- iPhone・iPad・Androidに対応。
- 電池不要でペアリングも不要。
- iPhoneでApple Pencil的に使える。
- ペンにキャップが欲しい。
- 対応アプリの充実が必須。
- 慣れるのに時間が必要。
iPhoneでもお絵描きできる!
iPhone・iPad・Androidに対応したデジタイザーペン『SonarPen』をレビュー。Kickstarterで約1,000万円集めた話題のペンをチェックしますぞ!
Android端末にも対応しているのもいいですよね。
デジタイザーペンが使えるAndroidタブレットって少ないんやもんね。
目次
GreenBulb『SonarPen』とは?
GreenBulb『SonarPen』の特徴
- 電池不要で使えるデジタイザーペン。
- 筆圧感知&パームリジェクション対応。
- Bluetoothペアリング不要。
- iOS・Android両対応。
今回レビューするのは、クラウドファンディングサイトKickstarter発のデジタイザーペン『SonarPen』です。日本では株式会社トライクが代理店を行っております。日本での購入方法は記事の最後にまとめてあります。
このSonarPenは、Kickstarterで約1,000万円の資金調達を達成したプロジェクト。iPhoneやAndroidでも使えるデジタイザーペンなので、これを待っていた人(私もそのひとり)も多いはず。
気になってたら、今回株式会社トライク様から提供いただけることになったんだよー!ありがたきっ!!
外観レビュー
本体
こちらが、SonarPen本体の外観。
見えているピンクのケーブルがiPhone・iPad・Androidに接続するためのケーブルです。それをこうやって、モバイルできるように本体に巻いておけるようになっています。なので、携帯性は悪くないイメージ。
こうやって、ケーブルをほどいてみると全体像が分かりやすいですね。
SonarPenは電池不要なデジタイザーペンという触れ込みですが、パームリジェクションや筆圧感知をするために通電が必要。それをこのステレオミニプラグから取るという仕組み。変な感じがしますが、しっかり動作はしました。面白い!
iPadはもちろん、iPhone XSもLightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタを使えば、バッチリSonarPenが動作するよー!
スタイラスペンにもいろいろありますが、このSonarPenはいわゆるディスクタイプ。
ディスクタイプのペンは非常に細かな描画ができるので、個人的には大歓迎。私は、Adonit Pro3という同様のディスクタイプのスタイラスを使っていますが、書いている部分が見やすいのでゴムタイプよりもおすすめ。
また、1つだけサイドボタンがついており、対応アプリであれば、ツールやコマンドをショートカット的に呼び出せるようになってます。ここはデジタイザーペンらしいところ。
付属品
GreenBulb『SonarPen』の付属品
- 交換用ペン先
- マグネットペンホルダー(2種類)
SonarPen本体以外の内容物はこんな感じ。
ペン先の替えについて気になっている人も多いはずですが、しっかりと替え芯が1つ付属しています。今後の展開にもよると思うが、替え芯の購入が容易になると嬉しいところ。
で、両サイドのペンホルダーは、どう使うのですか?
それはこーんな感じだよっ!
大きいほうのペンホルダーは、iPadやAndroidタブレットで使うと良さそう。
こっちは貼り付けるタイプっ!
小さいほうのペンホルダーは、Lightning端子に挿して使うタイプ。ちなみに、どちらのペンホルダーも、SonarPen本体とマグネットでくっつくようになってます。
こっちはLightning端子専用っ!
詳細レビュー
電池不要で筆圧感知&パームリジェクション対応
このSonarPen最大の売りは、電池不要・Bluetoothペアリング不要なのに、筆圧感知とパームリジェクションに対応していること。
iPad mini(2019)と接続してみたよー!
対応アプリ(公式サイト参照)ならば、しっかりとパームリジェクションと筆圧感知が作動しました。
…すごい!仕組みは謎!!
イヤホン端子に挿すだけなのに…エモいっ!!
今回は3つのアプリで試しているので、最後にまとめて紹介します。
iPhoneにも対応している稀有なデジタイザーペン
個人的にSonarPenのエモいところは、iPhoneでも使えるところ。
現行のiPadはすべてApple Pencilに対応しているので、絶対的な必要性は少ない。しかし、それがiPhoneにも対応となれば話は別。iPhone XS/XS Max/XRの大画面を“世界一小さなキャンバス”にできる。これこそSonarPenの面白いところ。
なお、SonarPenは3.5mmステレオミニプラグなので、現行のiPhoneと接続するには『Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ』が必要です。もちろん、アダプター経由でも動作OK。
対応アプリで書いてみた
実際に書いてみないとレビューにならないので、
- Zen Brush 2
- メディバンペイント
- ZoomNotes
の3つの公式で対応を謳っているアプリで試してみました。
順次対応予定みたいだけど、もう少し対応アプリは増やしてほしいなー。
Zen Brush 2
超有名な書道アプリ『Zen Brush 2』で「書」と書いてみました。
私は一応書道の有段者だけど下手…。
それはさておき、今回試したアプリの中で、Zen Brush 2が一番親和性が良かった感じでした。しっかり、“留め”や“ハネ”が表現されています。
メディバンペイント
お次は、こちらも有名なお絵描きアプリである『メディバンペイント』で、かるーくイラストを描いてみました。
私自身、普段はクリスタを使っているのでアプリに慣れていないのもありますが、SonarPen自体にちょっと“癖”がある印象でした。上手に描くには、SonarPenをできるだけ立てて描くことをおすすめします。
ZoomNotes
これは初めて知ったアプリなのですが、『ZoomNotes』というノートアプリでも書いてみました。
このアプリは私に合わなかったので、対応予定の『GoodNotes 4』に早く対応してほしいところ。あと、『GoodNotes 5』にも対応してほしい…。
やっぱ、Apple Pencilと比べてアプリの対応度がネックになってくるから、使いたいアプリが対応してるかは要チェックだねっ!
こんな人にオススメ!
GreenBulb『SonarPen』をオススメできる人
- iPhoneやAndroidでもペンを使いたい人。
- 筆圧感知とパームリジェクションが欲しい人。
- SonarPenに対応しているアプリを使っている人。
iPhone用スタイラスペンが欲しい人におすすめだったりするっ!
Apple PencilはiPad専用ですものね。
飛び道具な感じだけど、面白いガジェットやんね!
まとめ「iPhoneにもデジタイザーペンが舞い降りた!」
ディスクタイプのペン先なので、やはり慣れは必要です。でも、使っていくうちにコツがつかめてくるので、慣れれば案外快適に使えます。
特にiPhoneユーザーで、デジタイザーペンを探している人なら一考の価値はあるはず。国内だとMakuakeで支援できる(2019年06月14日まで)ので、気になる人は出資してみてはいかがですか?
Makuakeでの詳しい詳細は、下のリンクボタンからジャンプできるよー!
この記事で紹介したガジェット
おまけ
欲しかったから、提供してもらってありがたビームだったよ〜♪
Kickstarterで出資するの忘れてましたよね…?
う…うん……。あははー。
「あははー」じゃないでしょ!
おわり
Apple Pencilが使えないiPhoneこそ、この『SonarPen』の有用性が出てくるかもっ!?