- 自然の素材に科学のパワーが備わったApple純正ケース!
- MagSafe対応製品を使うのならば純正ケースを選びたい!
- 側面完全保護ができるけどMagSafe跡が微妙に残る!
MagSafeと本革のフュージョン。
iPhone 12 Pro Max用のレザーケース、Apple『MagSafe対応iPhone 12 Pro Maxレザーケース』をレビュー。ついに、側面を完全保護できるように。MagSafe充電器で跡が残るのが気にならなければ、これがベストバイ。
発売前に騒がれていた圧着跡ですわね?
革製品やから、ある程度は仕方なしやね。
目次
Apple『MagSafe対応iPhone 12 Pro Maxレザーケース』って?
MagSafe対応iPhone 12 Pro Maxレザーケースってなに?
新規格『MagSafe』に対応した、Apple純正のiPhone 12 Pro Max用のリアルレザーケース。
- 安定の純正クオリティ
- 美しきAppleロゴマーク
- 側面完全保護
- MagSafe対応
- リアカメラ部分の突出
- MagSafe充電器の圧着跡
MagSafeが使える本革ケースが欲しいし、圧着跡は全然気にしない!
…うぬ、それならこのケースが一番なのであーるっ!
本体チェック
MagSafe対応iPhone 12 Pro Maxレザーケースのサイズは 81×166×11mm で、重さは30g(いずれも実測値)。ケース自体はそこまで大きく重くないが、ケースを装着すると、ただでさえ重たいiPhone 12 Pro Maxがもっと重たく…うっ。
ケースの素材は製品名が表しているようにレザー製。レザーと言っても合成皮革ではなく、れっきとした本革製なのです。ただ、すべてがレザーというわけではなく、リアカメラのバンパー部分はPET系素材で、ボタン部分はアルミニウム素材が用いられています。
かわいい色からクールな色まであるけど、ベーシックな『ブラック』を選んだぞー!
ケース内面には、Apple純正レザーケースおなじみのマイクロファイバー素材で覆われています。外からも中からも守る。こういう素敵な配慮ができるのが、Appleの純正ケースなのです。
そして、マイクロファイバー素材の中にある円状のミステリーサークルなデザイン。ここに今回のキモであり、MagSafe対応iPhone 12 Pro Maxレザーケースという製品名にもなっている『MagSafe』があるというわけです。
では、この丸いMagSafeな部分には何があるかというと、MagSafeケース用のマグネットアレイが囲むように組み込まれています。ちなみに、Appleのガイドラインでは、マグネットアレイは2.0mmを規格値として設けています。うん、細かい。
そうそう、Apple純正ケースといえば、本体下側面が保護されていないというのがネックでした。しかし、今回のMagSafe対応iPhone 12 Pro Maxレザーケースでは、しっかりと側面すべてがフルカバーされています。これを待っていました。
やったーーー!今夜は赤飯炊くぞー!
大袈裟やねぇ…てか、赤飯って……。
ボタン部分はアルミニウム素材が嵌め込まれており、ケースを装着した状態でも、カチカチと小気味よく押せるようになっています。これがデザイン上のアクセントにもなっていて、ケースの美しさを引き立てています。
着けてみた
iPhone 12 Pro Maxと合体の装着のドッキンーーーーグっ!ぽこじゃか!!
iPhone 12 Pro Maxに装&着してみました。うーん、きらびやかでゴージャスなiPhone 12 Pro Maxが一気にシックな佇まいへと変わりました。ステンレスも美しいけど、リアルレザーの美しさにホクホク感がぽこじゃか出てきます。ぽこじゃか。
ぽこじゃかって…これは言語学者呼ばないとやね。
さたえりさん、スルー推奨ですわ。
せっかくぽこじゃかしたのにー。
…それはそれとして、やっぱり側面がフルカバーされると一体感が増して、以前のApple純正レザーケースよりもiPhoneに馴染んでいる気がします。この側面を4面すべて保護する方式をこれからも採用してほしいところ。
気になるLightningポート部分ですが、結構クリアランスが確保されています。これならLightningケーブルのハウジング部分(持つ部分)が太くても大丈夫そう。純正ケーブルのふたまわりくらい太いくらいなら挿さる感じ。
これぞオトナのiPhone 12 Pro Max。うむうむ。
できる人“風”ですわね。
使ってみた
跡は残れどMagSafe充電器の相棒
『MagSafe対応iPhone 12 Pro Maxレザーケース』、という名前にもなっているくらいなので、Apple純正『MagSafe充電器』を合わせて使いたいところ。
MagSafe充電器を使うには、MagSafe用のマグネットアレイが必須ではないのですが、これが搭載されていることにより、ピタっと吸着して充電できるわけです。イメージはまさにMacに採用されていた元相MagSafeのそれ。
このMagSafeとマグネットアレイが災いして、MagSafe充電器を使っていると、マグネットの圧着跡がレザーケース側に残ってしまうのが残念といえば残念。ただ、レザーケースはどう使っても汚れたり劣化するもの。なので、マグネット跡も味として捉えれば…気にならないかも。
気になる人は、結構気になるかも…ですなー。
完成された側面完全保護
Apple純正レザーケースは好きだけど、iPhoneの下側面が保護されないのがちょっと…と避けていた人には嬉しい、今回の側面フルカバーというアップデート。
iPhoneのProやXシリーズは側面のマテリアルがステンレスということもあり、アルミニウムよりも擦り傷が気になるのは確か。だからこそ、今回のApple純正レザーケースの意義は非常に大きいのです。iPhone 13、iPhone 14…となっても、側面のフルカバーは継続してほしいのが私の願い。
解せぬリアカメラバンパーの突出
買う前から理解はしていたけど、やっぱり気になるのがここ。
そう、リアカメラを保護するPET素材のバンパー部分が突出しているということ。ちなみに、この突出はiPhone 12 Pro Maxだけ顕著。というのも、今回のiPhone 12シリーズ、iPhone 12 Pro Maxだけリアカメラが巨大化しているのです。
前述したように、iPhone 12シリーズの中で、iPhone 12 Pro Maxだけリアカメラの突出レベルが大きいので、仕方ないといえば仕方ないところ。現に、OtterBoxのiPhone 12シリーズ用ケースでも、iPhone 12 Pro Max用だけ非ツライチ。
でも、気になるのですね?
だって…ねー。
じゃあ、背面がツライチになるケースを選べばよいのですが、ケースが分厚くなるとMagSafeが上手く作動しない可能性も……。なので、個人的な解決策としては、Apple純正のレザーウォレット(MagSafe対応iPhoneレザーウォレット)を装着して、出っ張りをごまかすのがベターを考えたりしています。
まとめ「跡も味だと思えるなら純正レザーケースが最適解」
そういうわけで、今回のApple『MagSafe対応iPhone 12 Pro Maxレザーケース』のレビューを総括すると…
- 本体下側面もバッチリ保護される
- やっぱり本革の質感は素敵
- MagSafe充電器を使うと跡が残る
- iPhone 12 Pro Max用は背面ツライチではない
という感じです。
リアカメラ部分の突出ですが、MacRumorsを見ると、iPhone 12 Pro Max以外のiPhone 12シリーズの純正レザーケースはツライチな模様。なので、iPhone 12ユーザーは気にする必要ナシ。あくまで、Pro Maxだけ。
MagSafe充電器を使うことに生じる圧着跡。これについては、避けては通れないことなので、革製品特有の“味”と思えるなら…というか、思いましょう。そこさえ気にしないなら、やっぱり純正レザーケースはおすすめです。
問題は、非ツライチの背面部分をどうするかなんだよねー。
おまけ
Apple純正レザーウォレット必須ですわね。
もう、ツライチにすること諦めたら?
それは困るっ!
ツライチじゃないiPhoneなんて、嫌だぁあああああ!!!
子ども以下ですわね……。
おわり
MagSafe跡も“味”と見るなら、おけおーあーる!