- AIが自動的に快適な室温にしてくれる。
- どんなエアコンもIoT家電対応になる。
- 外出先からもリモコン操作が可能。
- 温度・湿度・稼働時間が履歴で一目瞭然。
- 多機能なので慣れるまで大変。
- アカウントを作る必要あり。
これぞ、未来のリモコン。
どんなエアコンでもIoT家電になってしまう魔法のグッズ。それが今回の『Ambi Climate 2』というWi-Fiリモコン。AI搭載で常に快適な気温にしてくれるとのことなので、レビューでチェックしてみます!


IoT対応のエアコンは、ちょっとお高いですものね。

これだけでWi-Fi対応になるなら、既存のエアコンでもできるってことだよねー!すごいっ!!
目次
Ambi Labs『Ambi Climate 2』とは?
Ambi Labs『Ambi Climate 2』の特徴
- スマホからエアコンのリモコン操作が可能。
- ユーザーに合う室温をAIが学習してエアコンを設定。
- 天気・日差し・時間帯・室温・湿度からエアコンを自動設定。
- Amazon Echo・Google Homeと連携可能。
- エアコンのタイマーのルールを細かく設定可能。
今回レビューするのは、Ambi Labs『Ambi Climate 2』という、既存のエアコンをIoT家電対応にするWi-Fi対応リモコンです。
Ambi Climate 2の公式動画。
簡単に説明すると、一般的なエアコンのWi-Fiリモコンになり、AIによりユーザーが快適と感じる室温設定にしてくれるというIoT家電。自動設定も可能ですが、スマホから手動でON・OFFも可能になっています。

いろんなエアコンがIoT化するのがポイントやね!
外観:家電っぽくないデザインで部屋に馴染む
まずは、Ambi Climate 2本体のデザインを見ていきます。
こんな感じで、Ambi Labs『Ambi Climate 2』は、非常にシンプルで北欧雑貨を感じさせるデザイン。これならインテリア的にも、部屋の邪魔にならないはず。
Ambi Climate 2に搭載されている端子類は左から、
- Micro USB
- USB Type-A
- リセットボタン
となっています。
このMicro USBから電源を取って、Ambi Climate 2本体を駆動させるようになっています。つまり、USBで動くということ。余計なACアダプターが増えないのが高評価。

下の木目調デザインが可愛いやんね!
海外の製品なので不安だと思いますが、しっかり『技適マーク』も『PSEマーク』も取得済みです。また、アプリや説明書も日本語化されているので、安心して使うことができるはず。

可愛い本体だよねー!

ガジェットっぽくないし、インテリアの邪魔にならないのがポイントやね!
付属品:本体に合わした白オンリー
Ambi Labs『Ambi Climate 2』の付属品
- クイックスタートガイド
- USB充電器
- USBケーブル
付属品は非常にシンプル。
なお、説明書はしっかり日本語化されているので、簡単にセットアップ可能でした。また、Ambi Climate 2はエアコンのリモコンが届く範囲に設置しましょう。
製品ポイント:普通のエアコンがIoT家電化するエモさ
どんなエアコンでもIoT家電に
自分のエアコンが対応しているか不安だったのですが、Ambi Climate 2は対応の幅が広く、エアコンのリモコンにディスプレイがあるものなら基本的に全対応。なので、よほど古いエアコンでなければ大丈夫なはず。

気になる人は、公式サイトの対応表をチェックやよ!
ちなみに、私のエアコンは対応表に非掲載でした。ただ、Ambi Climate 2はマニュアルでも設定できるようなので、私の15年選手のNational(古い!)のエアコンでもバッチリ登録できました。
スマホがWi-Fi対応エアコンのリモコンに
このAmbi Climate 2は、Amazon Echoにも対応しているのですが、基本的にはスマホとWi-Fi接続して、専用アプリ『Ambi Climate』でスマホ経由でエアコンをリモコン操作する仕組みになっています。

Ambi Climate 2本体は、ネットとエアコンをIoT的につなぐハブってイメージやね!
アプリでの設定は手順が多いのですが、アプリ側のガイドがかなり親切なので、誰でも設定できると思います。
そうそう、Ambi Climate 2を使うには、Ambi Climateのアカウント登録が必須になってきます。セキュリティー的にどうかなと思う部分(個人情報など)もありますが、名前や電話番号を登録するわけではなく、エアコンと紐付けるだけなので大丈夫だと判断しました。
モード切り替えも温湿度もOK
Ambi Climate 2の搭載モード
- 快適(AIがユーザーに適した温度に自動設定)
- 温度(設定した室内温度にキープ)
- 外出(設定した室内温度に下回ったときのみ起動)
- 手動(手動でエアコンをリモコン操作)
- オフ(エアコンの電源を切る)
Ambi Climate 2には、上記の5つのモードが搭載されています。
『手動』モードは、本当に普通の赤外線リモコンのようにエアコンを操作できるものなので、ただリモコン操作をしたい場合は、このモードでもOK。
5つのモードでおすすめなのが、もちろん『快適』モード。
このモードを使うと、Ambi Climate 2のAIが、使っているユーザーの状況を察知し、ユーザーが快適だと思う室温に自動でリモコン設定してくれます。これぞ、まさにIoT家電。未来を感じるなら『快適』モードを積極的に使いましょう。
暑い・寒いをAIが学習する
Ambi Climate 2のキモである『快適』モードは、ユーザーの暑い・寒いをフィードバックして、もっとも快適な室温にしようとAIが頑張ってくれます。
アプリの上部に暑さを感知しているアイコンが表示されているので、それを参考にして、寒いと感じたら寒いとアプリでAmbi Climate 2に知らせていきます。これを繰り返すことによって、AIが学習してユーザーにあった室温にリモコン操作してくれるということ。IoT家電って賢い!
外出先からもリモコンが使える
かなーり便利なのが、外出先から自宅のエアコンのリモコン操作ができること。これで、家に帰った瞬間“即快適”という夢のようなことができちゃいます!
しかも『外出』モードでは、設定した温度・湿度を上回ったら(下回ったら)自動でリモコン操作され、エアコンがオンになります。これって、一人暮らしでペットを飼っている人にとっては、絶対欲しかった機能だと思います。だって、決まった室温にずっとしてくれるのですから。

確かに、夏になるとペットを置き去りにしておけないですものね。

そうなんよね。
でも、どうしてもペットを連れていけない場所ってあるから、短時間だったら『外出』モードを使うといいと思うんよね。あとは、ペット用カメラ『Furbo』と併用してもいいかもやね!
履歴を見られて節電効果も
最後は、このAmbi Climate 2は、ただリモコン操作をするだけではなく、IoT家電らしいログ機能も備わっています。
Ambi Climateアプリの分析というタブを押すと、こんな感じにエアコンの稼働時間や温湿度、平均のエアコン設定値などが細かく見ることができます。
こうやってデータを目視できることによってAIが働いてくれている…なんて感じたり、自分で意識して節電に持っていくことも可能です。ネットワークにつながるIoT家電らしい、エアコンの使い方だと思いました。
こんな人にオススメ!
Ambi Labs『Ambi Climate 2』をオススメできる人
- エアコンを最安でIoT家電化したい人。
- 一人暮らしでペットを飼っている人。
- 自動で全部おまかせしたい人。

ズボラな人から、神経質な人まで使えるIoT家電って感じやね!

ペットを飼っている人にはベストバイだよねー!
まとめ「IoT化でエアコンに家電のミライを感じるのだ!」
今回は語らなかったのですが、サポートや開発も熱心で、どんどんブラッシュアップされている感じがする『Ambi Climate 2』。
何より、今使っている普通のエアコンが、これだけでIoT家電化してスマホやAmazon Echoから操作できるのがエモいところ。最小限の投資で、最大限快適になれるIoT機器って感じがしました。

この夏はぜひエアコンをIoT家電にしてみよう!
この記事で紹介したガジェット
おまけ

かなり面白いガジェットですよね。実用度も高いですし。

IFTTTとも連携できるところが、開発をやっている人からするとエモいポイントだよねー!

エアコンの対応の幅も広いし、かなりオススメできる気がするIoT家電って感じやね!
おわり
キモはどんなエアコンでもIoT化やね!