- 『iPad mini 7』の発売日はまだ先で2024年末に発表される可能性大
- 『iPad mini 6』から『iPad mini 7』の刷新は軽微なものになりそう
- ゼリースクロールが改善されないなら『iPad mini 7』を待つ理由は少ない
現行の『iPad mini 6』が発売されてから、約2年半が経過しました。
しかし、後継機種である『iPad mini 7』は一向に登場しません。そんな微妙なタイミングのなか、まだ見ぬ『iPad mini 7』を待つべきなのか、現行の『iPad mini 6』を買ってしまうべきか、ちょっと考えを巡らせてみます。
そうなると、例の“ゼリースクロール問題”が解消するか否か、ここが焦点ですわね。
やーっぱり、Appleにとっての『iPad mini』は“片手間仕事”やんね。
目次
発売されそうで発売されない『iPad mini 7』
発売されそうで、発売されない。
そんな、Apple製品の代表格。それが、『iPad mini 7』。
以前、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏が「次期『iPad mini 7』の発売日は、 2023年後半 〜 2024年前半 になる」と発言していたのですが、結局のところ、今日の今日まで音沙汰がありません。やはり、“mini”と名が付くApple製品は、Appleにとって、プライオリティが低いのでしょう。
なーんか、あまりやる気が感じられないよねー。
そもそも、iPad miniシリーズ自体、モデルチェンジのサイクルがゆっくりですものね。
| 発売日 | 製品サイクル |
iPad mini (第1世代) | 2012年11月2日 | - |
iPad mini (第2世代) | 2013年11月12日 | 375日 |
iPad mini (第3世代) | 2014年10月22日 | 344日 |
iPad mini (第4世代) | 2015年9月9日 | 322日 |
iPad mini (第5世代) | 2019年3月18日 | 1,286日 |
iPad mini (第6世代) | 2021年9月24日 | 921日 |
ちなみに、歴代iPad miniシリーズの発売日および製品サイクルを表にしてみると、上掲のとおり。
Apple Pencilに対応した『iPad mini (第5世代)』以降、 約2年半 〜 約3年半 という、超スローペースでモデルチェンジしていることが分かります。iPadファミリー自体、毎年モデルチェンジされるような製品ではありませんが、そんな中でも群を抜いてスローペースなモデルチェンジ、それがiPad miniシリーズなのです。
こうやって表にまとめると、モデルチェンジの遅さを改めて感じることになるやんね。
ですなー。
さすがに毎年モデルチェンジはしなくてもいいけど、最低でも隔年で刷新してほしいところあーる。
まだ見ぬ『iPad mini 7』を待つべきなのか?
現在、巷で出回っている情報によると、『iPad mini 6』から『iPad mini 7』への刷新というのは軽微なものになるようで、プロセッサが新しくなるくらいの刷新だそう。もしかすると、忌まわしき“ゼリースクロール問題”は解消しているかもしれませんが……。
そうそう、次期『iPad Pro』では、ディスプレイパネルに有機ELが採用されると言われております。しかし、こと『iPad mini』においては、2026年まで有機EL化されないというのが、もっぱらの噂です。
もちろん、このあたりは“Appleのみぞ知る”ですが、もしゼリースクロールすら解消されないのであれば、わざわざ『iPad mini 7』を待つべきかと言われると微妙なところでしょう。しかも、2024年中にリリースされるかも怪しいわけですし。
現行の『iPad mini 6』を買ってしまうべきか?
現行の『iPad mini 6』の発売日が“2021年9月24日”なので、購入してすぐに『iPad mini 7』がリリースされる可能性も無きにしも非ず。そうなると、確かに精神的に堪えるものが……。
ただ、Apple製品はリセールバリューが高いため、若干の追い金は必要となってきますが、そこまで金銭的に負担なく『iPad mini 6』から『iPad mini 7』に乗り換えることが可能です。
もし、『iPad mini 7』のスペックが微妙だったら、そのまま『iPad mini 6』を使い続ければよいわけですし。そう考えると、iPad miniを持っていないのであれば、とりあえず『iPad mini 6』を購入しておく、というのも手ではあります。そして、そのときはそのときなのです。
まとめ「悩むくらいなら…買ってしまおうず!」
2024年後半になるとの噂。
プロセッサのみの刷新になりそうな可能性大。
“ゼリースクロール問題”が解消されるかは不明。
ディスプレイパネルの有機EL化は、2026年までされない。
Apple製品はリセールバリューが高いので、仮にすぐに『iPad mini 7』が発売されても、少ない追い金で乗り換え可能。
なので、iPad miniを持っていないのであれば、買うべき…とまでいかなくとも、買っても問題はないでしょう。
現行の『iPad mini 6』も、“ゼリースクロール問題”さえ気にならなければ良いデバイスですので、気にならないなら買っても不満はないのです。
どうせ、『Apple M-Series』搭載にはならなさそうだからねー。
『Stage Manager(ステージマネージャ)』非対応なのは変わらず…だろうし。
おまけ
ま、ちょっと前に『iPad mini 6』の価格が値上げしちゃったのも、購入を悩ませるポイントではあるんだけどね。
勝ち負けではありませんが、何だか損した気分はしてしまいますよね。
うーん、『iPad mini 7』が出たら、もっと円安価格になりそうやけど……。
その可能性が高いから、すっごい憂鬱な気分になってしまうあーる。
おわり
iPad miniが有機ELパネルに刷新されるのは2026年ごろって言われてるから、今年中に『iPad mini 7』が発表されても、SoCを新しくしただけのマイナーチェンジっぽいんだよねー。