているおすすめのKyashの使い方を紹介します。
全部『Kyash Card』(リアルカード)前提にしてるからねっ!
実店舗決済での使い方
■実店舗での使い方
- QUICPay+対応の場合:Apple Pay
- VISAタッチ対応の場合:NFC Pay
- それ以外の場合:通常のクレジットカード決済
実店舗での決済の場合の使い方は、
QUICPay+(Apple Pay・Google Pay) → NFC Pay → クレジットカード決済
という優先順位で使っています。
できるだけお財布やクレジットカードを会計時に出したくない(手間だから)ので、QUICPay+が使えるお店ならば、積極的にApple PayやGoogle Payで決済しています。次点で同じく非接触型決済のNFC Payを利用。それもダメなお店ならば、通常のクレジットカードでの決済という方法にしています。
とにかくおすすめの使い方は、積極的にApple Payを使っていくこと。
特にApple WatchにKyash Cardを登録しておくと、iPhoneやAndroidスマホを出す手間すらなくなるので、かなーり便利。個人的にKyash CardとApple Watchのコンビネーションは大変便利で、おかげでQRコード決済をほぼ使わなくなりました。
オンライン決済での使い方
■オンラインでの使い方
- 全場合:通常のクレジットカード決済
ネット通販などのオンライン決済の場合は、普通にクレジットカードで決済するだけ。いたってシンプルです。
Kyash Cardの国際ブランドは『VISA』なので、おそらく大半のネット通販で使えるはずです。当然、Amazonも楽天市場もKyash Cardで決済できます。
Kyashハックの掟
そういうわけで、ここまででKyash Cardのスペック・種類・おすすめの使い方と見ていきました。
実は、ここからがKyash Cardのキモ。私が実践しているもっとおすすめの使い方、つまり“Kyashハック”とその掟について紹介します。
■Kyashハック鉄の掟
- 『Kyash Card』を発行すべし!
- 『Booking.comカード』からチャージすべし!
- 100円未満の決済には使わない!
- 12万円以上の決済には使わない!
これらがKyashハック鉄の掟あーるっ!
【掟1】『Kyash Card』を発行すべし!
まず1つめ、『Kyash Card』を発行すること。これは絶対条件です。
最初のKyash Cardのスペックと比較表のとおり、多機能・高機能・高還元率な『Kyash Card』(リアルカード)を発行しない手はありません。Kyash Card LiteやKyash Card Virtualで留めておかず、本人確認書類を提出してKyash Cardにしておきましょう。
【掟2】『Booking.comカード』からチャージすべし!
次に2つめ、『Booking.comカード』や『楽天カード』のクレジットカードからチャージすること。要するに、ポイントの二重取りです。
クレジットカードはお好みのカードでOKですが、個人的にはキャッシュバック型のクレジットカードがおすすめ。なので、『Booking.comカード』からKyash Card(リアルカード)へチャージをしています。(楽天カードも『ポイントで支払いサービス』利用で、事実上キャッシュバック可能)
こうすることで、
- Booking.comカード:1%還元
- Kyash Card:1%還元
となり、合計2%のキャッシュバック型の還元が得られるというわけです。
ミソは“キャッシュバック”なことっ!
【掟3】100円未満の決済には使わない!
最後に3つめ、100円未満の決済にKyash Cardは使わないということ。100円未満の決済は、前述のBooking.comカードや楽天カードを使います。
- Kyash Card(1%還元):100円以上の決済
- Booking.comカード(1%還元):100円未満の決済
要するに、上記のようになるのですが、それにはちょっとした理由があります。
実はKyash Cardの1%ポイント還元というのは、1ポイント未満の決済については“切り捨て”となるのです。
例えば、200円の買い物なら2ポイント還元。199円の買い物なら1ポイント還元。そして、99円の買い物なら0ポイント還元。という感じ。要するに、下二桁円はスルーされるということ。
なので、100円未満の買い物にはKyash Cardは使わず、キャッシュバックが月の利用額の合計で行われるBooking.comカードなどを利用するというわけなのです。(Booking.comカードの国際ブランドも『VISA』なので、ここを『Mastercard』の楽天カードにして汎用性を高めるのもアリ)
こ…細かいんやね。
ハックだから当然あーるっ!
【掟4】12万円以上の決済には使わない!
あ、最後じゃなかった…な4つめ。それは、12万円以上の決済には使わないということ。
前掲したように、Kyash Card(リアルカード)の上限額は、100万円/月に引き上げられています。これは嬉しいことなのですが、利用上限額が100万円/月だけど、ポイント還元上限額は12万円/月なのです。つまり、12万円以上使ったところで、ポイントはつかないということ。
なので、Kyashアプリから利用上限額の設定を12万円にしておき、高額決済については他のクレジットカードを使うようにしましょう。
Kyash Cardの欠点
良いことばかり言ってもアレなので、最後に…ここだけは「うーん」なKyash Cardの欠点を駆け足でお伝えしておきます。
【欠点1】『3Dセキュア』非対応
Kyash Cardユーザーには周知の事実なのですが、まさかの『3Dセキュア』に非対応ということ。
3Dセキュア非対応ということは、後述するQRコード決済での認証やその他の認証が通らないということになります。なので、一部サービスでは制約がかかるということは頭に入れておくべきでしょう。
【欠点2】QRコード決済との相性が最悪
3Dセキュア非対応つながりで言うと、QRコード決済との相性がKyash Cardは良くない…というか、最悪ということ。
- 楽天ペイ:3Dセキュア非対応なので登録不可
- PayPay:3Dセキュア非対応なので決済上限が5,000円/月
- Origami Pay:まもなくサービス提供終了
Kyash Cardで登録可能なQRコード決済は、『楽天ペイ』・『PayPay』・『Origami Pay』の3つが主にあったのですが、ご覧のとおり壊滅状態……。
これらは、ほぼKyash Cardが3Dセキュア非対応なのが原因。頼みの綱だったOrigami PayはQRコード決済から撤退(メルペイに吸収)されるので、Kyash CardをQRコード決済と組み合わせて使う意味は皆無でしょう。ここは素直にQUICPay+を使っていく形で。
【欠点3】オンラインのApple Pay非対応
ちょっと落とし穴なのが、Apple PayとKyash Cardの扱い。
晴れてApple Payでも利用可能になったKyash Cardですが、国際ブランドが『VISA』という部分が起因して、オンライン決済Apple Payでは使えません。なので、QUICPay+専用と思っておきましょう。(これはKyashのせいではないです)
まとめ「Kyash Cardは魔法のカード」
ユーザー数も増えつつある『Kyash Card』。
一時期改悪がありましたが、改めて俯瞰で見ると、一番使いやすくて高還元率なキャッシュレス決済なのが、この『Kyash Card』なはず。特にリアルカード(Kyash Card)を発行しておくと、かなーり便利に使えるので、ぜひ他のクレジットカード(Booking.comカードなど)と組み合わせて、自分なりのHackをしてみてください。
Kyash Cardは、日本版Apple Cardだったっ!
おまけ
語りましたわね。
ほんと、Kyash Card信者になってるやんね。
ふっふっふー。
キャッシュレス時代だけど、Kyash(キャッシュ)時代に突入あーるっ!
おわり
Kyash信者なねこちゃんらしいネタやね!