- iPhoneはApple Pencil非対応だけどペンはやっぱり使いたい!
- デジタイザーペン対応Android機があるからこそ隣の芝生が青く見える!
- 暫定的な代替ペンは『SonarPen』か『PASTEL SKETCH』かも!
iPhoneでもペンが使いたい。
iPhoneが『Apple Pencil』に一向に対応してくれないので、“代替のペン”を探すことにしました。Android勢(GalaxyやHUAWEI Mate)は使えるからこそ、隣の芝生が青く感じるのです。
デジタイザーペン…ですか。
噂が出ては消えての状態やもんね。
目次
iPhoneはApple Pencil非対応
——iPadで使える『Apple Pencil』は、iPhoneでは使えない。
そんなことは当たり前の周知の事実。今でこそiPadシリーズは、すべてApple Pencilに対応していますが、初登場は初代iPad Pro 12.9インチが登場した、2015年というタイミングでした。そこから数年をかけて、iPad Pro・iPad Air・iPad mini・iPad…という、全部のiPadファミリーでApple Pencilが使えるようになったのです。そう、iPad“は”。iPhoneは…蚊帳の外です。
数年前から、「新型iPhoneはApple Pencil対応になる」という噂が、毎年のように出ています。その結果は…ご存知のとおり。2021年1月時点での最新のiPhoneである『iPhone 12』シリーズでも、期待のApple Pencilは非対応のまま。
タブレットに比べると、スマートフォンのデジタイザーペン*1需要というのは決して多くはありません。いわゆるニッチと呼ばれるジャンルに属しています。とはいえ、Androidスマートフォン界隈に目を向けると、Galaxy NoteやHUAWEI Mate、LG V60 ThinQ 5G…など、意外とデジタイザーペンに対応しているデバイスが多く存在しています。
そうなると、iPhoneユーザーとしては隣の芝生が青く見えて仕方がない。でも、デジタイザーペンであるApple Pencilは非対応。そこで、代わりのスタイラスペンやデジタイザーペンを探そう、というわけです。
*1デジタイザーペン:専用のペンを利用しないと接触検知が行われないペンデバイス
スタイラスペン ⊇ デジタイザーペン
先にハッキリしておかないといけないのが、
スタイラスペン ⊇ デジタイザーペン
ということ。
『スタイラスペン』というと、ペン先がシリコンや導電性繊維の製品も含んでしまうので、Apple Pencilのような振る舞いは期待できないでしょう。スタイラスペンの中には、ペン先がディスク上になっているものもあります。これなら前掲したペン先のスタイラスペンよりも、より細かな描画が可能にはなりますが、それでもApple Pencilのように使えるのかと言われると…それは微妙なところ。
『デジタイザーペン』というのは、Apple Pencilやペンタブに使われるような、筆圧感知・パームリジェクションの2つが対応しているもの。製品によっては、それらに加えて、傾き検知やホバー検知もしてくれたりします。これらの機能が備わっているからこそ、デジタイザーペンを使えば、書き物やお絵描きに集中できるというわけです。
しっかりと書き込めるペンが欲しい、というわけですね?
要するにそういうことであーる!
ペン描画に最適なMaxサイズ
そこまでして、私がiPhoneでのペン描画にこだわっているのかというと、『iPhone 12 Pro Max』のディスプレイサイズやその形状が、とにかくペンが欲しくなる感じだったから。
6.7インチという大型でフルフラットなディスプレイは、まさにペンを使ってくださいと言わんばかり。iPhone 12 Pro Maxを使えば使うほど、何かApple Pencilのように振る舞ってくれる代替のペンが欲しいと思うようになってしまうのです。
Galaxy S21シリーズも、最大サイズの『Galaxy S21 Ultra 5G』だけはS Pen対応なんだよね。iPhoneもPro Maxサイズだけでいいから、デジタイザーペン対応にしてくれないかなー!?
Appleにその気があれば…やんね。
暫定的なiPhone用デジタイザーペン
結局のところ、iPhone 12 Pro Maxで使えるベストなデジタイザーペンはどれ…というところで、私はGreenBulbの『SonarPen』(レビュー)という製品を使っています。
かなり前にレビューしたペンですよね?
てっきり使ってないと思ってたけど、活用してたんやね。
えーと…最近倉庫から出してまた使い始めたっ!
…え!?
このSonarPenは、φ3.5mmのステレオミニ端子に有線接続するタイプのiPhone・iPadに対応したスタイラスペン。
SonarPenはいわゆるディスクタイプのスタイラスペンに属しているのですが、対応アプリであれば、筆圧感知とパームリジェクションが使えるデジタイザーペンとしても利用可能。対応アプリは公式サイトに記載されているとおりで、GoodNotes等も対応予定リストに入っています。個人的にはFlexcilを愛用しているので、早期に対応してくれると嬉しいところ。
有線接続なので多少不格好なことと、デジタイザーペンとして使える対応アプリが少ないことを除けば、現状の落とし所としてはSonarPenかなと思っています。筆圧感知やパームリジェクションが一切不要なメモ用途として割り切るのであれば、プリンストンの『PASTEL SKETCH』もアリな選択肢かもしれません。
PASTEL SKETCHも気になるから買おっかなー!?
こうやってペンが増えていくんやね……。
まとめ「iPhone 13こそApple Pencil対応を熱望」
iPhoneでApple Pencilが使えない以上、代替のペンを常に探し続けなければなりません。来る、iPhone 13こそ、Apple Pencilに対応してほしいところ。
とはいえ、現時点ではそれは夢物語。iPhone 12 Pro Maxはペンが使いたくなるサイズ感なので、Apple Pencilが対応したiPhoneが出るその日までは、GreenBulbの『SonarPen』を『Apple Pencil(代替)』として使っていく予定です。
NoteShelfのiPhone版で手書きメモが取れたら最高なのになー。
おまけ
ねこさんはどちらも使っていますものね。
Apple信者の葛藤やね。
おわり
iPhone 12 Pro Maxにペンの力をっ!